チーム状態が悪い事もあって無理して勝ちにいっていましたが、やはりラミレスですね。
点差は2対5。
3点ビハインド。
5回の裏先頭打者の桑原が出塁しましたが次打者の石田に代打ありませんでした。
石田続投を選択しています。
今日のラミレス無理しませんでした。
因みに2017年まではホボ続投でした。
勝つ気があるのか?
っとラミレス擁護記事にコメントを頂いた事があります。
いつか見た事のあるゲームプランでした。
中継ぎを休ませたかったようです。
短期的な負荷と長期的な負荷では意味合いが違います。
短期的な負荷で思いだすのは中畑ベイスターズ。
バタバタ短期間に倒れて行き状態が戻りませんでした。
故障者も続出し、その多くは、そのまま。
年間の試合数でみますと中畑さん時代の中継ぎは投げれませんでした。
一方、短期での集中起用を避けているラミレス横浜の中継ぎは年間でみますと実に多くの試合を投げれるようになって来ています。
60試合を超えて投げた中継ぎが多いから酷使でなく、コンディションに気をつかって60試合を投げれるようになったのが今の横浜です。
中畑さん時代は短期に疲弊して行くんですよね。
来季に響く使い方で中継ぎの層が厚くなりませんでした。
それら失敗経験を横浜は財産としています。
失敗経験の宝庫だった中畑さん時代でも、随分進歩しました。
その延長線上にラミレス横浜は位置しています。
チーム財産として中継ぎコンディション維持に関する方法論を模索してきた横浜です。
監督変わっても、それは継続していました。
短期間といえど、ある一定以上の負荷を超えますと戻らないです。
日程が空くとか関係なく、限界点があります。
心配でした。
また、変な負け方をしますとダメージが残ります。
勝ちを奪いに行くような采配を続けてきたラミレス。
それを続けないのもラミレスさんらしいですね。
今日の試合をみて安心しました。
賭けをしつつも、分の悪い賭けはしないようです。
今日の賭けの果実は大きかったです。
ゲームプラン的にヤスアキの起用は避けるつもりだったのかもしれません。
ヤスアキを使わないゲームプランとは井納、パットンの起用。
8回にパットン(防御率12)が登板して9回井納(防御率4.5 三試合連続失点中)でしたが二人とも結果が良くありませんでした。
石田に7回まで投げて貰ったのでリーリーフの組み立てが楽でしたね。
8回に三上(右に強い)と砂田(左に強い)のセット起用とかもあったかもですが登板過多気味なので温存しています。
パットンを起用する事で温存できました。
今日の試合もある意味で賭けでした。
結果を出せてないパットンの起用です。
そして井納(WHIP1.8ぐらいありましたから苦戦しています。ランナーをたくさん出していました。)。
結果が出てない故にメンタル的に、この二人が打たれると非常に苦しかったのです。
が抑え切りました。
一点差ゲームを抑えました。
その果実大きいです。
今日の賭けはポジティブに評価できる賭けでした。
というより、そうしないとヤスアキらが潰れてしまいます。
オプションとしてヤスアキを温存できる勝ち方も出来きました。
投手コンディションに気をつかっているのは従来の采配でわかっていましたが流石です。
出来れば明日もヤスアキ温存したいですね。
投げ過ぎると一日空けても、回復仕切れないです。
来週、試合がないですが、この中日戦でヤスアキの起用も避けたいです。
ヤスアキの登板は1試合程度に抑えて回復に専念して貰いたいです。
これ以上投げると、回復力に影響がありそうな状態に感じました。
しっかり休ませて欲しいです。
いろいろ試行錯誤しながら2018年版横浜を作っているようですが優秀な監督と思います。
旧来の形に固執しない監督なので毎年、その采配にワクワクしています。
優秀過ぎて引き抜かれない事を祈りたいです。
ラミレス単年契約です。
おまけ
瓢箪から駒で石田に勝ちもつきました。
なんで5失点するんだよって今日も思いましたが勝負球が甘かったです。
内容と結果でアンバラスがありましたが7回を投げ切れています。
今のローテションでは東、石田は別格ですね。
100球を超えても安心してみてられます。
一勝するとポンポンって来月月間MVPを受賞しているかもです。