試合、4対2で負けました。
個人的に、高橋周平に関し、記事を書こうと思った理由は期待の若手と言う意味と、
今日投げる右腕と、左の高橋が一般的に相性が良くないからでした。
その情報を基に、どうバッテリーが投げ、高橋が、その課題に、どう向き合うかに興味があったのですが、
駆け引きもなにもなく、相手の得意球を投げて敗戦。
いやはや。
さて、高橋周平の得意球ですが、
変化球が得意(特にスライダーが得意で.364)で、ストレート(.197)が苦手です。
そして、左打席にも関わらず、左投手を得意としてしており、
対左の打率が.344 OPS.951
に対して
対右の打率が.221 OPS.632 OPS.632というのは、高橋周平27人で打席を回すと、RC27(以前、算出したOPSとの失点の関係式より計算)が2.75・・・
RC27のリーグ平均 4.38ですから、リーグ平均の60%程度の打力しか、対右腕に関して期待できません。
守備力でなく打力を期待されての起用は明白です。
順位に絡む非常に大事な試合に、なぜ?高橋周平をぶつけてきたのか、不思議に思い、記事を書き始めたのですが、
場合によると、
谷繁中日に見透かされたのかもしれませんね。
高橋周平のように、左なのに、左が得意で、かつ、変化球と直球の関係が同じ打者で、
右打者ですが、DeNAのブランコが居ます。
二人とも、呼び込んで打つので、外の変化球に対応できるのですが、反面、始動が遅くなるので、速球系の球に差し込まれる事があります。
特にクロスファイアー系の向かってくるような威力のある直球を上手く捌けません。
以前、ブランコの記事を書いた事がありますが、
その関係を左右逆転したような感じが高橋周平です。
2014年08月26日
ブランコ打撃タスクについての分析と雑感
そんな高橋周平に投げた球は・・・
外のシュート、普通の左打者なら、右腕の投げる外シュートは外に逃げますので有効な場合が多いのですが、
高橋に関しては効きません。
そんな外のシュートを2打席連続打たれたようですね。
三打席目は、内に入ったシュート・・・をスタンドへ(失投?)
横浜の場合、外一辺倒の変化球と、直球のコンビネーションが多く、インサイドワークが全般に甘い場合が多いのですが、先記事にも書きましたが、この辺、今後の課題ですね。
高橋周平に関しては、
シュート自体、苦手な変化球なのですが、
右腕の投げる外へ逃げるシュートです。
左の外スラと同じ対応で打てたようですね。
そしてホームランは失投を見逃さず良く打ちました。
ただ、まぁ、この辺、ブランコと同様の欠点があるようですし、来季に向け頑張って下さい。