戸柱、高城の成長に目を細めつつ、野球を語る

見逃し三振。

ツーストライク。

打者は三振を避けたいので打ち気に逸っています。

ここで、

打者の狙いを避けての、あっ、見逃し三振。

バッテリーしてやったりの瞬間です。

観戦して居て、ニヤリとする瞬間。

見逃し三振について、なぜ?バットを振らないと批判する方が多いですが、

打者もわかっていて手が出ないわけです。

打者と、バッテリーの駆け引き、心理描写なくして見逃し三振は語られません。

そこに機微を覚えます。

空振り三振より、余程、濃密なシチュエーションです。

巨人阿部・山口のコンビも見逃し三振をとるのが上手かったです。

先日、戸柱が須田と組み見逃し三振モドキをしていましたが、あの時の苦言も見逃し三振をとれるような配球の過程を辿っていたからこそ出来た事です。

それ故に、その詰めの甘さに気づくわけです。

それで、記事最後に、戸柱への苦言も質が変わりましたと書いていたわけですが、戸柱も成長していますね。

2017年05月01日

戸柱、コラッと思った4/30 広島戦

先日、戸柱は打者との勝負に勝って、失点したわけですが(審判の特徴を考慮してくれませんでした。惜しい。)、去年は、そんな過程はありませんでした。

相手がわかっていても、打てないような球を軸に強気の配球をするのが戸柱の昨年時における特徴でした。

それ故にペトリックや、三浦のような軸となる球がない投手と組むと苦戦していたわけです。

そんな戸柱も、高城のリードを参考に、ペトリックと上手く対応出来ていましたが(9/11の試合)、参考があるとは言え、戸柱の修正力も素晴らしいです。

関連記事 2016年07月28日

はて?ペトリックが左に強いとな? その理由についての考察と、横浜の捕手について、いろいろ余談

先週の反省を活かし、今永と組んで丁寧な配球を戸柱していましたが、相変わらず対応が早いです。

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2017年04月29日

バッテリー談話追記 なんとなく、高城ならと思ってしまった今日の試合と二人の捕手への期待

戸柱の修正力を昨年の今頃(最下位独走時)、褒め称えていましたが、成長し続けた事で対応出来ています。

実は新人開幕当初、戸柱の配球、あまり良くなかったです。

にも関わらず、チーム防御率は良い。

配球が改善されれば成績が伸びるに違いない。

そこに横浜の躍進の可能性を覚えつつ、その配球が急速に見れるレベルになった事で、戸柱は正捕手としての地位を固めています。

2016年05月07日

こんな仕合せで良いんでしょうか? って思う私(横浜ファン)と、雑感 

最下位独走の五月の連休時に書いた記事ですが、そこからいろいろあって横浜はAクラスに進出しています。

さて、

そんな見逃し三振。

私の野球観戦史上最高の見逃し三振は、番長がSBの柳田(3割30本30盗塁を達成した年の柳田)から奪った三振です。

2015年06月04日

負けたけど、高城の配球に天晴!そして、三浦の渾身のストレートに感動

チーム方針もあって、当時の横浜では配球の傾向(決まりごとが多かった)が固定化されており配球論語り難かったのですが、その配球制限から外れていた投手が三浦でした。

チーム方針に従い外一辺倒ですと三浦の場合、打たれてしまったので、配球制限のようなモノが解除されています。

その三浦と組んで成績が良かったのが高城です。

嶺井が当時(2015年)、6試合、三浦と組んで防御率5.59。

対して、高城は9試合で3.47でした。

あの時の見逃し三振は本当に美しかったです。

総てがパーフェクトでした。

未だ、隙もありますが、成長著しい高城です。

昨日は9回から途中交代で試合に出ています。

そして、

昨日の試合、見逃し三振こそありませんでしたが、打者の狙いを上手く外してパットン、ヤマヤスをリードしています。

パットン、ストレートが、良くはなかったです。

悪くもなかったですが、ストレートを軸に、えいっや投法で乗り切れるような質にも感じず、ドキドキして見ていましたが、上手く変化球主体で乗り切っています。

配球の半分が変化球でした。

(相手次第、ストレートの質自体で配球割合変わりますので、ご注意、願います。今回は相手がストレート待ちだったので機能しています。)

相手もストレート待ちだったようですし、戸惑っていた感じですね。

アメリカでの投球実績上、約70%がストレートだったパットンです。

先日、戸柱と組んで、危うく、逆転負けを喫する所でしたが、その時の反省を活かしている感じです。

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戸柱、コラッと思った4/30 広島戦

監督も堪らず、マウンドに駆け寄り配球について小言を伝えたようですが、戸柱と情報交換しているでしょうね。

そしてヤマヤスも上手くリードしています。

制球が定まらず、ボール先行の苦しい配球でしたが、ツーシムの使い方が上手かったです。

雄平の場面、高城の要求に対し、ヤマヤスは首を振り、ツーシムを投げて打たれましたが、効果的にツーシムを使うようになって来ています。

高城がツーシムを要求しなかった理由は打者の反応をみてからなんでしょうが(ストライクコースのツーシムを嫌な感じで見逃されています)、

打たれるなっと私も思った瞬間でもありました。

ここで我を通さないのが、後々、活きてくるかもです。(ヤマヤスから信頼を得られる)

しかし、相変わらず高城への罵声は酷いですね。

昨日も、外一辺倒と罵倒されていましたが、リードする投手と、相手打者次第なんですよね。

そう言う機微をみて欲しいです。

黒羽根とか、精神的に参ってしまい、文字通り外一辺倒になってしまった時期がありますが(2015年序盤)、数々の修羅場を乗り越えて生き残ったのは高城です。

どうして、高城が黒羽根や嶺井ら、年長者との競争に勝ち、一軍に居続けられるのか?

そして、戸柱との比較で、より難しい投手を中心に組まされてるのか?

第二捕手で見るなら、セでレベルが抜けている捕手です。

相手打者の状態もわからず試合途中からマスクを被るのも難しいのですが(そもそも今三連戦で初マスクですので余計に難しい)、こうした実績を積むことでファンの目も変わりつつあると思っています。

ニコ生でも高城を褒める人も増えつつありますが、結構、良い感じに成長していますよ。

高城。

期待してあげてください。

高卒6年目の24歳です。

谷繁がレギュラーを確保したのは高卒8年目です。

先日、谷繁が素晴らしい捕手論を語っていましたが、私的には理想の捕手像が谷繁でした。

この人の配球が嫌いで、好きになって、追い続けたのですが、高城も、それに近い系譜を辿っているかもです。

昔は。。。で語れる選手は、プロ野球ファン的、醍醐味の一つです。

見続ける事で、成長を覚えるわけです。

谷繁元信氏が語る捕手の神髄

投手をリードする9のポイント