5/4日対ヤクルト戦 横浜寸評 白崎&、梶谷、そして雑感

二軍から上がってきた二人について雑感。

梶谷。

モノが違います(少しフォームを変えた? オープンスタンスは変わりませんでしたが若干振り子モドキになっていたようなぁ)。

腰の回転が入っていて、横浜の選手の中では一段も二段も上の選手に感じました。

昨年より、良さそうに感じたのですが、期待したいです。

個人的には、去年より長打が打てそうに感じました。

しかし、腰を使ってない選手が多いですよね。(たりない)

三塁打(何かに物議を醸す初球打ち)を打った変化球も、良く溜めて打ててましたし、

溜められず凡打した桑原(桑原だけではなく)との比較で、その打撃技術の差(腰が一緒に回っちゃったように見えました)は明確に感じました。

凡打と三塁打なので、そりゃ違うのですが、腰の使い方が・・・

梶谷の2015年ファーストスイング打率は.385だそうです。

ファーストスイング以降の打率は.208に低下するそうですが、打てる球と打てない球の見極めが良いですよね。

結果、相手に球を投げさせますし、四球も多いです。

一打席当たりに投げさせるPP/PAという指標でみますと、梶谷リーグトップクラスですが、やはりモノが違いますね。

(フルカウントにもなり易く三振も多いですが)

因みに打てる球と打てない球の見極めの悪い選手には、何を言っても基本難しいです。

一番難易度が低いのは、好球必打ですので、今の横浜は、そういうレベルとでも思って欲しいです。

ラミレスの言う、早打ち推奨の最終形態、その理想形は梶谷なのですが、そう言う風に解して下さい。

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そして、

白崎、

開幕との比較で打撃フォーム修正して来ました。

軸足がブレていて、ボール見極めの悪そうな状態からは遥かに良さそうです。

オープンスタンス気味に変えて来ましたが、打率.200を切るような状態にはなりそうもないですね。

上手く修正して来ました。

この状態が続くのかは不明ですが、.250ぐらいは打てそうです。(MAX.300弱)

二軍で、白崎、三振をほとんど喫しませんでしたが(PA/k=17打席に一回の三振 飛雄馬は5.5打席に一回 )、二軍レベルで三振が多いと苦労する場合が多いです。

梶谷のような、タイプの打者は三振が多くても(二軍でPA/k=4.5)大丈夫なのですが、飛雄馬の場合、その先に行くためには、三振を減らすか、

梶谷のように確実に仕留められる技術が必要なんだとは思います。

ここが一軍の壁なんでしょうね。

ガンバって欲しいです。

尚、梶谷の二軍OPSは1.44。

敵なしです。

なんて言って良いですかね。

メチャクチャでした。

OPSに馴染み薄い方多いと思いますので、分かり難いかもですが圧倒的な数字です。

ヤクルト山田の2015年OPSが1.03でしたが、それで分かりますかね。

二軍と言えども、破格の数字を残しての昇格です。

雑感、

白崎の状態を見る限り極端に悪くはならいと予想はしています。

守備力を考えると、第一候補になりますでしょうか?

そうすると宮崎です。

二軍成績上、こちらも、卒業業態(三振しません昨年度実績 PA/k=10)で一軍で、その真価を問いたい時期に来ています。

他の方も言ってましたが(温故知新さんだけでなく)、二塁の動き格段に良くなってまして、二塁で先発させても良いと思っています。

二塁石川(URZ1200で-8.3)になって二塁のゾーン評価下がっていますので、守備強化にもなりそうです。

倉本のURZが、両隣(飛雄馬と石川)の影響を受け、+10→+3.0まで低下してしまいましたが、白崎、倉本、宮崎で組めるのなら組めた方が良いです。

ゾーン評価上、両隣が悪いと評価低下します。

オリックス安達のような守備範囲の広さがあれば、両隣なりのマイナスは得点倍加チャンスにもなりますが、そう言うタイプでは倉本ないです。

ゾーン評価上、守備範囲の数値(2015年-8.1→-1.3)も改善していますが、飛び抜けた守備範囲を誇る遊撃手では今の所ないです。

大事なのでもう一度、今の所です。

倉本の良さは堅実性の方で、そちらで+評価を受け、URZ1200で現在+3.0の評価を受けています。(昨年は-9.5)

守備範囲という数字で実績ある横浜の選手は山崎ですかね。

2014年もRngR:守備範囲で+2.6(両隣がバルとグリエル、石川なのに)を記録していましたが、愚痴入りそうです。

しつこいぐらいに推していた遊撃手だけに、怪我で離脱したのが本当に残念です。

怪我した箇所と、倉本の打撃面(守備もですが)での急成長を考えると山崎推しですが、苦しい立場になっています。

苦しい立場ですが、山崎の守備について、あまり認知されてないと思いますので、

この機会に紹介しました。

失策多かったのでマイナスイメージ定着してしまったのが残念です。

なお、新人の柴田、二塁での守備経験がないので、ギコチチなく感じます。

自分的二塁のファーストチョイスは宮崎ですかね。

というより、今年、一軍で経験を積ませないと、時期を逸すると見ています。

右の代打が手薄なので、代打で待機させたそうな感触も受けますが、

右の日本人野手ではトップ評価ではあります。

外れたらゴメンナサイ。

けど、宮崎については真価を問いたい時期ではありますね。

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