投球内容は悪いですが好印象だった今永とヤスアキの不調で狂った目算

今永、4回1/3投げて7被安打、1与四球、1被本塁打

内容は良くなかったです。

これまで同様、ばらつく感じですね。

 

それでも好印象だったのは悪いなりに戦えていたからでしょうか?

そう感じました。

私が今永に落胆していた理由は相手チームでなく自分と戦っていたような状態で何かが狂うと、その違和感修正を優先してしまい打たれていまして・・・

 

思い通りに投げれない、その理由探しを試合中にしていたのですが今回は、それを止めていたように感じました。

悪いなりに試合を作ろうとしていたようです。

 

次の打者には別の投球ができるはず、思い通りに投げれないのは気になるけど次の打者集中です。

(明日は別の日的な話)

 

試合中の修正は大事です。

大事ですが相手もいまして修正を優先しすぎると打たれるわけですね。

その良い塩梅が崩れ自分と戦い過ぎていた今永。

 

昨日は、その状態の悪さを許容し、次の打者と戦ってくれてます。

これ簡単そうで出来ないんですよね。

思い通りに投げれない不安を抱えたまま投げるわけですから

この手の状況に強かった捕手が高城でして、オープン戦時にも三嶋と高城コンビを評し今ある武器で、状態で戦ってくれていると記事化していました。

投手に寄りそう捕手だったと私以外にも評されていましたが上手いんですよね。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

昔はできなかった今できる事を駆使して頑張る。

やりきる。

そんな姿に私は感動を覚えます。

応援したいです。

願わずにいられないです。

彼らが報われて欲しい。

そしてファンの声援を受けて欲しい。

以前の三嶋ではないかもですが、自分の引き出しを駆使して(三嶋)、引きだせて(高城)頑張っています。

 この積み上げが大事であり、メンタルの強さにつながっていきます。

達観とでも言うのでしょうか?

一般的なファン的に感覚で言いますと今永やヤスアキってメンタル強いと思われていたと思うんですよね。

2015年のヤスアキや、2016年の今永をみてメンタルに課題があるなんて言うファン居なかったと思います。

むしろ強心臓と評していたと思うのですが、

そのメンタルの裏付けとは調子の良さであったり、技術的な裏付けであったりします。

 

技術論に属すメンタルです。

これがあって強固なメンタルが維持できます。

 

 

一方、番長は打たれても常にベストを尽くしていました。

ヤクルト石川とか番長に重なりますが、出来ることを駆使するわけです。

ラミレスの言うポジティブシンキングって番長のような姿でして今できることでベストを求める姿勢をいいます。

打たれるかもしれないけど、勝ち筋を探り続ける。

出来ないなりに足掻く。

その為には不安を拭い去る必要があります。

明日は別の日と言い続ける理由です。

これがファンに全く伝わってなく無策と言われる理由になっていますが何だかなぁ・・

明日は別の日にしないと今永のような状態で不安を抱えて投げるわけですが、これ上手くいかないです。

当たり前ですよね。

日本の場合、指揮官が選手批判をしたり愚痴ったりする方が共感を呼ぶようなんですが不思議な現象と思っています。

 

負ける理由があり向き合う必要があるのですが向き合いすぎてメンタル的に弱気になると最近までがっかりするよな状態に陥っていた今永のようになっちゃうわけです。

 

心技体でいう、技術に課題がある以上、その技術に向き合う必要は勿論あります。

裏付けがない以上打たれるわけですが、それでも心は重要なんですよね。

打たれるかもしれないけど投げださない気持ちとでも言うのでしょうか?

 

その積み上げがオープン戦時不調と言われていた三嶋のシーズン中の活躍につながっていきます。

(横浜の復調能力の高さの理由の一つだったと思っているのですが高城君が上手く作用していたと思っています。まぁ、昔の話ですけどね。)

 

もっと言うと昨シーズンの三嶋でも良いのですが彼は戦い続けていました。

良い時と悪い時の落差が大きかったですが戦い続ける。

その積み重ねが今の三嶋につながっていると私は思っていますし、その姿を今永に投影しています。

 

横浜の投手も、三嶋のように立ち向かってくれる投手増えて来てまして中継ぎ中心にいます。

須田、加賀、タナケンらは、そんな感じで投げてくれています。

 

本当の強さって悪いときに、どう立ち向かうで確認できます。

加賀とか分が悪い相手でも高城と組んで戦っていましたが(打たれて批判されていましたが)、あの配球は面白かったです。

 

あらゆる手段を使って足掻いてました。

劣勢を許容し、その範囲内で分の悪い戦いを展開していたわけです。

 

元横浜の山口もクローザーで大成功していた時、メンタルに課題があるとは言われなかったと思います。

勝ち癖をつけるとか言われますが結果を積み上げる事でメンタルは向上しますが本当のメンタルって弱い時なんですよね。

苦しい時に、その人が見えます。

 

その意味で次に繋がるかもしれないと感じた今永でした。

今の今永の不調って技術的な問題もありますから、本質的には技術的課題の解決も必要です。

一方で、今ある武器で戦って欲しいです。

防御率4点台は期待できると私思っています。

ヤクルト石川のような姿(もしくは往年の三浦)を見習って試合を作って欲しいです。

 

求道者として追い求めたいかもですが取り合えず置いておいて試合を作って欲しいと期待しますし出来ると思っています。

応援しています。

 

 

 

今永の事が長くなったのでヤスアキについて、

あまりに状態が悪かったので監督、スタジアムでの抑え起用を諦めたような継投を昨夜しています。

三嶋の回マタギ(7、8回)の理由と思いますが、これ悪手かもですね。

結果論で言うなら敗因と言われても仕方がない結果となっています。

まぁ、しょうがないかなぁ。

津田沼さんが言うには故障かもとの事ですし(まぁ、確かに躍動感なかったですね)。

痛い敗戦となりました。

チームとしては痛恨の一撃でした。

スタミナが切れているところにボディブローが決まったような最悪な組み合わせです。

いやはや。

やれることはやっていてチームとして足掻いてはいるのですが結果を出せなかった加賀、高城が批判されていたようにラミレスも批判されますかね。

まぁ、されていますが。

結果出ていませんし、しょうがないでしょ。

その足掻き、見届けさせて頂きます。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com