三上の危うさと、大原投手に関しての雑感

中継ぎ投手、云々の記事に、大原投手に関して言及があったので、雑感記事を。

えー、管理人の主観で言いますと、現在、ベイで抑えを務めている三上に対して、危うさを覚えています。

試合見ている人は気づいているかもしれませんが、

投手本来の力と言われる疑似防御率は3点を超えていますし、防御率の割にランナーも良く出してもいます。

なにより、春先との比較でボールの切れが落ちて来ている部分を感じ、ファンとして、どうしてもヤキモチしてしまいます。

不安で仕方がないんです。

そんな三上が、抑えているのは、ランナーを出しても、打たれていないからで。

出塁したランナーの生還率が10%を切っているからです(リーグ平均は30%ほどです)。

別のコトバでLOB率とも言いますが、90%超です。

一見すると素晴らしいのですが、90%を超えるような投手の場合、ポジティブな投手が少なく。

与四球が多く、奪三振率が高い投手等に高い傾向が確認される数値な為、その両方に当てはまらない三上の場合、実力+αの存在を覚えてしまっています。

勿論、動く速球の使い手だからと言う解釈も出来るのですが、横浜の内野守備力を考えますと。。。

技巧派で、内野守備陣の高い中日の守護神、岩瀬でさえ・・確認した範囲で2007はなく、7885弱程度です。

そんなわけで、少しでも調子の良い状態で、シーズンを終わらせ、来季へつなげて欲しいと、いつも思っており、一連の頼むよ、監督記事になっています。

さて、そんな三上投手との兼ね合いで出てきた大原投手。

>ソーサがダメだった時に何で最初に、抑えで試さなかったのか疑問です

それは私も感じてまして、昨年の成績をみても、防御率こそソーサより悪かったですが、ランナーを出さない数値であるWHIPはソーサの1.19に対し、大原1.02と良く、成績上、過去三年間で最も安定している投手の一人ではあります。

そんな今年の大原の成績は、

三上との比較で、防御率、LOB率以外は、総て上回っており(見逃していたらすみません)、勝ち試合の投手として抜擢するに相応しい成績のハズなのですが、

起用方法を見ますと、ワンポイント的な使い方も多く勿体ないと感じる部分を強く感じます。

左のワンポイントとしか見ていないのかもしれませんが、ワンポイントとして重宝がられている、林と違い(林の場合、右左関係なく被打率高く、右より左のほうが若干被打率の高い.303です)、

左 被打率.208(53打数11安打) 右 被打率.216(37打数8安打)

っと、抑えていますし、

勝ち試合の大事な場面で、もう少し投げさせても良いような気がします。

もしかすると、中畑監督の好みかもしれません。

ストレートに力がある投手が好きなようで大原のようなタイプは好まれていない可能性を覚えていますが

(三嶋や、井納、山口など本格派、速球派の投手が好きそうです)

まぁ、確かに大原、ストレートは速くなく被打率も.429良く打たれていますが、

技巧派なのでストレート自体、そんなに投げているわけでなく。

大原自身も、

「力で抑え込むタイプではない。相手に嫌がられる投球をしていきたい。」と語っています通り、嫌がられる投球をしており、コメント下さった方々、同様、私も推しておきたいです。

新人の2011年に71試合に登板し、翌年成績(3.05→1.80)を上げたのにも関わらず、登板数は激減。

左のワンポイントの域(評価を覆せてない)を出れませんが、そろそろ、良いころあいではないでしょうか?

起用方法をみてもソーサ等が脱落した関係で徐々にですが、評価を上げてきていますし、

今後に期待したい投手でもあります。