夢のあと 中畑DeNAの軌跡(2)采配、“勘ピューター”混乱も
割合、思いつきで投手起用をする事のあった中畑監督。
その起用にも、変化が見られます。
個人的に、監督。
迷いやすい監督と思っています。
片や場当たり的で、片や柔軟性を欠く両者の対応を嘆いた。
っと、カナコロに指摘されていましたが、
今シーズンは、
決め打ちに近い投手起用をしています。
個人的には決め事(悪い言葉でマニュアル)を作ったと見ています。
今シーズン、点差関係なく9回に三上他、投手が終盤登板した理由に、
ある回、ある状態になったら、こうしようという基本的な約束事を決めていた可能性があります。
例、
7回、ある点差なら、○○準備
結果、投手起用に柔軟性を欠く部分はあったと思いますが、
準備と言う意味では、予め登板がわかっていたと思いますので、準備し易かった面を覚えます。
(相手打者もイメージし易いです)
但し、
この副作用として、
柔軟性を欠くと言いますか、
>三上が抑えに定着した5月以降、三上は23試合に登板している。
一方、ベイの当該期間における勝利数は25勝。
25勝のうち、3勝は完封勝利であり・・・
つまり、三上は、勝ち試合の、そのほとんどに登板しているわけである。
23試合中一試合は、S失敗であり、もう一試合は同点での場面で登板した5月28日の対西武戦である。
っと
2014年07月12日
横浜中継ぎ投手陣と、その雑感
で
記事化していますが(他に三上の疲弊を嘆く記事が2,3あります)、
現状の中継ぎ投手陣の層を考えると、一部投手に負担が大きい手法ではありました。
現在の起用法を取り仕切っているのは、
川村投手コーチだと思いますので、
理想形として、権藤監督の敷いていた、中継ぎローテションを目指しているのかもしれません。
(目標設定で防御率何点台とした場合、当然、どうやってと、そのPLANを実行するのか目標設定に書き込みますが、そのPLANだった可能性があります)
そう考えると、
あーなるほどと、整合性を覚える部分も感じます。
ベイが一軍登録していた投手は、他のチームより常に多いですが(野手を削って)、
それもあっての、
防御率改善という面もあったかもです。
但し、
中継ぎ投手陣で、一度も、二軍降格なく投げ切った投手というのが、
新人の三上だけだったという事実。
(疲れていました)
+4/26に再登録されて以降、最後まで一軍に残れた林ぐらいだった事を考えますと、
いろいろ課題があった一年だったかもしれません。
→
意図して二軍降格と一軍昇格をさせていた部分もあったと思いますが、それも含め試行錯誤かもです。
が、初年度です。
意図を感じますし、PDCAサイクルを回してくれると期待しています。
(Plan Do Check Action)
試行錯誤を感じます。
TBS時代に感じなかったモノ(継続性は皆無、監督変わると0)。
新任コーチ陣故か、今年は、いろいろ試行錯誤を感じました。
案外、
監督、権限を委譲しているように感じるんですよね。
この辺、責任区分を明確にし、迷走しないよう、させないようフロント主導の基、権限を明確(責任の所在を明確にする)に分けているのかもしれません。
→
監督が主導しているのなら、初年度から切り分けされていたと思いますが、
監督自身も慣れてきているのかもしれませんね。