横浜短観 梶谷の打撃、倉本、白崎の守備について雑感

昨日の試合、少しモヤっとしました。

井納が同点でしたし続投志願したんでしょう。

中継ぎを温存する必要性がありませんでした。

合理で説明できない場合、情が多いですかね。

こういう日もあります。

さて、横浜短観です。

最初に梶谷。

引用ソース

梶谷、筒香復帰でDeNAに反攻の兆し

投打の“ねじれ”解消で混セの中心へ

5月15日の阪神戦後、9回のサヨナラ機に一本が出なかった梶谷はこう明かした。

ネクストにいる時から、もう決めてくれと思っていた。普通の状態なら『おいしいわ』と思うはずなのに……今はそれぐらいの精神状態なんです。タイミングがまだズレていて、振る前に遅れているから手が出ないということも結構ある。実戦を重ねる中で、探っていくしかない」

体の状態、フォーム共々、問題ないように感じますが、ズレがあるようです。(皆さんも感じているとおもいますが)

こうなると、監督さんの言う、メンタルで問題を抱えているわけで時間がかかるわけですね。

準備が出来てないわけです。(前向きになれない)

技術論でなく実戦感覚でのズレ。

二軍と一軍では違いますし、特に配球を読んでアジャストするような梶谷ですと、もう少し捕手(一軍の投手も含む)との実戦を積まないと感覚戻ってこないかもです。

参考

2015年梶谷

ファーストスイング打率 .385

セカンドスイング以降  .200

ファーストスイングで捉えきれていませんので、苦戦気味です。

監督采配みますと、技術に問題がない以上、信頼で応えると思いますので、梶谷関しては我慢で起用してくると思います。

倉本

打撃の調子については低下気味に感じます。

此方は技術的な問題ですので、本質的に良くなるかわかりません。

ただ、

「去年のシーズン中は、コーチの話を聞いてもうまく理解できないくらいの状態で、これではちょっとやばいなと思っていました」

昨シーズンの、とんでもない低レベルな打撃から、ここまで状態を改善させたのは、本人の意識レベルが高いからで、この試練も織り込み済みで打撃練習をしていたと思われます。

振り子の欠点を熟知したコーチが、そばにいますし、期待しましょう。

此方は伸び代として見守って上げて下さい。

妙なセンスを覚えるんですよね。

尚、一時、10程度まで悪化したゾーンですが急回復です。

URZ1200で+3.0まで戻しました。

考えられる要因の一つは白崎。

ゾーンでみて急低下した倉本(復調気味な石川)の守備について、その理由と考察、雑感

倉本のゾーンが急低下した原因の一つに三塁白崎の二軍降格の影響を記述していますが、白崎、一軍復帰影響を受け(おそらく)、数値を戻しています。

白崎が規定インニング守りましたので数字出て来ましたが、URZ1200(1200イニング守ったらの数字)で+28.1です。

相変わらず守備範囲広いですね。(範囲で+3.7を記録)

それと、

現在、石川に代り、内野の守備リーダーです。

自分で守備(守備負担増しますので打撃にはマイナスかもですが、今は頭を使った方が今後に生きてくるかもです。二遊間の名選手に巧打者が多い理由の一つ)を考えているからでしょうか?

此方も急低下理由の一つとして記述して居ましたが、可能性として十分あり得ると思っています。

石川の守備も実戦感覚戻って来ていまして、一時の酷い状態からは脱しているのですが(URZ1200で-2.7)、倉本の守備特性考えますと、彼に積極的に負担を掛けた方が、攻守にわたり伸びて行きそうな気がします。

守備範囲で言いますと、白崎>倉本なのは去年でも明白に数値として出ていましたが、

相手をみると言う能力で倉本>白崎ですから、いいコンビかもです。

倉本には、坂本のような守備を望みます。

参考記事

倉本が、こうなって欲しい的なモデルケース、坂本の守備(5/18 対巨人戦)について

この部分で、倉本は傑出した才能があるような気がしています。

相手打者、自軍投手、配球意図で、予め準備、気持ちで優位に立てる選手である可能性が高いです。

これは裏を返しますと、打撃でも活かされるわけです。

懸念としてはスタミナですかね。

心身ともに保てるのかわかりませんが、伸び時と思いますので頑張って欲しいです。

見てていて楽しいです。

戸柱の配球傾向も相手が読み込み始めた時分ですし、ある範囲内で苦戦し始めるかもですが、先発、中継ぎの層が厚いという所で優位に立ってます。

カード負け越しても、焦らず、夏場を楽しみに、お待ちください。

今は、どういうチームを作っていくか、その方向性が試されている段階です。

引き出しを多く作ることで、夏場以降の戦いが有利に戦えます。

その思考錯誤をファンとして楽しみたいです。

調子が悪くても、戻せると思えば我慢して起用しますし、その試行錯誤(その対応)を、見ている監督です。

無理と思えば二軍に落としますし、投手継投に関しては、経験不足故か、若干の不安を覚えますが打者に関しては、見る目あると評価しています。

誰を、どう起用してくか注目して行きたいです。

新外国人も加入しましたしね。

打撃ファーム見ると不安ですが、選択肢が増えると言うのは戦術の幅が広がりますし、監督なら上手く使いこなしてくれるものと期待しています。