負ければ自力優勝が消滅する可能性のあった一戦。大きな一勝をチーム一丸となってもぎ取った。
三浦監督は「(連敗脱出まで)だいぶ長かった。選手もしんどかったと思うが、誰一人諦めなかったからきょうのような試合ができたと思う」
感情が高まり、思わず吠える佐野。9連敗中のフラストレーションを一気に吐き出した。
9連敗で今季最多の貯金5から借金4まで減らしたが、まずはひとつ戻した
首位広島とゲーム差6.5。
一番戦力がある巨人とは5.5。
残りゲーム数47。
星読みとはして依然厳しいです。
しかし混戦状態故に上位の星が大きく伸びるとも思えない情勢。
想定より早く阪神さんの状態が上がって巨人相手に三連勝も含め8連勝したのにはびっくりしましたが
24.07.21 チームOPS-チーム被OPSでみたセ 巨人が一番手かな - 所持雑感
引用
相手一番手の巨人さんと比較すると決め手欠くように感じますが今の様相だと9月巨人と阪神がマッチアップしてそうで・・・
ここからやや上り調子観測ですが勢いを覚えるようなチーム状況になるにはもう少しかかりそう。
もう少しかかりそうと思ったんですが
結果、走り抜けそうだった巨人を止める要因になり広島が首位に立っています。
ここで阪神さんが3連敗していたら9.5ゲーム差となってました。
流石にこの時期、10ゲーム差になると厳しかったですが
うん?もしかして
もしかしてを覚える情勢です。
そして連敗の止め方が良かったです。
ただ連敗を止めたのでなく勢いつくような試合内容でした。
記事で横浜のチーム状態上がるんだから我慢しなさいと書いてましたが
勢いがつくとはチーム状態上がるときでもあって
その両方が意図せず揃ってしまった可能性もあります。
9連敗の結果、何かが。。。もしかして揃った?
監督初年度の大型連敗中(8連敗)は止めても、ダメそうな差配でした。
今回は2019年の10連敗時に近い感触、可能性を覚えます。
より正確に書くと10連敗してさらに間に4試合挟んで5連敗した試合。
あの新潟の夜。
三浦投手コーチを説得するためにあれだけのコストを支払った当時のチームは、そこからチーム状態を上げていきます。
もっとも説得できなかった部分もあって後に先発崩壊につながりチームは優勝を逃していますが。
この野球を三浦監督、監督初年度の21年にやり最下位にもなっています。
21年開幕前に最下位予想した理由であり8連敗をただ止めただけになった原因です。
戦力あれども三浦監督なら前向きな最下位になると思ってました。
この最下位切っ掛けにいろいろ野球変えてきてた横浜。
4年かけて普通レベル評価に到達したと記事で報告している通りです。
正直、長かった。
未だダメな部分もありますが普通のチームになったかな。
むしろ+αを感じる部分もあってチームとしての+αを覚えるから首位と6.5ゲーム差でもしかしてと感じています。
参考記事
三浦とラミレスの認識のズレに関しては徐々に埋めてきているものと信じています。
継投の質が変わりました。
全般的に先発引っ張り気味ですが従来型により近くなっています。
新潟の夜に何らかあり事実として継投の質が変化し勝ちきれるようになってきています。
また、嶺井のリリーフ捕手起用といろいろあってチーム状態があがってきている横浜です。
チームの形が定まる事でチームが安定してきます。
この辺の野球の不味さ(三浦投手コーチの理想論よりの運用)、方法論を2019年のチームは修正してました。
大型連敗中に何をなしたか?
いかにして止めたか?
2021年の三浦監督初年度の8連敗はただ止めただけでした。
2019年は連敗の原因になっていた投手継投、他を変えています。
では2024年は?
24年が2019年に近いと感じる理由です。
モチベーションブレイカー的(闘将よりというタフな差配が意図せず選手の心を折る)な素養が強い三浦監督でしたが今回はどうも違う感じなんですよね。
ここから大型連勝が始まるとは言い切れませんがしてもおかしくないチーム状態になり始めてるかもです。