今日は書きたいことがたくさんあります。
昨日の横浜は一つの分岐点になったかもですね。
(なって欲しい)
そして、その昂揚感の大本は梶谷の打撃です。
状態があまりに良くみえてしまい興奮気味です。
動画で横からの画像でもみましたが、モノが違うように感じました。
筒香クラスですかね。
大活躍するモノと予想したいです。(3割30本級)
打撃の要諦は
1、軸がしっかりしている。
2、シフト移動がぶれない。スムーズ。
シフト移動(かつブレない)が大きいと飛距離が増します。
動くボール全盛のMLBでは大きくとる選手居ません。
コンパクトにという意味で筒香が、そのMLBの系譜に連なります。
ヤクルト山田が、あの体格で飛距離をだせるのはシフト移動を大きくとることで、全体重をのせてインパクトしているからです。
それが基で、ヤクルト山田の評価がMLBにおける低い理由にもなっています。
3、頭の位置が動かない。(選球眼)
藤浪の制球が悪いですが、原因は、これです。
勿論、感覚で修正できる場合もありますが、ズレ易いです。(エンジンが大きくなったのでバランスが崩れた)
開幕前、阪神の横田をみて、こりゃダメだと寸評しましたが、その要因の一つです。
そして、
4、ステップ、腰、腕の振りを一緒に行わない。
投手も同じで、このバランスが崩れますと日ハムの斉藤投手のような状態になります。
一緒に動きますと(早すぎる)、下半身の力を腕に伝える事が出来ないです。
手投げ、手打ちという奴です。
非力な投手、バッターに多いです。打撃崩している選手に多いです。(開幕時の白崎、最近の飛雄馬)
ロケット理論とも言いますが、
順番を無視して手足と腰を同時に動かしたりしますと、力が上手く伝わらないです。
参考
大リーグで主流の投球メカニクス、クレイグ・キンブレル編
同時に動くと、調子を崩した際に見られる最悪のフォームになります。
体が開く等の表現は(肩が先にでるとか)、これです。
後は、腰の旋回力。
捻りです。
倉本に、今一、長打力を感じないのは、この腰の旋回力が弱いからです(去年の方が捻っていた?)。
倉本に関しては下半身ですかね。
軸足側に力感を感じないです。
大分、しっかりして来ていますが(体太くなりました)、もう少し掛かる印象です。
本人もわかっている課題と思いますので、昨年との違いも覚えますが、
こう完成度の違いを見せつけられると絶句します。
倉本のダメだしみたいに聞こえますが、打撃評価で言いますと、阪神高山なみ(やや上)。
宮崎(梶谷に天才と評されている宮崎とです 昨日、教えて貰いました。)と、どう程度期待というか、
打撃ファーム的には宮崎の方が良いと思っていますが、カウントを整えているという意味で倉本の方が成績よくなりそうです。
とんでもなく感じが良くなっているですよね。
オープン戦、あなんな酷い打撃を見せていたのに。
二軍降格した飛雄馬のような状態だったわけです。
そんな状態を短期間で修正というコトバで済ませる(良い時の倉本を見た事がないので修正と言うより進化です)わけにはいかない大躍進を遂げたわけですが、今は、宮崎より上期待です。
飛雄馬も、そんな修正力(進化)を期待したいです。
去年までは、打撃フォーム的に飛雄馬>倉本だったんですが、凄い成長力ですね。
こういう時は試合と伴に、ドンドン成長しますので、成績が低下しても、構わず、ガシガシ使って欲しいです。
今年ダメでも、来年までに修正してくれます。
宮崎は、宮崎で記事書きますが、
倉本、長打を犠牲にし、ボールをみている部分在りますが、本当に成長しました。短期間で大進歩です。
勿論、その成長を支える試行錯誤があったからこそ、急成長したのです。
ある日、突然、良くなりません。
この辺は、倉本ファンの横浜LOVERさんに譲るとしまして、
(昨年の場合、2塁打以上の長打を打つのに100打席掛かりました)
尚、犠牲にしているとは言いますが、去年より長打を打てるようになっています。
実際、打ててます。
IsoPが6月近くまで0だった男が、今年、0.076(昨年は0.046)もあります。
来年は0.1を超えそうです。
欲を言えば0.15(年間ホームランで10ていど、元阪神マートンくらすの長打力)ぐらい期待しています。
場合による0.18程度(15本)、0.18まで行きますとクリーンアップも任せられます。
その内、LOVERさんが妄想記事を書いてくれるものと期待していますが、凄い成長です。
本当は、
こういう形で、誰々と比較とは良くないのですが、ゴメンなさい。
梶谷の凄さを説明する為に、打撃好調な倉本と比較しています。(倉本の良さも説明できるので、しても居ます)
結果、
スイング、打球が違って見えるわけですね。
つまり、梶谷が凄いんです。
下半身、ほぼ完成した感を覚えます。
昨年との差は目でわかるレベルです。
地からはえたような感覚ですかね。地面に一本の棒(というか太い棒)が突き刺さっているイメージです。
下半身が充実したことで、、土台がしっかりし、強く振ってもブレずに飛ばせる。
(倉本は、この部分を強化中。宮崎は土台あり)
打球の勢いの質が違うと思いますが、
技術的裏付けが梶谷の場合在ります。
尊敬する横浜LOVERさんのコトバを引用するのなら、
3割30本、いや40本を妄想したいです。
個人的には30本は現実的な数字に感じますし、フル出場出来ればキャリアハイを記録するモノと予想します。
後は苦手な夏場対策、何処までとれているかですね。
怪我した箇所が箇所だけに心配しましたが(オープン戦してませんし、調整遅れを懸念してました。)モノの違いを見せつける五月になりそうです。
今日、対戦するヤクルト石川(中村)は、
左を得意とした梶谷が、良いように料理された相手です。
ファーストスイング.385(セカンドスイング以降.208)を誇った梶谷を良いように封じたわけですね。
技術云々でない先の世界の戦いになりますので、打てると言い切れませんが、この充実度を考えますと、今日も大活躍するものと妄想したいです。
尚、
白崎に関しては、
打撃フォームをいじることで、ボールをしっかり(軸にブレを感じ、頭の位置も動き気味に感じていたのですが、そう言う感触がなくなりました)、みえるようになっています。
二軍と言えど、PA/kで17(打席に一回三振)は、かなりのレベルです。(飛雄馬は5.5、梶谷は4.5回に一回三振してました)
近年、横浜二軍の修正力には目を見張るものを覚えますが、
二軍に落ちると、何らか良くなって戻ってくる選手が多いですね。
飛雄馬のような状態で二軍降格し(手打ち)、昇格して来ましたが、見た目は良さそうに思えます。
大分、戦力整いましたね。
横浜の反撃開始の予感です。
今日が石川でなければ貰ったと言う所ですが、
テクニカルな投手の場合、かわすですよね。
その辺の攻防も含め楽しみたいです。
しかし、
倉本の攻守における成長と、
梶谷の充実度。
ここに筒香が加わり、宮崎が普通に活躍して、白崎が、まぁ、ほどほどに活躍すると、
横浜、とんでもなく強くなります。
投手良いですからね。
皆さん、大反撃を期待しましょう。