ガンバレ山口、Tomorrow is another day

Tomorrow is another dayは、映画「風とともに去りぬ」(Gone with the wind)でビビアン・リー扮するスカーレット・オハラが最後の場面で言った有名な言葉です。

言霊ってありますが、チーム状態も良いですし、過度に批判せず、過度に擁護もせず適度に楽しみましょう。

雑感

仕事も野球もメンタルが重要ですが、

個人的に重視しているのは準備を通じたポジティブな意識の醸成です。

それとともに、野球(スポーツ)の場合、

準備が間に合わなかった場合(技術的に問題がある)、弱気になってはダメなんですよね。

自分を鼓舞しなければなりません。

今まで、安易なメンタル論、嫌いでした。

技術のない選手にメンタルがぁっと批判するケースに対し反論記事を書く事の方が多かった私ですが、

そう言っても、気持ちは重要です。

個人的に、横浜の選手の場合、技術不足が原因で前向きになれない選手が多かったと思っており、

その技術不足(準備不足)に目がいきがちでしたが、

技術に問題のない梶谷や、山口のような選手をみていると、ラミレス監督の言っている、もう一つのメンタル。

弛まざる準備を通じたポジティブなメンタルでなく、自分を鼓舞する、信じるメンタル。

メンタルが弱ければせっかくの力を発揮できません。

たとえば、「打てそうにないな……」と委縮していたら、思い切りよくスイングできず、打てるものも打てなくなってしまいます。

私は「恐れることはない。軽く打てる!」という気持ちでバッターボックスに入ります。

そういう強い気持ちでいた方が、いい結果につながる確率は間違いなく高いのです。

なんですよね。

仰る通りです。

結局、メンタルとは、如何に、自分を信じる事なんですよね。

本当は準備を通じたメンタルと、その準備をバックボーンにした強固なメンタル。

その二つが揃うのが一番ですが、揃わない場合もあるわけです。

そして、揃わなくても、最後は、打てる、抑えられると思ってプレイしないといけないわけです。

それが出来ないと、野球の神様に怒られるわけですね。

昨日の試合、ツーアウト満塁で救援した須田は打ち取れるものと思って投げたそうです。

気持ちののっていた球でした。

一方、メンタルに問題を抱えて居そうな梶谷と、山口。

梶谷の場合、打撃が本調子でないが故に足で貢献しようと、無理し過ぎた気がします。

打撃の調子が悪い結果、5回裏の攻撃は、中途半端なカット、当てただけになってしまいましたが(自分で決めるでなく、四球での出塁の意識が強すぎた気がしました)、何か、ズレを覚えて居そうですね。

高城が打ち気に逸って、変化球を右方向にファールしていましたが、積極的なファール(高城の場合、打たされています)と、消極的なファール。

そこに違いを覚えました。

高城の場合、何とか食らいていていこうと、追い込まれてから粘って四球で歩きましたが、相手もバッテリーも若い(追い込まれている)。。。

フォークを連投して粘られています。

意識がフォークにある場合は他のボールを挟まないと・・・。

そんな状態の相手を、梶谷が仕留められないわけですね。

監督の出番かなぁ。

守備も消極的に感じますし、メンタル重要ですね。

山口は、もう、球は良いんですから、自分を信じて投げれば良いですが、

前のプレーを妙に引きづるんですかね。

5回の裏、満塁で山口がヒットを打っていれば、また、違った結果に6回の表が展開したような気がしますが、そう言うシーンが山口の場合、多い気がします。

そんな彼らに何が出来るとしたら応援です。

願うんです。

想像するは最強の山口であり、強打者梶谷。

あーダメだで、批判し過ぎますと(調子が悪いのは事実ですよ。過剰に批判しない程度で、お願いします)、彼らメンタルに問題抱えていますから、最悪の結果を招きます。

選手が苦しい時こそ、積極的な応援を、お願いします。

ガンバレ梶谷、ガンバレ山口。

そして、ベイスターズ

その応援が彼らに届きます事を、一ファンとして願います。

そして、その想いが結実する事を期待したいです。