ハム大谷 失われた制球…肉体改造の代償?自己最速タイ162キロ出しても4敗目
雑な記事ですね。
元々、大谷の制球はアバウトです。
結構、適当に投げています。
ストライクゾーンに決まれば、打たれない球威があったわけですので、一時の巨人マシソンのような運用が出来たわけです。
が、それが今年出来ない。
(相手が慣れた)
ストレートの質が肉体改造によって失われたのならわかりますが、何でも肉体改造に絡めて話すのには違和感を覚えます。
横浜にも似たような投手で山口が居ますが、
彼も、投球(カウント球がない)が苦しくなったことで、BB/9が悪化しています。
要は、力んじゃうわけです。
相手も、プロですし同じボールを、単純な配球では抑えられ続けないわけです。
ロッテが大谷のストレートに的を絞り打ち砕きましたが、的を絞られると対応されるわけで、されないような投球が求められるのに、肉体改造・・・
元々、制球の良い投手だったというのなら、その通りですが、デビュー年はBB/9、4.82という投手(かなり四球の多い投手です)です。
因果を取り間違えているような気がします。
四球が増えたのは事実ですが、彼の投球スタイルを無視している気がします。
こういう報道の結果、野球の深みが失われるのは本当に残念で仕方ありません。
喝です。
因みに球速170キロあっても、慣れると打てるのがプロの世界です。
そう言う意味での洗礼を受け始めているのですが、間違った方向に誘導されない事を祈ります。
追記
昼、読んだ記事があまりに酷い記事内容だったので、雑に書いてしましましたが、
持ち球みてわかりますとおり、
162キロを活かすような配球になっていません。
緩急が使えたり、ワイドに崩せたり出来れば良いのですが、そういう投球スタイルになってないです。
結果、そのストレート次第になり、
そのストレートが通用しないと感じ始めますと、力みフォームが崩れるのは良くあるパターンです。
尚、
パワプロ等で大谷評価されいますように球威で相手を押しつぶすパワー投手系に分類されており、そのコントロール評価は100点満点で52。
阪神、藤浪(F評価 39)ほどでないにしろ、コントロール重視でないです。
結果、ストレートが打たれるか、打たれないかの両極端に振れやすく打たれますと、その引き出しの少なさから、一気に悪化しやすいです。
数字が悪化しますと、投手は打たれたくないので、より厳しいコントロールを求めますが、
これが悪化要因になります。(力む)
参考記事 2014年4月
横浜の四球病 山口君の場合
横浜の山口は極端にしろ、外の出し入れ等、微細なコントロールを売りにした投球スタイルでない為、相手も的を絞り易いです。
結局、各チームが大谷を強く意識し、対応し始めたわけですね。
大谷的に、昨年との比較で、何か、進歩があったかと言うと私は知りません。
去年と、ほぼ同じスタイルと思いますが、その結果の苦戦の面が強いとみています。
過去3年間、ほぼ右肩上がりでストレートの質が上がっていきましたが、質と言う意味で言いますと、昨年レベルと思っており、そこに盲点があったかもしれません。
まぁ、それでもモノが違いますので、あるレベルの数字を出しちゃうとは思いますが、
分岐点のようなモノは覚えます。
現状、直ぐ出来る事。
変化球覚えようにも、直ぐには出来ませんので、藤浪のようにパワーを抑え気味(前の推進力、スライド幅を落していましたように見えました。平均球速148キロぐらいです。横浜の早打ちもありましたが四球が減っています。一方、早い球投げようとしますと暴れてれていました)にして、コントロール重視で投げるかです。
バランス調整とも言いますが、
162キロの、コントロール仕切れてないボールより、アウトローいっぱいに制球された150キロ前後の球の方が打者打てない場合が多いです。
一部、力の加減を変えるような事をするかですね。
今のように、より良い球を、球威をで力んで投げて打ち取れるのなら、それも一つの手段と思いますが(四球増えやすいです)、
その辺は、今後の課題ですかね。