は盗塁と犠打から、読み解くベイスターズの傾向について。
は、打撃編。
今回は守備編
64勝79敗1分け 勝率.448(5位)
祝・最下位脱出
チームDER 68.3(5位)
守備面でワーストを広島と争っていましたが、ついに最下位脱出。
因みにビリはヤクルト。
ヤクルト編にも書きましたが、元々、守備の良かったチームのDERが長期的に低下し始めた時、それはチーム転換期です。
ヤクルトガンバです。(*DERが元々高いチームでした)。
一方で長期低迷期を脱しつつある、お友達の広島さんとは差が開いた感じです。
選手構成的に、その差が開きそうな感じで、寂しく思っています。
シクシク
DERの重みですが数値的にイメージし辛いと思いますので、
疑似防御率と実際の防御率との差が守備によって生じていると仮定して計算した場合、横浜の守備はチーム防御率を0.21押し上げているかもしれないとでも考えて下さい。
逆に守備の良い巨人や広島はチーム防御率を0.2程下げています。
中畑さんは広島と同様、犠打を多用した、スモールベースボールを志向していると思いますが、現実には守り勝てなく、投手陣の足を引っ張り続けています。
センターラインがガッチリ固まると安心感あるのですが、横浜の場合、毎年、レギュラー争いをしているような状況でもあり、一向にメンバーが固まりません。
このラインを長期に同じメンバーで固定出来る事で、チームは強くなり、同じメンバーで固定した事で過渡期、終焉を迎え、チーム転換期を迎えます。
横浜の場合、進藤・石井・ローズ・谷繁の時代に頂点を迎え、後は・・・
(あの時代の内野守備陣は素晴らしかったです。)
ヤクルトを長らく支え続けた宮本。
捕手で言うなら古田→相川((/_;) 悪くないレベルの捕手です)→?
中日で言うならアラ・イバや谷繁。
等々、センターラインが固定されると安定的に強いチームになります。
尚、今年のセ・リーグAクラスですが、
阪神には鳥谷が、巨人には坂本・阿部(寺内も含めたいけど)が、広島には菊池・梵・石原が、それなりに安定的な守備を見せ、チームを勝利に導いたと思いますが、彼らが欠場した時のチーム力低下は目を覆うような惨状になると考えてます。
現状、守備面でピンチは
横浜と中日(適当に乗り切りそう空気もありますが)。
ヤクルトは、それなりに、その次を意識した選手を配置していますので、数年後には勝負できると思っています。
余談ですが、鳥谷が居なくなった後の阪神、文字通り暗黒時代になりそうで、他人事ながらヤバいですね。
どうすんでしょ?
以下、個人寸評
ブランコ・一塁
イ・デホと並んで下手。
まぁ、打撃が良いので、しゃないねぇ。
中村ノリ・三塁
リーグ平均並みとしておきたい。(ちょっと下)
内村・二塁
数字上、守備面でもアウチ。(簡易RF4.89)
怪我の影響?
因みに、それでも片岡(4.1)や西岡(4.65)より上。
梶谷・ショート
外野に行った方が良いんじゃないのかなぁ。
堂林や坂本のように失策が多くても、それ以上のアウトがあれば好意的に解釈出来が、文字通りザル。
悩ましい・・・
石川・二塁
簡易RFで5.42と、ライバルの内村に差をつけた感じ。
リーグでも2位の好成績。→簡易RFでみると、石川以上の成績は広島の菊池とSBの本田ぐらいです。
右翼・荒波
守備位置が悪いのか、センスが良くないのか、レンジ系の評価悪し。
守備範囲の広さを活かしきれてない状況。
その他・外野の皆さん
松本、打力不足。
多村さんと金城さんは出てくるだけ満足です。(ファンなので)
モーガン、センターとしては、やや下。
捕手
鶴岡さんガンバ。
指標で評価し難いです。