昨日の敗戦で、
最下位中日とのゲーム差が2と、下位グループと上位で差が開き始めています。
横浜が最下位に落ちかけているのは、
横浜というより、
中日が調子をあげてきている事にあり、
その経緯をみると、谷繁監督が勝つ采配に拘り始めているからと思っています。
一時期、中日は、
右を全く打てない福田を、左の75打席より多い93打席も立たせていた時期があり(一方、左が苦手な森野は右の125に対し、左は35打席)、大いに、その戦力を落していました。
同様に、
結果の出なかった高橋周平を先発出場させる事で、
チーム状況が良くなかったです。
(7月の打率.121の選手を10試合も先発出場させていた)
他にも類似例ありますが、状態の悪い選手(福谷とか、抑えで起用できないのに)を故意に使い続けるような事をしていましたが、
ここに来て、
未だに小笠原が二軍(代打の弱い横浜に欲しい)にいますが、その範囲で、勝つことを最優先に選手起用をし始めていると感じます。
元々、
谷繁自身が捕手の後進育成を意識して、
経験の浅い捕手を起用していますので、何処まで勝ちに拘っているのかわかりませんが、
自身を除いた部分においては、その起用に整合性を覚え始めています。(勝ちたいを感じる)
当初の青写真は、
育成しつつ、我慢強く、その成長を待つ事だったと思いますが、
ここに来て、
育成と勝利のバランス調整をした感じです。
迷いを感じなくなりました。
横浜も、
育成優先で、実力でなく、若手を起用していた時代、非常にダレていましたが(緊張感がなくなる)、
似た空気。
バラバラ感と言うか、チームとしての一体感がなかったと感じましたが、
ここに来て、
落ち着き始めています。
一方、
横浜ですが、
以前との比較で育成起用しているとは思いませんが(高城を実績でなく正捕手起用していた時代との比較で)、
選手構成比率で、
非常に経験が浅く、
球際に弱いと監督が昨夜、嘆いたようですが、
経験がない選手が多いので、技術の引き出しが少ないです。
どうしてもポカが多くなります(集中力にムラが出やすい)。
一軍野手、投手構成を見ますと、
非常に若い選手構成になっていますが、
中日との比較で、
球際は弱く感じます。
一時期、中日も、選手起用バランスを崩していた時は、
球際弱かった(勝ち切れなかった)とは思いますが、
勝ちたいを全面に出されると、経験の差を感じてしまいますね。
甘さがなくなってきつつあります。
横浜も、
勝ちたいを全面に出した戦いをしていますが、
選手自身の経験不足は否定できず、
その面での弱さを覚えます。
この辺、広島にも通じますが、直ぐに見に就くものでもないですし、
今ある実力での全力をファンとして応援したいと思っています。
しかし、
中日、
阪神ぐらいの規模で外国人を補強して居れば、
(契約金込みで呉年5億、マートン 4億6200万、ゴメス 2億、メッセ 2億5000万)
結構な確率で、優勝出来たかもしれませんね。
新外国人3人合計で掛けた年棒、ここ数年100万ドル弱でしかありませんが、
落合監督後期から、球団にヤル気(補強をしなくなった)を感じません。
GMと監督の更迭を望む声が強いようですが、
是非、更迭して欲しいです。
どういう結末がまっているのかみたいです。
落合監督更迭→高木監督更迭の一連の流れを見ますと、中日球団自体に長期展望があったとは思えず、
落合を呼び戻した時点で、
破綻しているのですが、一度、総てを更地状態にして、
やり直すのも良いかもしれません。
私的には、成績不振を理由に中日球団による解雇が良いです。
その結果、
負けず嫌いな谷繁が、
何処かの球団で、
一選手として勝負する(ファンなので)、高木監督の更迭劇をみますと、どのような扱いを谷繁が受けるか、心配しています。
で、
そんな谷繁が行きつく先は、
巨人。
吉川を除きますが、中日の解雇方針をみると、世代交代を強く意識していると感じます。
堂上なんて他の球団は絶対解雇しません。
本当は、横浜で見たいですが、格的に、横浜では扱えないでしょうね。
原さんぐらいかなぁ。
選手谷繁として、もう一花、私は見て見たいです。