広島戦術傾向 2013年総括と展望
ヤクルト、横浜、中日と来て、広島の2013年、総括と展望です。
前記事で広島連続Bクラスの原因の一つに、過剰な飛ぶボールの選定。
パークファクターで2.4倍という、おそらく今後ないだろうと思われるようなボールの選定により、広島の良さが失われてしまった指摘していますが、
(迷走した結果、最後は毎年のようにボールを変更しています。)
でわ、現状、どの程度まで回復しているのでしょうか?
やはり
回復途上、再建中と捉えるのが妥当です。
一点を守り勝つ野球と言いますと、落合中日を思い出しますが、そこまでのレベルに達してなく、投手力、守備力伴に足りません。
だから、3位でも、勝率を5割を切っています。
その辺は今後の課題かと思いますが、選手構成的に伸び代を感じるが故に、私個人は前途洋々と感じます。
チーム傾向・戦術
勝敗 61勝(4位)→69勝72敗3分け(3位)
先制数 67(3位)→69回(3位)
先制時勝率 43勝18敗6分.641(4位)→47勝20敗2分.681(3位)
*野球は先制側が非常に有利に戦えます。
強いチームほど、先制数が多く、かつ勝率が高いです。
故に編成は攻撃陣と先発陣の編成に、より重きをおきます。
(MLBでは)
NPBでも実績上、3回までに勝敗の帰趨の7割超が決まりますが、
なぜか?抑えをより重視する傾向が一部球団(SBや楽天ではありません)であり、不思議に思っています。
さて、本題の広島です。
昨年度との比較で先制力(勝率)が大きく伸びたわけではないようです。
昨年度との比較で大きく伸びたのはビハインド時の状況
3回終了時ビハインド勝敗 4勝43敗.085(6位)→14勝45敗.237(4位)
6回終了時ビハインド勝敗 6勝55敗.098(6位)→7勝51敗.121(4位)
この項目で広島は、昨年度との比較で計11勝を積み上げています。
未だ未だ、上位に相応しいタスクとは言えませんが、基礎的な部分で大分、改善されて来ています。
得点、失点での昨年度との比較が、統一球の反発係数変更により難しいですが、
相対的な部分で守り勝てる分野における能力向上が大でしたので、攻撃力が上がったというより、投手陣の粘りと守備陣の奮闘により逆転を可能にしたとみています。
犠打 175(1位)→160(1位)
盗塁 79(2位)盗塁死39(5位)成功率64.4(5位)→112(1位)盗塁死47(6位)成功率70.4(4位)
広島の野球と言いますと、DeNaと並びスモールベースボールを実行している球団です。
が、
リスクの割に点が取れていないようです。
一点を奪いにいっているのですが、一点を奪えた回数が163回とビックベースボールの中日の183回より少なく、結果が出ていません。
チーム成績上、打撃面(RCWIN-5.12)で中日より劣るチームありませんので・・・犠打数が有効に機能しているのか疑わしいです。
尚、広島のRCWINは-1.69 リーグ4位です。
これは、毎年の傾向なので、しょうがないのですが、この辺が改善されないと、さらなる成績向上は難しいかもしれません。
少なくても総合的な攻撃力(総得点期待値)を落してまで一点を奪う為に、犠打を敢行している以上、もう少し結果が欲しい所です。
盗塁に関しては、大分、良くなりました。
盗塁の損益分岐点を大きく下回る盗塁を行っていましたが、今年は、何とか五分程度(個人的には若干のマイナス)になったようです。
アウトカウントにより、その損益分岐点が違うので、ノーアウトで走ったのか、ツーアウトで走ったか知りたい所です。
尚、データにもよりますが
ノーアウトでの盗塁成功率の損益分岐点は77%。
ツーアウトでは、65%
です。
また、チームの盗塁死の90%を丸と、菊池が占めており、盗塁も45と多いのですが、失敗も35と多く、損害を与えている面があります。
彼らの盗塁成功率が上がれば(上りそうですが)、野村監督の目指す野球が、より機能するはずですので、今後に期待したいです。
犠打を多くするより、アウトを献上しないで済む走る野球を。
そんな野球をみて見たいです。
総合力があまりに高すぎる巨人を打倒するには、何か武器が必要です。
盗塁数で王者巨人を抜きましたが、盗塁成功率でも、巨人より上を目指して頑張って欲しいです。
*巨人の盗塁数、成功率伴に基本的にリーグ一番です。
あらゆる面で隙がなく、管理人的に分析し甲斐のないチームです。(笑)
そう言えば、
20042006年の落合野球(全盛時)がそんな感じでしたねぇ。
今や昔ですが。。。
次回は、打撃、守備、投手へ