期待という意味で言うなら、この方。
中日 高橋周平
OPS.879
二軍は、もう良いでしょう。
長打狙いとの兼ねあいもあり、
PA/kだけで判断するのは難しいですが、
OPSでみても、
.673→.762→.879っと年々、その実力を上げて来ています。
一軍で起用すべき時期に来ていますね。
それもあって、三塁あけたんでしょう。
勝負の年です。
準ブレイク予想
中日 福田
この人は、左右で極端に成績が違うので、二軍卒業として良いのかわかりませんが、
右で致命的な欠点を抱えつつ、勝敗を度外視して一軍で育成起用された福田。
対右は一年を通しても修正できず、経験をさせたという感じでした。
一方、対右が打率.204の0PS.587、PA/k=2.4。
右に限ると、守備重視で起用されるポジションのような打撃成績でした。
レギュラーですと、対右で400程打席に立ちます。
それを基に、2015年の福田の状態ですと、対右だけで167三振。
左も含めますと、200を超えて来ますので、良く我慢して起用していたとは思います。
守備専従の選手を時に、一塁で起用するような事を中日の谷繁はしていたわけです。
そりゃ、負けますわ。
(当たり前ですが、知っていてやっています。)
そんな欠点を抱えつつも、
左の81打席に対し、右は104打席立たせていますので、チームとして、かなり期待していそうですね。
波留打撃コーチの指導の基、打撃フォームを改造して、一年ですから、何処まで、右で良くなるか、期待の選手です。
一部には土井臨時コーチに指摘され何て、言われていますが、
あれ、誰にでもわかる悪弊です。
昔からの課題なんでしょうね。
これほど、右に対し、ぎこちないスイングをする選手も珍しいです。
今後に期待です。
中日・福田が9年目で習得した独自打法
華麗なスイングで竜の“ゴジラ”へ
因みに、私は、赤坂を気にしています。
PA/kを2014年との比較で、5.5→9と良化させています。
一軍(では6.13)でも、まずまず、通用していると感じ、起用して欲しいなぁ、投手から野手へと立場が変わって、
4シーズン目、和田も居ませんし、相手はナニータ、藤井です。
何気に、福田の状態次第で、レフトにビシエドが来るかもですが、
中日、上手く競争させていますね。
周平も絶対に起用されるというわけではないです。(エルナンデスがいる)
谷繁 僕が思うのは、やっぱりいつまでも競争していかないとダメなんですよね。だから、競争させながらレギュラーを掴ませたいですね。僕もなんだかんだ、そういう風にされて育ってきましたから。競争の過程で何かに気付き、練習に取り組んで、試合に入って結果を出していくっていう、そういうのが一番理想だと思っています。
野村 そうだよね。選手はいつまで経っても危機感を持っていないとやっぱりダメになるよ。
谷繁 ええ。僕は今年まで選手をやっていましたからわかりますけど、選手ってまずチーム内の選手を見るんですよ。それで自分と比べるんですよね。その中で、「こいつには勝てる」と思えば、やっぱり緩むんですよ。そうなるとダメになります。だから、競争相手になる選手を1人、2人作っておかないと、みんなレベルが上がっていかない。僕自身のことを振り返ってみても、僕の中では「絶対に負けない」という自負があっても、ベンチに競争するようにうまく仕向けてもらい成長できたと思っていますからね。
この辺、横浜の石川が壁を超えられなかった理由の一端かもですね(グリエル来て、大分、払拭されてはいますが)。
元横浜の村田も、似た部分在りますが、
内川が苦労し、苦労してレギュラー奪い、チームの中心軸に座していますが、
その差は大きいと思っています。
そう言う意味で、横浜の1軍手前層も、大分、厚くなりました。
チーム内的には厳しいですが、厳しい故に、選手が大きく成長しそうな時期に来ています。
前記事の
PA/kでみた二軍卒業状態の選手について、要は横浜宮崎敏郎推し記事
含めた総論
過去の成績をもって、この年はっと話すのは簡単なのですが、
シーズンオフに意識改革を行い、筒香のように別人のような打撃になる選手がいます。
ただ、前段階で、
筒香にしろ、梶谷しろ、何らかの指標で2軍成績を徐々に良化させているケースがほとんどで、その歩みが滞っている場合、
なかなかブレイクしないです。
それで行くと、中日高橋周平とかは順調に階段を登っていると感じます。
本人も、今年やらないとっと危機感を持って臨んでおり、しかも、その場が用意されています。
中日の場合、そういう場を作ってあげているんですよね。
その成長度をみて、球団もポジションを空けるなど、その期待の高さを覚えます。
実績上、ルナと比較すると、正直、起用し難いですが、そのルナは居ません。
シーズン通して使ってあげて欲しい選手ですし、一軍でより多くの試合経験を積めると感じます。
(min.250ぐらいは打つかなぁ、その翌年に本格開花しそうな予感)
というより、選手構成的に使わざる終えないです。
保険でエルナンデスと、森野が居ますが、その二人に勝つ事が周平に与えられたミッションです。
(バランス的に、一塁と、二遊間のデキも関わって来ますので、玉突き的に選手編成が変わります。)
その目論見通り、上手く行くかはわかりませんが、非常に面白い形にはなりました
谷繁元信監督がキッパリ断言。「今年のドラゴンズは面白くなる」