「将来的に4番・サード、山本武白志になってもらいたい」と吉田編成部長は期待を述べているそうですが、
横浜も、数年前と違い、ファームでは計画的に試合経験を振り分けているようですので、その辺を確認してみたいと思います。
(日ハムに近い感じになって来ています)
どういう位置づけで、二軍にいるのか不明な方が多数いて(長期展望を描けない)、そのモチベーションを、これでもかと奪っていた時代と比較しますと、割合、序列が明確になって来ています。
この辺の序列の明確化、ファームの正常化により、
これまでは成長実績がなかった育成出身の砂田や、萬谷の活躍につながっていると感じますし、横浜自体の戦力増強にもつながっています。
現在、ファーム期待の星と言いますと、
遊撃百瀬。
遊撃手としてファーム最多出場をしており、その打撃も、打率.154 長打率.171にも関わらず、出塁率が.325と粘り強いバッティングをしています。
投手心理的に、非力で、バッティング技術も稚拙な1割打者と勝負しないわけないので、何らか、光るものがあるんでしょう。
選球眼もありますが、ファールで逃げる術があるのかもしれません。
数字的に、歪なので、こういう角が立った選手好きです。
他で、内野で目立った選手と言いますと、万遍なく試合経験を積ませている感じで、特に目立ちません。(一軍に昇格しているのもあるんでしょうが)
二塁として内村の54試合。
同じく二塁として山下幸輝の51試合が目立つ程度です。
ドラ3柴田が入りますが、一軍即戦力の立場でしょうし、倉本らと争う事が求められると思います。
他に内野手指名ありませんので、
百瀬のように山本も、相当数の試合経験を得られるモノと想像します。
育成と言っても、試合経験を踏ませると言う意味で序列が上に来そうです。
ファームにおける三塁は、一番多くても31試合と、軸となる選手居ませんから、
私、期待しています。
球団としても、そのつもりで獲得したと思いますので、
吉田編成部長の期待は、コトバどおりと受け取ることが出来そうです。
育成と言えど、限りなく、普通の指名に近く、今年、フォームで三塁を守った人たちとは、序列が違う感じでしょうか?
横浜のファーム陣容を見ますと、一軍半選手が大半であり、ここ1,2年が勝負と言って良い人たちです。
育成するとより、調整が目的になる人たちと、育成目的で、切り分けが出来ており、
上手く回るようになっている印象です。
プロで高校生で指名され、伸び悩むケースのほとんどは、試合経験数と思っています。
試合に出さないと、選手は伸びません。
練習の為の練習だけですと限界あるんですよね。
Try and errorとは言いますが、
試合に出る事で、己が足りない所、成長したところを確認できます。
だから、最終的には一軍経験が大事になってくるのですが、横浜も、大分、まともになりましたね。
ガンバレ、山本。
そして、一軍半選手たち、正直、複雑な部分もありますが、皆にガンバって欲しいです。
ファンなので、誰もが成長する事を期待します。