世論を敵に回す 絶対言ってはいけないNGワードと雑感
巨人軍野球賭博 現金やりとり、大半の選手が参加 巨人、NPB調査で把握も公表せず
験担ぎに関して、巨人軍が説明しましたが、ちょっと苦言を。
マスコミと世論を敵に回す
より引用。
コトバを言い換えて
●NGワード[その1]
「野球協約的には問題がない、協約は守っている」
マスコミや世論が求めているのは、野球協約を守っていたかどうか、だけではありません。
協約を守っているのは当たり前の話です。
ある意味で野球協約というのは、「社会規範を保つための最低基準」を示しているにすぎません。
球団に求められているのは、協約で定められている以上の、自発的な努力です。
(昨年は、野球協約違反ではない二軍、読売球場における賭博に関し謝罪の意を述べてましたが・・・)
その部分について、賭博ではなかった、規約上問題がなかったと説明し過ぎているように感じました。
巨人、験担ぎを強調
っと、報道されていますが、
若干、失敗した感を覚えてます。
球団の森田清司総務本部長も取材に応じ、「勝利を呼び込む縁起のいい声出し役にご祝儀を出そうと始まったもので、験担ぎの意味があった。チームの士気と一体感を高めるのが目的で、敗退行為とは正反対だ」と語った。その上で、「連勝するとどんどんレートが上がるということは事実に反する」と述べ、野球協約違反には当たらないとした。
かつ、問題は、もう一つあって、
協約上問題がなくても、
金銭のやり取り自体が誤解を招きかねないと、彼ら、この行為が不味いと認識していた事です。
野球賭博問題を機に禁止したそうですが、二軍での賭博情報(読売球場における賭博化)と同様、情報公開して禁止したなる事を言明すべきだったと思います。
この情報を公開をしなかった事で、誤解を招きそうな情報ゆえに、笠原らに情報を公開され、今回、苦しい会見をしたわけです。
「たいしたことではない」
御祝儀ならびに、負けた場合の金銭の額が「たいしたことではない」っと説明して居ましたが、これ違和感を覚えます。
金銭のやり取りは、良くないと見解を示しているのに、額の問題なのか?と誤った誤解を与えやすいキーワードでした。
結局、この「たいしたことではない」(その是非はともかく、選手も感じていたから、やっていたわけです。まぁ、確かに賭博ではないですね。)を言わざる終えなかったのは、
なぜ?昨年の段階で情報を把握しておきながら、公開しなかったを理由を説明せざる終えないからなんですよね。
その大本がある結果、全体に?会見となってしまいました。
実は、今回の一件、
情報公開をしなかった事に関し、読売側は謝罪して居ません。
だから、巨人側、験担ぎ強調と報道されるわけです。
験担ぎモドキの賭博行為に関しては、高橋監督が心痛な趣で謝罪を明確に述べていますが、情報公開の遅れに関しては、コトバを濁した印象です。
産経新聞に対し、名誉棄損で訴えるとか、抗議の意を伝える前に、
情報の棚卸(昨年、把握しながら公開しなかった情報)をした方が良いとは思いますが、大丈夫なんですかね。
黒い霧事件も、球団側が信用されない事で、騒動が拡散していきましたが、
その轍を踏まないよう注意、お願いします。