横浜、二軍育成状況の確認の 序論 前資料
横浜、二軍育成状況の確認 阪神ファーム成績と一軍に戦力が供給され始めた状況について
後発記事です。
、を要約しますと、
横浜の一軍主力選手は12球団一若い26.3歳が示す通り、育成自体、上手く行っています。
行っていますが、これまで鍛えていた選手が一軍に供給された面もあり、二軍にコマが少ないです。
有力な選手がいるなら、使われています。(私達より詳しいです)
チーム状況が悪化した場合、それを補う戦力が必要ですが、
苦しいチームの場合、その代替戦力が枯渇しているケースが多いです。
巨人の状態が、現在急速に悪化しているのも、その代替選手不足(怪我人が多過ぎる面もありますが)が原因です。
主力が復帰した事でチーム状況が好転しましたが、
若手選手が元気ない事で、
ヤクルトさんのように、下町スワローズで耐え凌げず、息切れしています。
この時期に、
選手層の厚かった巨人さんの勢いが切れるのは、歴史的転換期のような気がします。
采配云々では難しい状況に感じます。
選択肢が少ないわけですね。
昔は亀井や、鈴木尚広、矢野謙次のようにドラフト中位以下で獲得した野手が活躍していたんですけどね。
(だから、強かったです)
今オフ、補強するでしょうか?
きっとするんでしょう。
さて、
横浜です。
現在、冒頭話しましたように、鍛えていた野手が供給されましたので二軍に駒が少ないです。
そもそもで言うなら、
野手豊富でないから、2015年にRCで見たチーム得点力の過半。
筒香、梶谷、ロペス、バルディリスに依存していたわけですので、早々、改善しないです。
くどいですが、
ある日、突然、チームは強くならないです。
その過程に横浜は居ます。
横浜の課題(一軍)と言いますと、内野手ですが、
柴田(22) 一年目 77試合 打率 .199 守備は大分良くなったようですが打力が足りません。
百瀬(19) 二年目 96試合 打率 .170 遊撃と二塁を中心に守っていますが、打力、守備力を考えますと、これからの選手です。
内村(30) 57試合 上記二人との比較で期待できますが、打率.229と結果を出せていません。2013年以降、深刻な打撃不振に陥っています。
手打ち系の打者が近年、苦戦(巨人の藤村も、この系統)していますが、芯を外す球が増えた事に対応しきれてない感じです。
一軍内野手が厳しいので、積極的に調整機会を与えられていますが、状況キツイとは感じます。
山下(23) 二年目 28試合 打率 .308 長打率.452 出塁率.345 PA/k=6.2
三振のし易さを示す数字(PA/k)を見ますと、もう少しですが、順調に成長しています。
新人初年度の2015年 成績 打率 .247 長打率.346 出塁率.311 PA/k=6.6との比較で成長している感じです。
長打率が大きく向上していますが、成長を覚えます。
尚、一軍でみてわかりますように、積極的に打って出るタイプです。(ボール見逃し率50% 大変低い)
それを考えますと、もう少しPA/kが向上して欲しい所ですが、代替選手第一候補になります。
技術上の問題で打てないエリアンよりは戦力になるとは思っています。
他、内野手について、
白崎、飛雄馬は、山下以上の成績を二軍で残しています。
もっと言うと、
打撃好調と言われる荒波より上の成績でしたが、苦戦しています。
これが一軍の壁なのですが、一軍でアジャストする為に、何度か、エレベーター(1、2軍を行きする)を続ける必要があります。
その過程で、その壁を破れるか、どうかなのですが、そう言う段階です。
右の代打枠としての白根
一塁を中心にファームで鍛えられています。
試合数は、外野の青柳(一年目 18歳)と並んで最多の109試合に出場しています。
打率.264 長打率.378 出塁率 .324 PA/k=5.6
一軍でも垣間見られましたが、三振が多いです。
来季に期待の選手と言う位置づけになります。
その白根は5年目の23歳。
育成、特に長距離砲の育成は時間がかかるケースが多いです。
IsoP(長打力をみる指標。長打率-打率で算出)みますと、白崎(=0.250 かなり優秀)や、飛雄馬(=0.15)、山下(=0.144)より低い、0.114ですが、打撃フォーム改造しているかもしれませんね。
外野について
候補としては荒波になりますが、代替候補が関根になります。
守備力、走力を考えますと、関根落しにくいです。
怪我もあって売りの守備力、走力が衰えているという評価です。
桑原の調子が落ちれば、その有力な代替選手となりえますが、
代打枠には下園が居て、守備・代走要員に関根と選手がいます。
積極的に入れ替えたい状況ではないです。
他の外野手も同じ状況です。
(成績が良くない)
総論
試合出場数順に
青柳(18) 109試合 一年目
白根(23) 109試合 移籍一年目
渡邉(23) 100試合 四年目
百瀬(19) 96試合 二年目
柴田(22) 77試合 一年目
と起用されています。
白根を除き、全員、打率.200を切っています。
二軍で勝つというより、育成に比重を置いている状況ですかね。
一年目だった山下が前年75試合経験し、一軍半選手への足掛かりをつかんでいますが、割合早い方とは思っています。
今の二軍の状況をもって育成がっと判断するのは早計と思っていますが、1サイクル終了しているという認識です。
内野の層が薄い理由ですが、
村田、内川がFA流出し、さらに、梶谷、筒香、桑原、渡邉を外野にコンバートした事が原因です。
村田、内川が横浜に在籍して居れば(横浜に左が多い理由でもありますが、彼らが居たからです。ですが、その指名をみますと実に場当たり的です。極端すぎます。)、優勝争いしていたかもですが(藤田も)、
まぁ、しょうがないです。
DeNAになって、外国人獲得以外、ドラフト、育成は、割と上手く行ってる方と思います。(比較で)
現時点で代替候補が山下しか居ないのは寂しいですが、
順調に強くなっていると総括したいです。
失速気味のベイスターズと中日の共通項、そして雑感 ある意味で順調です
以上、踏まえますと、
状況的に現有戦力で戦う事が中心になりそうです。
中継ぎ投手で、実績のある、林、大原らを中心に昇格があるかもですが、加賀が一軍に帯同している状況(ザガーらと違い、しぶとく凌ぐと言いますか、戦ってくれています。マウンドで不安げな顔をする人を篠原、木塚投手コーチは使いたがらないですね。メンタルに問題があると言っても良いかもですが、その辺はラミレスさんも同じ考えでしょうか?)をみますと、
現場スタッフが、未だ調整不十分と見ている可能性があるわけで、
そんなに手があるわけではないです。
横浜ファンの御同輩の皆さん、そんなわけで、今のメンバーを精一杯応援、宜しく、お願いします。
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