今後のメディアによる報道次第(状況が悪化しかねない)では開幕延期しかねない状況とも感じている。
統制がとれてない。
出来れば、避けて欲しい。
が、今のNPBをみていると統制がとれてなく、そうなってしまう危惧も覚えてしまう。
本当に真面目に対応して欲しい。
今回の発表を受け、
ヤクルトは緊急、調査を3/15に行い、円陣に関し金銭授受の有無をチェックしたそうである。
結果、なし。
ノックのような話は不明。
ヤクルトが全選手と面談 声出しでの金銭授受なし
一方、同様に西武も3/15緊急に行い、こちらは三人ほどの選手に確認し、あり。ノックもあったと。
阪神は、昨秋の時点で状況を把握しており、その内容を公表。
三者三様、まとまりがないく、規模も、把握時期も、内容もバラバラ。
明日は、どの球団が公表するのかわからないが、
その判断が、個々の球団に任されており、その規模、内容も含め、ドタバタ感を覚えざる終えない。
巨人の野球賭博に絡み、
1月29日に、コミッショナー通達を出すような事例(規約違反ではないが好ましくない金銭授受)とするなら、
全体で、
どう対応して、行動するのか、決めて情報を公開すべきだったと思うのだが、これでは疑われても仕方がないと感じてしまう。
情報の出し方が悪すぎる。
巨人とNPBは情報の棚卸(規約違反はしてないが、社会通念上問題がありと思われかねず、場合によると隠蔽と疑われるような事例の再チェック)をし、
球界として仕切り直してくれた方が良いと思う。
これでは、
毎日、
○○球団は、どうでした?
新たに○○球団が公表しました。
っと小出しで情報がでかねず、アホらしい状況である。
情報の連続報道ほど、危機対応でマイナスな事はなく、それを防ぐことが重要とされているのだが、見事に失敗しているわけだ。
球界の非常識として報道され続けかねず、イラッとする状況でもある。
プロ野球ファンとして、本当に残念だが最悪、開幕延期も止む無しと感じ始めている。
あまり無残過ぎる。
組織の体なしだ。
不祥事発生時の実務対応を聞く
より、引用。
■ 危機管理の基本
危機管理においては、自社、業界の内向きの論理ではなく、「世の中が何を求めているか」を適切に認識することが重要である。
わが国の企業不祥事の特徴は、問題の先送りや不作為の結果、「隠蔽」をしたとして非難を浴びる事例が多いことである。
例えば、ある粉飾決算の事例では、バブル期の財テクによる損失の発生それ自体は違法ではないが、そのことを説明してこなかったことが隠蔽と評価され、社会的信用の失墜につながった。このように、最初に発生した問題それ自体ではなく、その後の対応を誤った結果致命傷を招く「二発目轟沈」を防ぐことが重要である。
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今回の構図と同じ、野球協約上、違法ではないが、説明しなかった事で疑惑をもたれている。
■ 危機管理とマスコミ対応
企業不祥事が発覚した後の広報対応としては、隠蔽したという批判を回避することが重要である。積極的な隠蔽行為をしていなかったとしても、対応の遅れや不作為が隠蔽と評価され、マスコミからの非難を招く。
また、「連続報道を防ぐ」ことも重要である。企業不祥事は、新聞の1面に取り上げられたから多くの人の記憶に残るのではなく、情報を小出しにすることにより連日、連続して報道がなされると、大きな問題を起こしたとの印象を与える。
危機管理広報においては、報道を短期間で終わらせることに注力すべきであり、その前提として、広く、深く事実の把握を行うことが必要である。往々にして、不祥事の際には「言いたくない」「見たくない」と事態を過小評価する場合があるが、社内の評価軸で事実を把握するのではなく、社外の目から不祥事を評価していくことが求められる。
「連続報道を防ぐ」ことに、今回、業界として失敗しているわけだが、
これは強く批判しておきたい。
本当に残念である。
まとめ
今回、ポイントとしては、2か所あります。
引用もとに書いて通り、
、危機管理の基本を誤った点。
規約違反ではないですが、その情報に接し、コミッショナー通達を出して禁止しているにも関わらず、その情報を公開しなかった事。
結果、今、必要に迫られ公開する羽目に陥っており、その常識を責められています。
そして、
その情報の出し方を業界として統制してない事で、
、連続報道を積極的に招いている点
正直、
ちょっと、どうかしていると思っています。