藤浪が苦戦しているようです。
詳しくは、
こちらのサイトを。
藤浪 晋太郎投手の投球フォームについて
菅野との違いは明白で、
https://www.youtube.com/watch?v=k73nbF-_JSo
スライド幅。
https://www.youtube.com/watch?v=Z3rCo2y4XJE
動画52秒のあたりで横からの画像が見えますが、スライド(前足のステップ)幅が菅野との比較で大きいです。
2013年と、この点は何ら変わらないです。
むしろ酷くなった感があります。(体が大きくなった分、より暴れている感じです)
だから、球威が、コントローが安定しない。
他にもあるのですが・・・
日本の投手は直線的な慣性が主体(骨盤を回転させないで体の重心を直線的に前に移動させる)で回転慣性が不足している人が多いようです。
一方、大リーグの投手は骨盤を最初から回転させてゆく投げ方が多く、オーバーハンドの投手でもサイドハンドの投手でも同様です。
ストラスバーグ投手は骨盤を回転させない投げ方をしています。松坂投手も同じです。こういう投げ方は肩、肘に負担がかかってしまいます。
今の投げ方をしていると、早晩、藤浪もパンクするかもしれません。
いい加減、日本の指導者には海外の最新情報を読み込んで欲しいと思うのですが、残念な話です。
肩、肘に負担の掛かる投げ方を、日本の指導者は指導します。
(直線的な慣性主体に投げる事を良しとし過ぎる)
菅野との比較で、粗削り故に、魅力的と、今年、記事に書きましたが、荒削りのままで、何か違う方向に行き始めている危惧を覚えています。
体は大きくなったことで(体幹が出来つつあります)、球速が出るようになっていますが、
その体を上手く活かすメカニズムを、理解した上で、投球フォームを形作って欲しいのですが。。。
今の投げ方ですと、ピーキーになりかねないです。
相手を圧倒する時もあるでしょうし、突然崩れる事もあるでしょう。
コントロール不能になり易く修正し難いです。
昔との比較でエンジンが大きくなったが故に、修正が効き難いのかもしれないです。
一時の松坂投手にみたいですね。
先達を参考に、同じ轍を踏まないよう、先人たちの知恵を学んで欲しいと願っています。