スイングの状態でみますと、
一番、状態が良くないのがシリアコ、次いで戸柱(怪我の影響で調整不足かもです)。
倉本は、その二人と比べて、そこまで悪いかと言いますと、そうではないのですが、毎回、何かが違うように感じてしまう。
酷く感じてしまうのは、毎回、何かが違うように感じるからなのですが、
その根源を探りますと、
タイミングの取り方、打ち方が微妙に違うようなんですよね。(これが迷いに感じる)
一般に、
普通の打者は、
あまり変えないのですが(型を固定する)、コース、球種を絞って決め打ちに近い形で打っているような感じています。
ですので、当たると、まずまず飛んでますし、崩された感はないのですが、
読みが外れ続けた場合は、三振なわけです。(昨年比較で三振率増えています)
オープン戦、早打ちになのに四球と三振増えていましたので、そのデータとも符合します。
梶谷型を目指しているのかもしれません。
方向性として読みを大事にする。
尚、決め打ちの利点として、
昨年は苦手としたケースバッティング、上手く対応できるかもです。
振り子の欠点として、対応の難しいコース、球種があるのですが、それを攻められると、ケースバッティングしたくても技術難度が高く出来ませんでした。
振り子が主流にならない理由ですが、難しい面もあるわけです。
制約のある打撃について 存外難しい最低限での打撃 倉本について説明
今、
倉本が行っている打撃フォームは、
そう言った、明に、何かが苦手は球種、コースはないハズですので、読みが当たれば大丈夫とは思います。(総てが中途半端にもなりかねませんが)
今の主流は、
筒香のように、
皆さん、後ろにポイントをおいて、どんな球にも対応しおう型となっています。
若干、時流と逆行している部分も覚えますが、チーム別(捕手、バッテリー特性)で梶谷のように得意、不得意で生じるかもですね。
梶谷のように、アバウトに対応できるようになると(球種でなく、内か、外かで変えている印象です。)、また、違うかもです。
倉本の場合、速球、変化球xコースという感じにマトリックスがあるように感じました。
ちょっと、多いかなぁ。
投手側事情で、配球制限のかかる場面がなかったので、余計に、そう感じたかもしれません。
どちらにしろ、
昨年の実績上、
1か月程度見ないと、わからないかもです。
2015年09月21日
倉本“こだわりの一本足打法封印”で新境地
新人一年目の時のコトバですが、
「おまえ、すり足でいくのか?一本足でいくのか?」
「両方でいこうと思います」
「両方って、どうやってやるんだ?」
「相手ピッチャーによって変えようと思います」
これの発展系にチャレンジしている気がしています。
相手に合わせて、対応する。
去年も、イロイロ変えてましたが、これが根底にあったから、イロイロ変えて対応が出来きたわけです。(準備がありました)
だから、一年通して、頑張れたわけですね。
今の状況も、
昨年と同様、
ある程度、想定しているハズですので、何処かで修正を掛けてくると思いますが、この見解であっているのか、ご本人に聞きたいです。
相手の配球が絞れるようなランナーが居るシーンとか、
倉本、梶谷同様(昨年まではランナー居るなしで打率が、かなり違ってました)、打てるかもです。
そんなシーン、三連戦で、あまりなかったので、絞り切れてないのかもですね。
尚、
日曜の最終打席。
あの打席は、てんでダメでした。
エラー引きずっていたかもです。
昨年、遊撃の連続守備機会、無失策の記録を更新しかけるほど、堅実な守備を披露していた倉本が、一試合で失策2つに、実質失策1つと、散々でした。
他の守備機会も、あれ?を覚えましたが(代わりに守備範囲が広がっているかもです)、
見慣れない姿の倉本の守備に不安を覚えました。
勿論、結果を出すかもしれませが不安。
これが最終打席のように打撃にまで波及すると、心配ですね。