ここ数年、UZRにおける守備範囲指標でマイナス評価だった石川の数字が、かなり良くなって来ています。
RngR(守備範囲)で
2014年 -5.5
2015年 -5.7
2016年 +1.0
です。
守備イニングの問題もありますが、一時とは言え、守備範囲で+を記録しています。
復帰直後は、かなり数字が悪かったのですが、急速に戻して来ています。
ゾーンは選手の体調の先行指標的の面もあり、その体調を図り易い数字と、デルタでは説明しています。
その説明を信じるのなら、石川の体調、大分、戻って来ているようです。
打撃の状態も、より上ってくるかもです。
RngR(守備範囲)と打撃の関係における解釈について
RngR(守備範囲)が+3.0と良い、白崎の場合、体調が良くても別の問題(かかと体重という悪弊が完全に直りきってないように感じます。調子が良くなれば、オープ戦のような打撃が期待できるのですが・・・)が大きく、打撃の状態があがっていません。
一時の最悪状態からは脱していますが、
この辺が私の評価における.250ぐらい?つながっています。
不安定な感じです。
同様に、倉本ですが、
倉本の場合、RngR(守備範囲)が現在-1.3と良い成績を残せていません。
居ませんが、元々、守備範囲が狭かった選手(昨年は-8.1を記録)ですので、現在の体調が悪いというわけではないようです。
守備範囲は悪いですが(個人的には経験を積むに従い数字を上げるモノと期待しています)、他の数字で貢献していますのでUZRでみますと+1.0評価となっています。
参考記事
倉本が、こうなって欲しい的なモデルケース、坂本の守備(5/18 対巨人戦)について
前々から、ラミレス監督、石川に対し、高い評価を与えてましたが、
実戦勘が戻りつつあるようですね。
確かに、怪我の影響で約1年、まともに試合出てなかったわけで、梶谷が苦しんでいるような感覚のズレ(解消傾向には感じています)が石川の場合、より大きかったかもしれません。
参考
http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201605160005-spnavi?p=2
5月15日の阪神戦後、9回のサヨナラ機に一本が出なかった梶谷はこう明かした。
「ネクストにいる時から、もう決めてくれと思っていた。普通の状態なら『おいしいわ』と思うはずなのに……今はそれぐらいの精神状態なんです。タイミングがまだズレていて、振る前に遅れているから手が出ないということも結構ある。実戦を重ねる中で、探っていくしかない」
出場すると、あって思うファンの方も多いかもしれませんが、
是非、アツい声援で石川を応援してやって下さい。
seriseri様が書いて下さった。
本格的な分析。
05月13日
石川くじに当たりは残っているのか 成績の上がり目を考えてみる
石川が主軸として計算できるようになれば、頼りになるチームリーダーの誕生です。
横浜でも最も足りないモノ。
経験を彼は持っています。
思い起こせば、2015年、年初。
石川の事ばかり書いていた時期がありました。
規定打席をクリアした日本人野手数推移数と横浜の現在地
書けば、書くほど、彼(石川)がキーマンと感じてしまう。
勿論、主力でなくても横浜内では傑出した試合経験は、若い横浜にとって、非常にありがたい存在だとは思う。
それが2016年に実現しそうな予感を抱いています。
風は横浜に吹いていそうです。