横浜現状分析と、その伸び代について雑感

借金5の5位。

6連敗中。

週末から菅野、田口、マイコラスという厳しい相手。

ここで一気に後退しかねい状態でもある。

最も、そう感じるだけで、昨年とは違い素性は良い。

良いのだが、伸び代という部分で賭けに近い事をしないと、爆発力(打線)がない為、ジリジリする展開になりそうな状況でもある。

現在、横浜が苦しくなった原因として

 失点が多くなった(投手、捕手)

 打線

 経験不足

があると思う。

は元々であり、そもそも技術がない。

技術がないから、待球もできないし、ケースバッティングも何も出来ない。

だから打線が問題にもなるし、凡事徹底というチーム目標にもつながる。

苦しいなりの野球が出来ない。

結果、無策に映る。

若手にいったては、そう言った意識も感じない。

あまりに無残な故に、SB戦で苦言を呈したが、こういうチーム状態になると、ことさら目立つ状態でもあった。

若さとは経験がない事でもある。

当たり前だ。

技術がないなか、必死に食らいついていると好意的に解釈したい。

倉本に関しては、意識はあるのだが、技術的な問題で、出来ないようである。

制約のある打撃について 存外難しい最低限での打撃 倉本について説明

打撃不調な梶谷、石川を除くなら最低限の打撃が出来るのは宮崎ぐらいだろう。

宮崎を年初から推していたのは、その技術の裏付けを覚えたからで、

若手を推しきれないのは、その裏付けを覚えないからである。

そこは、しょうがないだろう。

2016年 4月

横浜温故知新、現在の苦境は、ある日、突然やっては来ない、約束されてたとも言える苦戦について雑感

他球団と比較した横浜の経験不足について雑感

結局、現在の苦境の大本は4月と同じであり、ある日、突然解消されるものでなく、チームが不調になると顔を出す類のモノである。

生活習慣病のようなモノで、時間を掛けて改善させていくものである。

SBと一番差があったのは、この部分。

意識の違いと、その意識を現実に落とし込める技量の差だ。

だから、眩暈を覚えた。

若手外野手の技量不足を痛感した三連戦(ロペス、左足親指骨折で前半戦の復帰絶望的)と雑感

この辺は、シーズン中に目にみえて改善するようなものでなく、

数年かけて、徐々に成熟して行くようなモノである。

この点で、

監督がぁ、コーチがぁと嘆き悲しんでも無駄だろう。

広島が、この分野で成熟させるのに(未だ道半ば)、どれだけの時を要したか、それが、そのまま横浜と広島の差でもある。

采配では、どうにもならない。(短期でなく大戦略に属し、チーム作りというもの)

この部分で差を埋めるとしたら、他の方法論になるとは思う。

はダメ。

そう言うモノとして、個性を伸ばす方式で今年は臨む事になるだろう。

そう言う采配を振るっているから、表面上、彼らは成績が良い。

その成績を活かす方法論になると思う。

そんな彼らの理想的な打順は1番か7番。

一時、一番、素性の良い桑原を2番で試していたが、流石に、もうしないと思う。

もし、2番、桑原を再び試すような時は、消去法で仕方なくだろう。

現時点で伸び代として感じるのは。

特に捕手。

新人捕手なので、急速に伸びる可能性を覚えている。

戸柱の長所は言うまでもなく、キャッチング。

一方、戸柱の課題は、

打撃とリード、フライ。

フライと、打撃は、直ぐにどうにかなるものではないが、

リードは改善する可能性があると思っている。

2016年 5/3

横浜、課題のあるインコース(高め)攻めについて雑感

にて戸柱の課題について言及している。

 単調なイン攻め

 投手の疲弊度を考慮しない配球

に関し、慣れてなかった戸柱は、開幕一か月だけで砂田と石田に、昨年、一年ぶんの被ホームランを献上させたわけである。

それを修正した結果が、石田のMVPである。

さて、問題は。

これがあったので、どこかで壁に当たると予想していたわけだが、交流戦でぶつかったわけである。

、があっても、石田らと違い、今永は成績を出していたいたわけだが、

それが交流戦で通じなかったわけである。

無論、今永自身の疲労(こういうのも含め経験不足)もあったのだが、その背景は単調なリードと思っている。

駆け引きになってなく、力対力に持ち込まれていたわけだ。

先日、平田が打たれた配球チャートも雑だったが、丁寧さが欠けており、単調なイン攻めになっている。

インを有効に機能させるには、外を意識させてのイン。

これが足りないように感じるわけである。

この問題点は、本人もわかっていると思うので(若手外野手たちと違い、意識しているようには感じている。桑原らの評価を辛くしているののは、彼らに、その意識を覚えない為。監督采配もあるのだろうが、伸び伸び打たせている。)、今後、どう変わっていくか?

横浜投手陣の素性自体は良いので、これが改善されると、さらに失点を減らせる可能性があると思っている。

必然とも言えるセNo.1投手陣について-ラミレス監督の目指しているモノとは? の

須田が欠けたとは言え、

依然、横浜の投手力は陣容でリーグ上位という認識だ。

少なくても、失点と言う面で見た時、横浜はリーグAクラスにはなれると思う。

守備力に関し、若干、陰りを覚える面もあるが、根底が崩れたわけでもなく、例え、次カードの巨人戦が最悪があっても、変わらない部分でもある。

戸柱のリードに関しては、プラスαとして考えておきたい。

仕切り直しとして、この3日間、及び、オールスター明け当たりで、何らかの変化がみられるのではないかと期待している。

戸柱だけでなく、横浜捕手陣として考えて欲しい。

捕手個人でなく、チームとして対応しているのは、昨年あたりからの遺産だとは思う。

こういう積み上げでチームは強くなっていく。

最後は大本の。

打撃陣。

リーグでも最も得点し易い球場をホームとしながら、打撃が課題と言うのも残念な話だ。

絶不調の梶谷(鳥谷どころの話ではない)を別とするなら、

内野2、3塁の打力不足は深刻な状況である。

倉本と、宮崎がいるので、多少、マシにみえるが、

2、3、捕手(これはしょうがない)の打力不足は横浜に爆発力を感じない原因にもなっている。

これを、多少なりと、どうにかしないと苦しい。

ロペス復帰、即打たないかもしれない故に、この部分の底上げは急務とも言える。

(ロペスが以前どおり打ってくれれば2塁宮崎固定で、かなり解決できる ここは伸び代と言っていいだろう。)

この部分は、

構造的な問題とも言え、原因を探るとTBSにたどり着くのは皮肉な話だが・・・

続く