ジーターのセイバー的価値と、その真価に対する雑感、そして、ベイスターズ

今シーズンも、いよいよ終わりが見えてきましたが、

優勝を、Aクラスを伺うチームにあってベイスターズにないものの一つにチームリーダー不在というものを強く感じます。

未だ優勝は決まっていませんが、

成績良くないにも関わらず阿部の攻守両面における存在感はピカ一でしたねぇ。

チームが苦しい時にチームを前に向かせるキャプテンシー

諦めさせない気持ち。

悪い空気を払拭させる力。

南アフリカW杯で、戦力として期待していない川口を、岡田監督が連れて行った理由でもあり、

アブダビの夜での三浦淳宏

そして、若かりし頃の中村俊輔が、2002年W杯で落選し、代りに精神的支柱として秋田やゴン中山が選ばれた理由でもあります。

そんなチームを鼓舞すると存在として稀有な影響力を行使する選手として、ヤンキースのジーター選手がいます。

今シーズンで引退するヤンキースの象徴。

彼、一番の価値は、その打撃(超一流の域です)もさることながら、私個人は、そのキャプテンシーにあると思っています。

彼が居るからと思う事が、多々です。

居る事で回りを鼓舞するというと、横浜で言うなら渡辺直人を思い出します。

さて、そんな完全無欠なヒーロー、ジーターですが、守備面で評価が低く見られている面があります。

何度もゴールデングラフ賞を受賞しているから、そんな事はないと思われるかもしれませんが、どれだけエラーしないかでなく(守備率)、どれだけアウトをとったかで(セイバーで)見ますと、

wikiから抜粋

>2006年から2008年の3年間を対象にしたプラス・マイナス・システムでは全遊撃手中最下位の-68という数値

この守備が上手いという印象と、守備で貢献していないという両面が並立する理由についてですが、

グラブ捌きや、スローイングに関し、ジーターは、一流(エラーをしない)なのですが、

瞬発力に欠けていて、守備範囲が狭まかった事に原因があると思います。

勿論、守備に対する見方(基準)の変遷もあり、急激に変化したのも見逃せません。

そんなジーターですが、守備で印象的な事をしており、伝説を残しているのだから面白いです。

本当に苦しい時にビッグプレーをします。

しかも、そのシーズンを決める時にです。

華ありますねぇ。

ところで、

なぜ?ヤンキースはジーターを外野にコンバートしなかったのでしょう。

理由

 キャップテンは内野に居て欲しい

 ジーターの守備が問題にならい編成

は非常にわかり易く、内野にキャップテンが居ると、守りで苦しい時に味方を鼓舞しやすいからです。

また、彼なら、なんとかしてくれる。etc 居るだけチーム力が上がる面も無視できないです。

エラーで意気消沈している時に、一目置かれている人に、「ドンマイ、ドンマイ」っと声を掛けられと、場が和むというか、前を向けると思いますが、そんな感じです。

これ、非常に大きい。

そして、

は、

三振をとれ!!!って事です。

ヤンキースの場合、守備力でなく攻撃力を重視した編成を行っていた時期があり、

その関係で奪三振率を、より重視していた時期があります。

その辺、攻守のバランスでして、遊撃の守備が良くても他の内野が弱ければ意味がないですし(ゴロを打たせる戦術が機能しにくい)、また、投手力との兼ね合いで守れても負けるような攻撃力では意味がないです。

皆さん、当たり前ですが総合的な戦力を加味して編成を行っています。

さて、横浜の場合、数年にわたりレギュラーとして君臨した日本人野手がいません。(強いて言えばノリ)

未だ絶対的なレギュラーと言える存在がなく、自分の事で精一杯です。

優勝するチームには自然、中心的な役割を果たすチームリーダーが出来ますが、

その辺、今後の課題と感じますし意識して作らないとかもです。

(石川を、そうしようとしていた面を感じますが、大分後退した印象です。

TBS時代と違い、起用に編成の意識を感じるのも近年の上昇トレンドの理由かもですが)