前記事の最後に
結局、このしたいと出来るを突き詰め勝てるチームとは?
になるとラミレスのような野球になる可能性があるのですが・・・
っと結んでいますが結局、今の陣容を考えると勝とうとした場合ラミレスがやっていた野球にどうしても近くなってしまうようです。
現在、横浜の勝敗は3勝15敗3引き分け。
チームWARから期待される数字をみると3,4勝ほど損しており運用面での見直しを進めている三浦横浜です。
DeNAあぁ7連敗…巨人・菅野に歯が立たず完封負け 「何とかしなきゃいけない」悩める三浦監督:中日スポーツ・東京中日スポーツ
引用
「何とかしなきゃいけないという気持ちでみんなやっているが、結果7連敗なので、何とかしなきゃいけない」
かなり苦しんでいます。
何とかしないといけないの結果、様々、方針を変えてまして。
4/18の対巨人戦では
先発阪口が初回から全力投球。
5回で降板。小刻みに継投し0対2の劣勢から二番宮崎(同点は最低限が効きました)が機能しソトのホームランで引き分けに持ち込んでいます。
引き分けとは言え9連敗の阻止。
連敗中、試合になっていませんでしたが4/18の試合は試合になってました。
監督も心なしか生気が戻っていました。
良かったです。
しかし、その試合をみるとまるでラミレス野球。
細かな所では違いありますがデジャブ―を覚える試合展開でした。
三浦新監督が悩みチームの勝利を渇望しようと日夜葛藤した結果徐々に前任者のラミレス寄りの野球になってきています。
上位に足の速いランナーを並べスモールベースボールで勝つ野球を三浦監督が目指しているのは事実ですが現実は厳しいです。
ラミレスも、その野球を目指していました。
ビックベースボールがラミレスが目指していた野球と勘違いしている方が多いですが
そもそもラミレス、ガチガチのスモールベースボール派でした。
2017年の開幕時のプランAは田中が二番。
Bで梶谷二番。
良く言うプランA、プランBを掲げていたわけですが
2017年まではプランAがスモールベースボールでした。
その構想がとん挫し9番倉本、1番桑原、2番柴田(スモールベースボール)、3番筒香っと日本シリーズでは変化し
最後はスモールベースボールの形も見えなく(それでも柴田2番を模索し続けてましたが)なって、あの形になっています。
結果的にビッグベースボール気味になった事を覚えておいて欲しいです。
今の陣容ですとスモールベースボールの難度高いです。
現状分析にも書いてますがスモールベースボールが掛け声だけになっており何らメリットが出ていません。
外国人不在の状態で守備が悪く、ベースランニング評価が過去最低を記録しているのが今の横浜の実力です。
三浦新監督のやりたい野球をしようとした結果一部ハレーション起こし監督が投打で修正していますが
現実と理想のギャップが大きいです。
配球傾向も開幕序盤と変化しさらに修正しているようですが
まるでラミレスが指示しているようです。
厳密には前任者と今が違うので捕手と息が合わずヘンテコな配球になっている部分もありますが
大分、埋まって来ています。
打者よりから見た配球論と投手よりから見た配球の違いと
久々再任の新沼コーチの不慣れさからくる?かもでですが時間かかるのも止む得えず
いろいろギャップを埋めて来ています。
投球割合や傾向で違いがあり記事書こうとは思ってるんですが数字は生もので急速に変化しています。
自分でデータをもっていれば追い切れるのですが
そこまでデータ化してなく数字のうろ覚えなのですが面白いもんですね。
新監督がやりたかった野球は
関根や柴田らがもっと出塁してくれれば出来たかもです。
しかし現在、彼らが記録している数字はリーグ平均以下。
上位を任せるには問題があります。
日替わりで選ばざる終えない数字です。
選手構成上の問題です。
新監督が勝とうとすると結局、前任者が諦めて選択したような野球に近くならざる終えません。
結果、ラミレス野球の影を感じざる終えないわけですが
ラミレスによって作られた野球というより選手の技量不足が原因です。
その技術不足にフォーカスして欲しいです。
先日、書いた記事でも同じことを書いていますが本来、フォーカスされるべき技術論に行かず精神論(したいではどにもならない)に行くのがどうにも・・・
石の上に10年の精神で指導し続けた横浜ファームの結果をみた経験で言うと
したいで1軍で野球しても難しんじゃないかと感じています。
まずはファームで一軍で実践できる技術の育成が出来ないと無理とは思うのですが
どう指導すれば良いんですかね。
横浜のファームが様々努力しているのを知ってはいますが・・・
二軍に仁志監督を招聘しスモールベースボールの浸透を図っていますが上手く行くのかわかりません。
結果出るにしても数年後です。
桂馬に香車の動きを求めても無理です。
香車のような駒が欲しいなら香車が手の内にないと指揮官ではどにもならないです。
それは編成の仕事でしょか?
どちらにしろチームとしてとれる手段はやっていますので後は選手次第でしょうか?
外国人が打ち始めれば外国人が抑えればチームは落ち着いていきます。
期待通りに働かなかった時は
そこはもう耐えるしかないです。
通例に従うなら酷使と言われるような状態にならないと調子が上がらない事の多いエスコバーで何らかいつもどおり失敗があって
そこから投手面は上り調子。
打者はソト、オースティン次第です。