フラストレーションの溜まる試合でした。
一方で、
あの展開で勝ち切った横浜を褒めたいです。
以前の横浜なら、同点ないし逆転負けを広島さんに喫してたと思います。
寸前で踏みとどまれるようになったチームの成長を喜びたいです。
ですが、
優勝という大目標を掲げますと、どうにも不味いです。
7-0から、あの展開になる所にチームの課題も覚えた試合展開でした。
谷繁時代の影響もあってか、捕手目線で試合を観戦する事が多く、どう配球しよう、が私の観戦スタイルなのですが、経験不足からなのか戸柱のリードが、どうにも。。。
っと言っても、
昨年の今頃に比べれば、その成長に目を細めています。
高城同様、新人時代に一番褒め称えられ、試合経験を経るに従い、批判される始めるのも面白いもんですね。
逆でしょっと言いたいです。
解説者の影響(戸柱評)かもですが、
所々で、批判され始めているようです。
私も、そうだよねって、いつも思っている事(経験不足が原因)なので、頷いています。
さて、
4/30は、4/29の今永と組んだ試合の反省を戸柱は活かし、丁寧な配球(広島打線の状態が良い)をしていたように感じます。
これが昔の横浜ですと、反省のあまり四球連発になるのですが(もしくはカウントを悪くして苦しい展開になります)、そう言う展開にはしませんでした。
以前なら投手側の実力不足が顕著で、一概に捕手の責任とも言いきれなかったのですが、
投手の実力向上と伴に、捕手も、しっかりしていますので、修正が早いです。
良く、
戸柱の修正力を褒める記事を書きますが、そこが並の選手とは違う所ですかね。
高城の手助けが(試合後、二人で反省会を開くそうです)あるとは言え、修正が早いと思っています。
そして、机上の空論でなく試合に使えるレベルで、その内容を実行して来ます。
ですが、一部不満が残る内容もありまして、
他の試合で解説の宮本さんも指摘して居ましたが状況に応じたリードです。
打者の反応、その他を考慮しきれず、試合前のプランを固執する傾向が強いです。
これ自体は昔からですし、経験が必要な感覚ですから(阪神梅野や、巨人小林なども似た特性を持ってました。徐々に払しょくされていきます)、特段、戸柱がぁっとは思いませんが、臨機応変に対応して欲しく期待しています。
参考記事
2017年04月19日
想像以上に濱口が効いていたかもしれません、今永初完封と、その雑感
にて、
調子の悪い右打者を歩かせるなっと小言で書いていたら、4/29は一転して球数を減らすような配球をしたのですが、
広島さんの状態を見て判断して欲しいかったです。
4/29の記事にも書きましたが、濱口の残像で調子を崩していた広島さんとは今3連戦、状態が違っていたわけです。
配球的に、
調子の悪い打者に対しては勝負。
4/29は広島打線が振れてましたから丁寧にっと、本来、逆だったんですが・・・
調子を落としていた広島の新井、暫くスタメン落ちしていましたが、状態を戻して来ています。
そんな調子の良い広島さんと、今永の直球がきていたとは言え、4/29は、勝負しちゃったわけですね。
参考記事
2017年04月29日
バッテリー談話追記 なんとなく、高城ならと思ってしまった今日の試合と二人の捕手への期待
その反省点を4/30の試合で感じさせた戸柱でした。
組んだ投手がベテランの久保だったのも良かったかもです。
丁寧に配球を組みたていたように思えます。
打者対バッテリーという意味では、9回のパットン以外、特に言う事はないです。
調子の良い広島打線相手に点を失いつつも、上手く戦ってました。
但し、パットンは・・・
ラミレスも堪らず、マウンドに行き、配球の指示を出したそうです。
引用元
DeNA・ラミレス監督、マウンドでパットンに伝えた内容とは…
「球種を混ぜて投げよう。そうすれば問題ない」
私も観戦していて単調に感じた場面です。
パットンの状態が悪く、何処まで、やれたかはわかりませんが、軸球としてストレートが機能して居ませんでした。
堂林のようにストレートは見せ球に他の球で勝負した方が良かったかもですね。
その判断が遅れた感じです。
あれだけ状態が悪いと、どんなに頑張っても点を失ったかもですが、ガンバって欲しいです。
パットンは、こんなリードをしようと予め決めているかもですが、それに固執し過ぎた感じでした。
球種少ないので、気持ちはわかるのですが、4点差ありましたから、焦らず対応して欲しかったです。
こう記事で書くと、高い可能性で修正して来ますので、そこは期待したいですが、
監督も配球に関しては不満だったようですね。
そして、
一番不満だったのは、審判のストライクゾーンに応じた配球をしてくれなかった事。
実は、かなりイライラしながら試合を見てました。
昨日の審判は、外が比較で広く、内に厳しい目の審判で、
勝負球を外に持ってくるべきだったのですが、戸柱、内に勝負球を持ってくるのですよね。
見逃し三振って気持ちが良いのですが、そうなりませんでした。
打者対投手という対決なら、バッテリーの勝ち。
ですが、ボール判定され点を失う切っ掛けにしています。
こういう経験をしつつ、戸柱も成長して行きます。
その成長を楽しみにしています。
過去、記事、読みなおしますと、去年の今頃も戸柱。。。っと記事を書いてましたが、
その苦言のレベルも、随分、質が変わりました。
成長を覚えつつも、ガンバレ、戸柱です。