昨夜の勝利で連敗止まりましたが貰ったような試合で決めたのは神里。
梅野が先発マスク被っていたら別の展開を覚えた試合でしたが積極休養で試合欠場。
インサイドワークで梅野とそれ以外で差がありましたが主戦捕手に対する依存度の高さを覚える部分です。
4安打7得点で効率良く得点した横浜。
4/22の中日戦に続き1、2番に出塁力に課題あるスモールベースボール型の選手を並べましたが
負けた22日に続き連敗を止めた23日の試合でも出塁は少なく。
22,23日の1,2番の出塁は18打席でわずか3。
バントで揺さぶるなど形は作りましたが機能したとは言えませんでした。
打てない打者にはゾーンにおいてきます。
普通なら勝てないのですが中軸が再三チャンスメークし7番に満塁の好機3回。
その7番神里で3回とも打点をあげ試合を決めています。
7番が機能しなかったら終わっていたかもしれない横浜です。
勝ち運を手放す前の形にして連敗を止めた横浜。
チーム状態がより良くなくなったのは中日戦で機能した6神里を懲罰降格させた事によるモノと感じています。
今期横浜は4勝をあげています。
その内2勝で神里は大活躍していますが故なき事ではないです。
その打順はともに下位打順。
打線構成上、下位と上位の1,2番が不調な事で。
チャンスメイクした走力に劣る中軸を返す為にも長打力が求められる6番(昨夜は7番)。
かつ、相手にプレッシャーを与える走力。
戸柱、投手、1,2と続く事を考えると走者に高い走塁センスがあると機能し易いです。
打線バランス上、神里は盗塁を積極的に仕掛けられます。
その機能していた6番に難しいバントを命じ
失敗。
翌日、懲罰で神里を外し
打線構成上長打力が求められる6番に関根を抜擢。
相手先発右腕と相性が悪そうな桑原を先発させ大型連敗の切っ掛けとなっています。
あの懲罰交代以降精彩を暫く欠いていた神里ですが
その神里(7番)が試合を決める一打を決めています。
4安打しか打てなかった横浜ですが神里が7得点中5点に絡む活躍をみせ勝ちを導いてます。
横浜打線は下位と上位が死んでいるので(出塁できてない)
中軸からの攻撃が重要です。
4/24の試合で打順上決める立場になったのが7番の神里というのが今の横浜の課題であり神里の重要さなわけですが
これを軽視すると前回の三浦懲罰采配のように勝てなくなります。
わかっていてやってる点において情状酌量の余地を覚えるとともにチーム戦力以下の勝利しかチームにもたらせてない原因の一端を覚えます。
分析していると三浦野球により様々副作用が生じておりチームが勝てていませんでした。
外国人の遅れでチームが勝てないのは事実ですが
後3,4勝勝てた(最下位は変わりません)のが現状分析結果となっています。
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開幕前戦力的には上位進出可能なチームにも関わらず前向きな最下位になると予測していましたが
三浦監督の理想と現実のギャップにより勝敗を悪くするのはやはりという想いとともに思ってた以上にラミレス抜けた後の影響を感じる状態です。
上位進出可能な戦力読みというのが難しく感じる有様でしょうか?
特に打撃面です。
危惧で終わるかはわかせんが・・・
個人的にラミレスが高く評価していた神里に期待しているのですが
どうも打撃で何か掴んだぽいんですよね。
神里。
継続的に成績出せるかわかりませんが見どころでしょうか?
三浦監督の求める野球を体現できる選手とは言えませんが勝利を得ようとすると神里を起用したくなるわけで
それは神里起用時の理由。
勝利談話で話した2番で起用するには勿体ないという言葉に象徴されます。
何処で神里をっとなると私も監督同様下位に神里置きたくなります。
これ牧の打順を動かした結果調子が悪くなった原因かも?っと見ておりデジャブ覚える有様で
過去、牧同様打てなくなったスラッガータイプの打者が横浜では続出しています。
その対応でラミレスは打順を動かし続けています。
牧の場合2塁という守備負担(数字上一塁守備も上手いとは言えませんでしたから)から来るモノもあったかもです。
*別記事で二塁ソトかもと書いてたほどでした。
横浜は一巡目で牧が指名されるとみていたようですが守備に課題があったが故に一巡目指名されなかったようです。
その棚ぼたで2位で指名出来たわけすが守備が・・・
スモールベースボールとは?っと思う有様です。
将来的には守備も良くなる?・・・なるのかな・・・なってくれと大きいです。
外国人合流前の状態で横浜の守備評価はリーグ最低でしたが今はどんな感じなんですかね。
そんな牧の状態を戻せるかもポイントでしょうか?
デジャヴを覚えるが故に5,6、7番牧だと機能しないような予感があるのも参ったものです。
今の横浜ですと6,7番に長打力と足が求められそうです。
走塁能力に長けた梶谷を下位に置いて彼のキャリア2番目の83得点を稼いだ2017年を思い出します。
因みに梶谷のキャリアハイ得点は2020年の88得点。
2017年は打点も60と結構稼げてました。
梶谷の打点キャリアハイは3番を打っていた2014年の72。
2017年の梶谷の打率は.243でOPS.754。
決して良い成績ではないのですが梶谷にようなタイプが嵌り易い横浜です。
打線構成上あの時と同様な特性をもった打線バランスですから下位に神里は存外嵌るかもです。
となると上位誰打つの?なわけですが・・・
得点効率が良かった時もあった9番野手(2017年)にも理由があるわけです。
投手9番は変えないと思いますから捕手、投手の並びはおそらく変わらず。
その前の打者が重要になってきます。
これが大和や倉本ですと過去実績上ダメで。
2016年の倉本がいい例ですが得点も打点も稼げませんでした。
参考記事
部分最適と全体最適でみた9番倉本の実績と6番倉本の是非 打順考察② - 所持雑感
打線バランス上神里7番ですと打点は増えても梶谷のように得点が増えるかわかりませんが
今の下位打線から上位打線の状態を考えると神里の個人技。
盗塁と走塁能力が必要そうにも思え必然の打順となります。
まぁー普通は1番ですよ。
そうならないのが横浜の辛さです。
因みに
三浦野球が思った以上に機能してない原因に柴田がありまして
彼の四球出塁率(IsoD)が2020年に記録した0.09の半分以下の0.03となっており出塁能力を大きく落としています。
例のチーム方針の影響を覚えますがカウントを上手く作れてない感じです。
佐野など往年の筒香を思い出す有様になってきておりIsoDで0.110。
関根の2倍ほどの四球率を記録するなど厳しいマークにあっています。
三浦監督が佐野を動かさないもわかります。
打撃面はかなり難しいかな。
投手面では記事で書いていた通り序盤の混乱が収まりつつあり試合作れるようになってきていますが
引用すると
序盤の混乱が落ち着きつつあり改善傾向。
解説者に評判の良くない配球も新沼コーチないし三浦新監督と捕手の連携不足が原因と感じており諸数値回復傾向。
投手面では心配してない。
です。
ヘンテコ運用(理想と現実のギャップに嵌り10連敗の主犯になった)で2019年に大やけど負わせた実績ある三浦監督ですが
投手出身故にポジティブな面ありまして今後を楽しみにしています。
個人的注目はLOB率です。
ざっくり防御率4点弱が横浜の実力値とみています。
投手側は数字戻るかと。
野手育成面でラミレスは定評あり宮崎、佐野、ソト、神里らを上手く指導しています。
三浦は先発投手育成面で一定の結果を出す感じで楽しみにしています。
問題は打線。
元々横浜の課題で打線バラスが悪化し易く矢継ぎ早に前監督が動き続けた分野です。
動きが早すぎてレポートしきれないほどチームの形が変わるのが常な分野です。
その原因を考えると選手の力不足があります。
そのラミレス時代と違い二の矢、三の矢がなく動きが鈍いです。
鈍くて当たり前と言うか・・・
前任者が標準から外れた采配で危機を察知し動かし続けた監督さんですから差はありますかね。
危惧はしていましたが打撃コーチラミレスの不在が一番大きく響く可能性出てきました。
アフターラミレスの配球、捕手陣と三浦監督、新沼コーチに思う - 所持雑感
上記記事で広島ファンさんからラミレス不在時の打者調整力に関してコメント頂きましたが同意です。
4月3日の記事でも
そんな苦しい歴史を歩んできた横浜ですが過去と違い今年は強力な外国人が合流します。
彼らが合流すれば総てがプラス方向。
そんな可能性(ラミレス抜けた事でならない可能性もありますが)があり悲観する必要性はないです。
なかなか勝てない状況に三浦監督も参っているかもですが明らかなプラス要因がある以上、そこまで耐えるを合言葉に監督もチームも耐えきれるとみています。
彼らが参加する事でチームは整うハズです。
今の混乱も一過性のものでしょう。
たぶん。
っと外国人助っ人のチーム合流が即解決につながらない可能性を想起して言葉を濁してまして。
その不在時の影響を私も危惧していましたが
そこが今後の注目点です。
今は実戦勘のズレが原因で調子が上がってないとも言えますが
そのままっという最悪シナリオもありまして・・・
その対比で当時、投壊していた投手側を私、あまり心配してなかったみたいです。
新監督とバッテリーコーチ、捕手との連携不足が原因で打たれ過ぎていて早晩修正できると当時思っていたようです。
そりゃまぁ、捕手が原因なら過去もっと打たれていましたからね。
課題の打線に関しては牧の状態も現在の注目点。
因みに、そんなに打撃崩れていた印象ないんですけどね。
下位打線が死んでるが故に四球おkの配球に嵌ってしまった可能性を覚えています。
以前との比較で視聴量が1/20ぐらいなので自信ない部分もありますがチラ見でみた範囲では極端に崩れたように見えてませんでした。
出塁させてコワイ野手ではないので今の横浜だと神里のようなタイプの方が嵌るかもです。
関根だと横浜のキーとなり易い下位を打つならもう少し長打力欲しいです。
その辺考えると監督が牧を下位に回すのもわからなくもなく理があったわけですね。
牧もロペスやソト、他のスラッガータイプ同様四球攻めに耐えられなかったじゃないのかな。
たぶん。
下位打線が弱すぎる事で彼らの前を打つスラッガータイプが苦戦するのですが
過去実績上、あの四球攻めに対応できた打者は宮崎だけで。
さて。
その四球攻めに対応できそうな打者が神里になります。
足早いので四球で出したくないもありますが。