強敵阪神さんとの戦いに勝利し、2年連続ファイナルに進出した横浜です。
対戦成績を見て分かります通り、他のチームとの比較で横浜は広島さんと戦えています。
2017年10月07日
CS展望 広島は、なぜ?阪神、巨人に強かったのか?セイバーでみて、その雑感
記事にも書いてますが、
純戦力でみますと、圧倒的に広島さんの方が強いです。
それでも他のセのチームとの比較で、広島戦に相性の良い横浜でした。
広島(&會澤)投手陣は、石原らの時代と違い、ストレートを軸(配球割合が増えました)に組み立てますが、
そのストレートを、比較で対応していたのが横浜です。
そのストレートに弱かったのが、他のセの5球団。
比較で、横浜は戦えてます。
そして、
横浜投手陣も、ストレートが武器ですが、そのストレートに圧倒的に強かったのが広島さんです。
横浜以上に、ストレートに強いです。
セのチームの中では、互いに噛み合わせが良いです。
投手戦というより、点が互いに入り易かったでしょうか?
CSは互いに研究しあいますし、良い投手が登板するので、ロースコア対戦になり易いですが、リーグ戦では点を互いにとれていました。
勿論、広島さんの方が投打に上なのですが、横浜も、戦えないわけではないです。
その辺が対戦成績で出ていると思っています。
そして、横浜の天敵とも言える有力な中継ぎ左腕が、広島さんに居ません。
所々で、横浜のキーを、阪神さんで言うなら高橋のような左腕に潰されてまして、苦戦していますが、広島さんの場合、その中継ぎ左腕が不在です。
そして比較で似た特性の投手とでもいうのでしょうか?
力対力の勝負になり易いです。
その力対力で、横浜は広島さんに近いポテンシャルを持ちつつあります。
まぁ、差はあるのですが、セの中では、比較で噛み合わせが良い方ですかね。
普通に広島さんが勝ちぬけすると思いつつも、昨年と違い、ここを意識した采配をしていた事(柴田の起用とか)で、
昨年よりは戦えるモノと期待しています。
チームも成長しました。
そして、
個人的に注目しているのは、その成長の一翼を担う、充実著しい横浜の捕手陣。
阪神のようなチームは、嶺井のような配球で正解なのですが(阪神戦で嶺井を軸に起用するようになって後半、勝率が上がっています)、
広島さんのようなチームには、戸柱の二年目の怖さを知った配球が合う場合もあります。
今年、一年、強気になり過ぎて、バーン。
弱気になり過ぎて、ボンっ。
っと、課題を覚える配球を披露して来ましたが、その試行錯誤の先を、広島戦で是非、見せて欲しく期待しています。
広島さん、ストレート強いので、
気をつけてね。
ストレートの調子が良くなくても、広島戦で初完封した今永、戸柱バッテリー。
参考記事 2017年04月20日
実は調子が良くなかった今永について、その対応と成長に関する雑感、他、いろいろ
そして、
2017年04月29日
バッテリー談話追記 なんとなく、高城ならと思ってしまった今日の試合と二人の捕手への期待
同じ広島戦で、
ストレートの状態が良いからと、打たれた今永、戸柱バッテリー。
今年は、打者、投手の、相対比較の読みが外れた結果の、苦戦が多かったですが、成功体験もあります。
今永と組んで、広島戦で初完封した試合は印象深かったです。
それも含め経験です。
成功と失敗を通して、どう、石田をリードするのか(嶺井かもですが)、楽しみです。
投手が帰趨の、ほとんどを占めるなか、知恵で埋められる差と言われると、広島打線が強力ですので微妙なのですが、その試行錯誤を期待したいです。
追記
先発マスク、戸柱のようです。
戸柱なら、今までの結果を活かしてくれるモノと期待しています。