2014年08月09日
なぜ?井納は打たれたか?疲弊気味の井納に関しての分析と、その雑感
現在、井納の調子が良くないです。
(正確に言うと、5月をピークに徐々にです。特に7月に入ってデータでも確認できる出来るレベル球威が低下しています。)
下半身に粘りがないせいか、ストレートは浮き気味。
コントロールも定まらず、また、ストライクゾーンに入ったストレートは打たれる状態です。
疲弊から来る不調と思われる部分が大きく、野外球場での試合が非常に多く組まれている横浜としては本当にツラい。
今の井納に求められるのは、かわすピッチングです。
が、井納の投球スタイルに、それを求めるのは酷と言いますか、
良い意味で、難しく考えず、
「こんな感じ」かと、ファーストストライクを投げ込む事で相手を追い込み、決め球のフォークを意識させる事で、相手を手玉にとるスタイルでもあり(で、成功した)、
また、良い時は、それだけの力もありますので、変に考えさせたくないと言いますか、
考え込んで、上手く答えを出せるタイプに見えないですよね。
あっはっ
すみません。
その辺は、シーズンが終わってから、じっくり、答え(それに対応できる持ち球をもっていないと思っていますので、私個人として、今はするべきでないと考えています)を探して欲しいとも思います。
大原のように
「力で抑え込むタイプではない。相手に嫌がられる投球をしていきたい。」的な投手タイプなら、今の苦境は、さらなるステージアップとも思えるのですが、
→打たれても、そう言う時もあるさっと、多分、気にしないです
駆け引きする事に慣れてないと思われる投手に駆け引きを求めて良いのか考えちゃいます。
逆に力を減じちゃうタイプ居ますので、その辺、微妙・・・
そも、あの強力ヤクルト打線を井納は調子が良い時、
「こんな感じ?」で抑えちゃうような投手です。
まずは、大本のコンディション維持する術こそを覚えて欲しく思っています。
将来的には、
引き出しを増やすチャンスですし、今の苦境を、私個人はポジティブに捉えていますが、
丁度、CS進出できるかの佳境であり、何より、井納に代り得る投手がいるのかわからず・・・
(藤井を試しても良いのでは?っと私は思いますが)
まぁ、その辺、答えはありません。
案外、若さ(井納は28歳なので若いとは言いませんが、プロ野球選手として最も充実している年齢)で井納が今のコンディションを乗り切っちゃう可能性も感じ、その辺は賭けですかねぇ。
井納が結果を出せない程、二軍へという記事も盛んになると思いますが、
シーズン佳境ですし、難しい判断を要される時期になって来ました。
この時期なら、完投目的(当該選手の状況にもよりますが、中継ぎ陣のコンディションも低下してますので)に試合をさせても良いのですが、その意味で、三浦はエースですね。
野外で試合が多くなると、ブルペンで待機しているだけ(勿論、野手も)でも、相当な体力を奪います。
この暑い時期に、横浜はセで最も、というより断トツ、多い野外試合(18試合)が組まれており(中日のそれは5か6っと半分以下と記憶)、今後、ますますコンディション維持に首脳陣は気をつかう事になると思いますが、
さて、どうなるのでしょう。
4月の熱血、スパルタ仕様の起用をした中畑監督ですから、
ガンバレぇ、乗り越えろとっと叱咤激励、井納の覚醒を信じて、私は井納を使い切るような気がします。
4月の時分、
2014年04月30日
期待先行の中畑監督采配 一応、こんなメリットがあるかもしれません
なんて記事を書きましたが、
シーズン序盤とは違い、追う立場の横浜が悠長な事も言ってられませんし、
メンタルに関して、
井納は、かなり上位に位置していると言いますか、無心に近い?
というか、闘争心の強さを覚えますので、
それもアリかなぁっと思う今日この頃です。
表題では、調整させてもって書いていますが、熱い時期ですし、熱いドラマも見たいです。
キャストとしては、良い感じです。
三嶋の場合、その辺は弱いので、熱血ドラマになり難い、キャスティングでしたが、井納と中畑監督なら、失敗しても、成功しても、うっ、人間ドラマと感じられそうで。
ともかく、どういう結末を辿るか楽しみです。
ダメでも次がありますし、来年へ続く人間ドラマ(それを糧に成長を遂げるものと期待できる。また、遂げられなくも人間、そう言うモノですし、それもまた、人生)。
ともかく、ガンバレぇ。
補記
何処を、どう対処したら良いのかわからなかった(回りも)三嶋と違い井納の場合、コンディションが理由なので、本人も、回りもアドバイスし易く、修正も容易である可能性を感じます。
また、修正する術を覚える事は、来年以降に活きてくると思いますので、育成としてはアリと思っています。
勿論、二軍でコンディションを整えさせるというのが早道とは思いますが、
難しい時期ですね。