CSファイナル 巨人と横浜の戦力差と重要な初戦 24.10.15

もう少し時間あれば詳細に書けたのですが

前記事で迂闊にも

aaakkkaaa.hatenablog.com

戦力あるときやってくれとは思うのですがまぁ巨人戦、五分(やや横浜不利?)の戦いできるんじゃないんですか?

っと書いてしまいましたのでまとめ切れていませんがCSファイナルについていろいろ

 

勝ち抜け2分もないかもです。

 

今シーズン、三浦監督采配が普通になりチームほぼ正常化した事が嬉しく忘れてました。

横浜も良いチームになりつつありますが

対戦相手強かったです。

 

今シーズンの総括記事書いてからと思ったんですが

チームOPS

1位 横浜 0.687

2位 ヤクルト 0.660

3位 巨人 0.658

4位 阪神 0.641

5位 中日 0.623

6位 広島 0.601

 

チーム被OPS

1位 巨人 0.603

2位 阪神 0.608

3位 広島 0.629

4位 中日 0.642

5位 横浜 0.663

6位 ヤクルト 0.721

 

 

期待得失点に相当 チームOPS-被OPS

1位 巨人 +0.055

2位 阪神 +0.033

3位 横浜 +0.024

4位 中日 -0.019

5位 広島 -0.028

6位 ヤクルト -0.061

 

シーズン中、盛んに広島さんの戦力運用の良さを指摘しいつまで持つか?と記事で書いてましたが

9月文字通り力尽きています。

出力不足過ぎでしょうか?

23年の戦力運用も素晴らしく横浜より3枚ぐらい戦力格下にも関わらず2位と躍進しましたが広島さんも限界です。

 

中日さんの方が過去3年間、最下位と言えどずっと戦力上でして広島さんは足腰が弱くなり続けています。

広島系のブログ、広島系新聞の論調を読むと監督責任を追及していたので雰囲気的(過去の経験則)に長期低迷の入り口に入ってしまっているような感じです。

 

新井監督で上位進出してしまった事が仇になりかねない感じです。

あんなに批判されちゃうんですね。

あの戦力で、あそこまで健闘していたのに。

 

一方、横浜はバウアー、今永抜けて3位は素晴らしい結果と主張する方もいますが戦力でみると戦力通りの結果と言えます。

もっとも過去と違い、戦力低下させるようなマネージメントをしなかった事による結果でもあるので個人的に表現難しいですが

 

ヤクルト、中日、広島と違い横浜は明確に戦力が違っていてこれで3位確保できないのは不味い評価となります。

何が違うって言うと外国人。

 

一部のファンは優勝できない原因にフロントの責任を追及していますがよくやってる方で

同様に優勝できないのは三浦監督に問題あるという方も多いですが今期に関してはそういう事はないです。

そういう時期になりつつあります。

難しい時期と良く書きますが

 

そして広島に横浜の外国人居れば広島が優勝していたと思いますが

まぁそういう差はありましたかね。

最も新井監督が優秀過ぎたという面もあります。

来期、新井監督、勝つ可能性を下げてチーム変革しそうな感じを覚えますが

素材、そこまで居たかな。。。起用法みると物足りなさそうな選手だらけな気がして。

新庄日ハムのような野球を暫くするかもです(選手ピックアップする為の野球)。

 

一方、横浜については今期、優勝難しいと思っていました。

(流石にもう無理)

監督云々でなく難しい時期に入り始めています。

最も短期で終わりそうなんですが来期でみると難しく感じる時期です。

それでも下位3球団と横浜では地力が違い過ぎるのでAクラス入れちゃうかもです。

 

 

しかし

オフの動き見ると球団、優勝できると踏んでそうで

巨人、阪神の戦力低下見込んでいるようにも思えます。

シナリオとしてあり得るかも。

っと横道に逸れつつ。

 

 

今年は選手の力をほぼ出せる采配で一部課題ありますが2番牧に象徴される、スモールベースボールと打ち勝つ野球の折衷案も上手く行き始めています。

 

しかし編成的に牧加入に伴う黄金期を逃してしまった感強いです。

本当に口惜しいです。

 

 

(が、球団は来期を強く考えてる?佐野FA流出させると思ったんですが強く残留求めるかもしれませんね。)

 

 

この2番牧が横浜の武器で

2番牧と4番オースティンをリンクさせている佐野がポイントです。

その佐野をさらに活かすには1番梶原が重要なんですが梶原が活躍しないと5番宮崎不在時、打線分断されそうなんですよね。

 

梶原、三振厳禁指令でて以降、徐々に打撃が狂っていき今、復調途上です。

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

コメントで危惧表明していましたが

石井コーチ独自の指導では?シーズン中から急に始めているので

ここに三振対策で逆方向の打球が関係しており梶原、ちょっと心配しています。

逆方向の意識強い打撃していますが

 

あっ、これダメだというスイングを梶原し始めており9月OPS.55の不振へ

10月も6試合とは言えかなり低調でOPS.487。

 

CSでヒット出ましたが逆方向の打球。

阪神バッテリーが逆方向に打ち易いコース、球種を投げてくれたのもありますがしっかり振り切ってライト方向に強い打球が少ないです。

 

ただ一応、スイングよくなってきていて

スイングが良いからこそ、阪神バッテリーも外目の球を選択した面あり復調途上です。

これを巨人バッテリー、どうみるかですが

元々戦力差ある状態で梶原打たないとCS難しいかなぁっとはみています。

 

尚、CSで優勝したチーム以外が日本シリーズに進出した例は3回。

優勝チームの突破率は81%。

 

リーグ成績における出力差。

巨人と横浜では得失点期待値OPS-被OPSで+0.031ほど生じていますが

 

これは正捕手山本や、ヴェンデルケン、ウィック、東らが居ての数字です。

(CS2戦目で負傷した宮崎は不明)

 

横浜の課題というと東、ジャクソン、ケイ以降の先発。

ローテはケイ(水)、濱口(木)、吉野(金)、ジャクソン(土、中5、東負傷対応)とは思いますが

 

正捕手山本を失って以降、ケイと伊藤の相性が良くなく3試合、11回2/3投げて14失点と防御率10点超えています。

 

伊藤の配球については二軍ボケのような所があって、どのボールが今の各チームの打者に通じるのかずれが生じていた感触ありましたがCSみると大分埋まって来ているので

 

ケイと伊藤をそのまま組ませるか

それとも戸柱使うか

戸柱、一軍帯同し続けたので配球におけるズレのようなものがないです。

一方、伊藤は配球の勘は大分修正されつつあるように感じますが体に問題があるのか肩、守備力に衰えを感じ、ここ梶原の出来き並みに重要な選択になるかもですね。

 

戦力的に劣勢な横浜ですが今日、勝たないと一気に来そうです。

これ監督の責任じゃないです。

ジャクソン初戦から使えればもう少し様相変わるんですが

この辺が優勝チームアドバンテージで2017年を最後に下剋上が起きてない背景となります。

そもそも優勝チームって1勝のアドバンテージある上にホーム勝率高いですから。

そんなわけで気楽にCSファイナル見守ってください。

記事でも書いている通り三浦監督と阿部監督の相性も良くないです。

心の隙を突いてくるような野球を阿部巨人します。それに三浦監督応じ負けちゃう事が多かったかな。

 

しかし全般的に気楽な空気、故障者続出し失うものがない。

これが横浜のアドバンテージでしょうか?

巨人が負けるとしたら阿部新監督の焦りのような事が影響するものとみています。

あるのかなぁ・・・打撃面ではダメ采配多いですが守りに関してはかなり上手い監督さんなので何かあるとしたら打撃面なんですが

 

 

おまけで

過去、下剋上を成し遂げたチームの場合

2007年の中日と巨人の出力差は1位巨人が+0.066、2位中日が+0.025

2014年が1位巨人 +0.004 2位阪神 +0.013 3位広島 +0.035? 

この広島の状況は2015年も健在でリーグ一位の出力を記録しながら4位と低迷しています。

野村、緒方らの解説聞くと、?が多いのもスモールベースボール過ぎるというか・・・

 

そして2017年

1位広島 +0.100 2位阪神 +0.029 3位横浜 -0.009?

ラミレス時代は基本的に出力不足なんですよね。

良くもまぁ・・・難易度的には2017年の日本シリーズ進出なみ評価です。

いや難しいか。

出力で見ると2024年は2017年より上ですがチームバランス悪いんですよね。

バランス悪くなると思っていたから優勝難しんじゃないかと記事で書いていて可能性に留めています。

 

それでもバウアーいれば優勝できると書いてました。

それでなんで2023年優勝できないんだよっ自分自身で突っ込み書いてましたが

 

一軍に使う予定がなかった異例の上甲支配下登録に垣間見る戸柱の評価と山本の急成長 23.10.18 - 所持雑感

引用

彼(バウアー)、残留するだけで来期も横浜は優勝候補として戦えます。

それぐらいインパクトが大きい。

で、なんで今期優勝できなかったのか?です。

 

自分で言うのも何ですが過去記事読むとマネージメント全般が改善するのでは?っと予感のようなものを昨年オフ抱いていたようで過去記事を改めて読むと面白いです。

最近、過去に何か書いたかほぼ忘れてまして・・・重複表現多いですが

 

しかし横浜は優勝できなかった。

なんで失速したか?せざる終えなかったか?

そこに横浜の改善ポイントがありますし球団も動き始めているように思えます。

データに弱いんでしょうね。

人事を見る範囲ではですが・・・

 

チーム強化、その動きの一環として球団は戸柱に対し慰留と複数年提示しています。

 

去年の反省をしっかり今期につなげている横浜です。

 

 

 

以上まとめると

①、故障者多い横浜は戦力的にCSファイナル突破は難しい

②、相性も悪い

③、戦略的劣勢を覆せるとしたら初戦が重要になりそう

④、鍵は不調の梶原復調と初戦投げるケイと伊藤(防御率10点超えており試合になってないが伊藤も慣れて良くなりそう?)

⑤、それでもCSファイナルは面白そう

 

面白く感じる理由に

baseballking.jp

引用

 野村氏は「勢いも大事にするし、選手個々の性格を含めてよくわかっている。ある意味縛り付けるというよりフリーじゃないですか、選手の良さをどんどん出しながらゲームを進めていくイメージですよね」と話した

 

以前は縛り付けていたんですが(詰まらなく感じていた理由)年々、フリーになってきているんですよね。

監督がすべての選手をみているというより分担制なんでしょうが

チームとして良くやっていて組織としてはラミレス横浜より上評価です。

 

なので面白さを感じ始めていたわけですが

選手に任せる局面が多くなった事で駆け引き多くなってきています。

 

したいからできるへ

 

期待をこめて来期、より面白くなって欲しいです。

その予兆が確認できるかもしれないです。

 

来期の横浜を俯瞰するとベース戦力みてラミレス時代よりかなり強いですが転換期とも言え強いとも言えない部分ありますが球団の動きみると来期、本気ぽいです。

 

何らか根拠あるんでしょうね。

上位球団中心に相手が弱くなるかもとみている。

確かにその可能性を私も覚えています。

 

オフ面白くなってきました。