安息日の予定でしたが物議を醸すだろうラミレスの継投について。
まず最初に5回で東を代えるのは通常ではありえません。
元々は先発を引っ張る監督ですから(1,2年目は先発を6回目途に起用しています)先発に長い回を投げて貰う重要性も知っています。
そして今の中継ぎ陣の状態。
昨夜、石田を起用した理由は中継ぎ陣の疲労を考えてでした。
登板間隔や球数管理を見つつシーズン戦ってきましたがシーズン終盤です。
大分きてます。
猶更、東に長い回を投げさせたかったラミレスでした。
じゃーなんで代えたのって言ったら雨。
雨天中止による引き分けを恐れたのだと思います。
雨降り続く予報でしたしね。
試合も25分間ほど中断しています。
引き分けすらできない状況故に1点で良いから勝ち越しておきたい。
雨に焦り、東を交代させています。
これ、この時期に、このゲーム差だからラミレス仕掛けたわけですが(今年良くやる賭けです)、
結果は外れ。
代打佐野は期待に応えることができませんでした。
こうなると厳しくなるブルペンです。
当然の帰結で苦しくなりエスコを起用し、そのエスコが回マタギとなって伊藤のパスボールとヒットで勝ち越し点を奪われてしまいました。
ここで、この時期、このゲーム差でなければエスコ続投だったと思いますが三上投入。
バンバン、ボンっ。
まぁ、わからなくもないです。
結局、賭けをしないといけないという認識の基、賭けをしたわけですが(昨日の話で言う危険牌を切って勝負してきた)、
何とも言えません。
本当は安牌(信頼の高い投手を切りたい)を出したいのですが中継ぎの状態を考えますと安牌自体がないです。
その起用、その気持ちもわかるのですが、
この時期、このゲーム差で賭けと評されるような事が許されるとしたら結果が必要です。
にて、
危険牌を、ロンされる覚悟で切り続ける攻めの采配。
本来的には我慢なのですが麻雀的にみると攻め。
安パイを切って降りるわけにいきませんから牌を回していくわけですね。
しびれる日々が続きそうです。
ローンって言われる、その日まで。
賭けのような采配続きそうです。
今のところ、ローンって言われてしまった感覚ありますがゲーム上可能性があるうちはいつものよう、
明日は明日の風が吹くというとは思います。
表面上はね。
内心は悔しくてって話になりますが、そう嘯くと思います。
この謎采配、謎継投と呼ばれる類ですが昨年の三上や三嶋の起用も含め理由があります。
もっとも、今日の継投はとびっきりの謎継投と断じられそうな継投となりそうです。
今年は優勝を目指していたので終始余裕がないマネージメントになってしまいました。
それが響き続けていますね。
そして一般的な監督は、
ワンデートーナメント方式になって、後は選手を信じるで使い切るのが通例
なのですが、
変に仕掛けますし(賭け)、温存しますし整合性がとれてないわけですね。
分かりにくい監督です。
まぁ、一応は事情があります。
それでも賭けと言われる類のものですし奇策と言われちゃうかもしれない作戦です。
欠点(リスクが大きい)がありますから批判されやすいです。
その作戦の正統性を担保するものは昨年同様結果だけでしょう。
結果が出なかった以上批判されるのも止むなきでしょうか?
エスコと言う危険牌を回マタギさせざる終えなくなったのは東の場面で動いたからなんですが、
南3局、親も回ってこないし麻雀でいう順位を気にして動いて傷口を広げた感じですかね。
点差的に未だ我慢できるなら動かないでしょう。
東場なら猶更、動かないと思います。
もっと言うと次のゲームに賭けて自重しても良いのですがラミレスの立場的には、この局が勝負でした。
後がないわけです。
気の毒な気持ちもありますが動いちゃいけない状況で動いちゃいましたね。
(っと言われることを承知の上でラミレスも動いています)
さて、今回の仕儀をラミレス、どう説明するのでしょう?
一応、雨が理由なのでは?(東も雨の影響でピリッとしていませんでしたが)
っとは思いますが。
試合途中(三上が打たれた時点)ですが記事化です。
まぁ、こんな状態でも中継ぎを温存しようと努力する姿はラミレスらしいですね。
一見すると整合性取れませんが(謎采配と言われる理由)今、最も信頼があって酷使気味の三嶋を投入しませんでした。
そこにラミレスらしさを覚えます。
ここで普通のチームならガクッと来ても変ではないのですがラミレスですからね。
本当は7月末で終わっていたチームです。
その足掻きを期待したいです。