2014年、予想総括と、ベイスターズ

2014年、

2014年03月18日

セ 2014年 ペナント予想(混戦バージョン)の前振り 坂本編

にて、坂本、阿部が居なくても、巨人優勝と予想しましたが、

それ程、チーム力が抜けているチームが2014年巨人でした。

(監督力と言っても良いですが)

実際、4番不在のまま、2位と7ゲーム差をつけ優勝してもいます。

菅野が怪我から復帰して以降、他を寄せ付けないチーム力で優勝しましたが、誤算は、その菅野が怪我でCS不在だった事かもしれません。

他を圧倒するような個が2014年巨人の場合、菅野以外にいなかったわけです。

CSでの阪神との対戦は、W杯で日本が格上と対決すると苦しむようなシチュエーションでしたが、144試合を戦うとなると、その個を補うチーム力(マネージメント力)も、また、必要です。

さて、そんな大人な巨人に対し、

他のチームですが、

2014年予想にも書いてました通り、他のチームで80勝できるようなイメージがなく、

良くて75勝という事で、無理やり、その優勝ラインを落すべく、

坂本、阿部不在の予想をしたわけですが、

→それでも巨人優勝と予想

この75勝、阪神と広島の勝敗でもありました。

もし、対抗出来るとしたら、広島と阪神という予想でしたが、それでも75勝。

それだけの差が、巨人と、それ以外で感じたのが、2014年の関係性です。

その差が何処かで生まれるかと言うと、

3年の壁。

3年以上、レギュラー(規定打席)として活躍した選手数の差とも言えまして、

チームの基本戦力とも言える日本人野手だけで見ますと、

巨人 4人

阪神 1人

広島 0人

これ、存外大きいです。

えっ、

横浜?

論外です。

継続して選手が活躍しないので横浜の球団総年棒少ないです。

見ての通りです。

則本に対し、星野さんが、3年活躍して一人前と言ったそうですが、

「至言」と思います。

この3年の壁、

いろいろ原因ありますが、怪我をしない頑強な体であったり、相手の研究に屈しない適応力、成長力等であったり、

それら様々な要因を乗り越えられた選手が、

3年目の壁を超えられます。

黄金期と呼ばれるチームには、

この3年目をクリアできた選手が、複数人おり、その期待にそぐわぬ活躍をしています。

98年で言えば、

谷繁、石井、駒田、鈴木・・・(&ローズ、波留、進藤、佐伯、仲根。。。)

優勝するチームには、

核となれる選手が数人いる場合が多いです。

三年関係なく優勝したチームと言いますと、セでは記憶ないです。

三年連続規定打席をクリアした野手0人で優勝したのは95年のオリックスぐらいかもです。(パは詳しくないので、あるのかもですが)

そんなわけで、

2015年のベイ、個人的には未だ、未だと思っています。

決して強くないです。

が、28歳の石川がファーストチョイスにならない程、戦力が充実し始めているのも、また、事実です。

規定打席をクリアした時、

リーグ最下位クラスの打撃成績しか出せなかった選手ですが、

(.293 打った2010年でもRCWINでみると31人中29位 RCWINは基本、常にマイナス) 

ライバルが居ない故にレギュラーでもあり

伸び代を期待しての選手起用でもありました。

守備力を期待されて起用された巨人坂本とは真逆の起用法でしたが、

伸びそうで伸びない。

数字上、守備も、打撃も平均以下な年が多いのですが、あれ、開眼と感じる年もあり、その評価が難しい選手です。

横浜名物、トレードに出すと大活躍しそうな選手ですが

(FAした場合、補填もないですし、争奪戦になると思っています。)

伸び悩みに関しては、

いろいろ解釈出来ますが、

この選手が、規定打席をクリアして、かつリーグ平均並みの打撃成績。

RCWINで+を出せた時、球団初のCS進出が見えてくるかもしれません。

というより、やって欲しい。

石川が活躍する事で、

内外野の競争が活性化されますが、

それだけ横浜の中では抜けた選手でもあり(あれ程試合に出場している選手が居ません)、

ここ1,2年、

横浜にとって石川がキープレイヤーだとは思っています。

この石川がレギュラーを、がっちり確保するか、しないかで横浜の未来像が違って見えます。