にて
Aクラスだけを目標にするなら石田を先発再配置せず、そのまま行かせたと思います。
再配置=リスクです。
それを行った事を考えると優勝を諦めてはいないのですが今のリリーフから石田が抜ける影響大きいでしょうし結果的に、この采配が裏目にでて横浜はBクラスになるかもしれませんね。
っと書いてましたが危惧が現実化しそうな様相です。
石田の先発復帰により勝ちを呼び込むかもですが中継ぎで有力な選択肢(セットアッパー級、抑えでも良いぐらい)を一枚欠くことになる影響は大きいです。
石田の状況を考えますと長い回を要求し難いです。
先日、463日ぶりに勝利しましたがストレートの球威見ての通りです。
初回から全力投球でした。
平良も病み上がりで6回程度が目途。
開幕序盤、あんなに良かった今永も息切れ気味。
新人の大貫、上茶谷も長い回を投げられそうもないです。
開幕序盤の先発育成起用のツケを横浜は払う事になるかもです。
先発が長い回を投げれなくなりました。
月別の投球回数をみれば自明の理で4月先発141回(中継ぎは94回)をピークに先発投球回数は右肩下がり。
7月は先発76回に対し中継ぎは66回となっています。
7月QS数はわずかに2回のみ。
石田先発再配置の原因でもありますが先発の状態が苦しいです。
ゲーム差を考えますと無理をしないといけません。(それでも7/21の試合エスコバーらを温存しています)
2016年や2017年なら石田は中継ぎのままです。
勝ち試合は増えないかもですが勝ち試合を失うリスクは低くなります。
7/21の中日戦、石田がいれば8回か9回は彼が投げたでしょう。
櫻井も回マタギしないで済みました。
石田がいれば中継ぎは疲弊せず最後まで行けそうに感じます。
にも関わらず、
横浜は勝ち試合を失うリスクを負ってまでも少しでも勝ちを増やす野球をし始めています。
開幕序盤に語っていたピーキーとは違って(私がワクワクしなかった理由)、今は積極的な理由で変動幅の大きいリスクを冒した采配をし始めています。
心技体で言う体で課題を覚えるような起用をチームはし始めています。限界点懸念される状況となりました。
そうは言いつつ試合を壊すリスクをおかして勝ちパで平田、藤岡、ソリスや、斎藤、櫻井、武藤らを使ってはいますが。
ギリギリの起用。
力をふり絞りつつ新戦力を探すようなギリギリの戦い。
力を振り絞った結果をスポイルしかねない矛盾する采配。
矛盾を覚える采配をすることになるでしょう。
エスコバー温存するために藤岡らを起用したのにエスコバーを起用したと批判されていた試合ありましたが、
あの試合の目的は藤岡らの試験であってエスコバー温存は二の次です。
だから、7/21の中日戦3点差で斎藤が8回に登板し三嶋があとを受けています。
7/21の試合負けていたら7/2と同様な批判を受けたと思いますがギリギリの運用をしている横浜です。
新潟の夜以降采配の質が変化しましたが・・・
あの開幕序盤のロスが本当に響きそうで嫌です。
そして開幕序盤でなく、長い回を投げるのなら今だったんですが。
開幕序盤における底力を試すような中継ぎ起用に先発起用。
ポジティブな運用ミスとも言えますが・・・理想と現実のギャップに新任の投手コーチは苦しんでいました。
独裁者ラミレスと揶揄されますが投手運用に関しては大部分を投手コーチに任せてまして投手コーチとの連携が肝となっています。
その連携に齟齬が生じた結果序盤の運用ミスがあり、今の練度(解消気味)につながっていますが本当に惜しい。
チームが番長に期待したのは先発育成というより今なんだと思います。
若い投手が多く先発投手陣にリーダーが不在だった横浜。
苦しい時に気持ちを引っ張れる先発投手が不在でした。
その経験不足埋める知恵を三浦は期待されています。
その経験が活かされるかもです。
体に課題がある以上気持ちを全面に押し出す必要がある時期。
心技体でいう心を支えるコーチとしての三浦に期待しています。
チームの底力に期待します。
タフな戦いをしつつ温存も視野に様々、采配をしています。
一見すると首尾一貫していません。
温存と勝ち筋を同時に探っている横浜です。
野手は最後の一枚を探している感触です。
もう一手欲しい。
今の采配が、どれだけ難しい采配をしているのかわかって欲しいんですが・・分かり難い采配をしています。
去年は、こんな采配を4月からしており賭けの連続と評していました。
今年は7月のオールスター明けからです。
リスクを負って仕掛けて来ています。
その頑張りに期待したいです。
その結果、息切れしても石を投げないで欲しいと一ファンとして願います。