今の苦境をポジティブに考えたい

ウィラード離脱で秋風が吹き始めた感じです。

直ぐ戻ってくるかもですが、チーム力が、昨年と比べても低調(ウィラードが居ても苦しい状況)な状態です。

昨年比で言いますと、

筒香の不調。

桑原、倉本の二年目の壁。

投手陣全般における二年目と、戸柱。

山口、石田の不在と、戦力ダウンしている状態です。

ファンはラミレス監督に魔法使いのような采配を求めるかもですが、ちょっと難しい様相でしょうか?

荒波も足に問題があり、守備範囲も狭くなってしまいました。

足を使える野手が少ない以上、2塁にランナー送る意義が低く、何より、代走要員(関根不在)も含め、皆さん、足が遅いです。

単打での生還率、皆さんが考えている以上に低いです。

監督も頭を抱えているかもですが、タクトをふるおうにも、選手がついてこれない。

笛吹けど、踊らずです。

有力な代替選手が見当たらないように感じます。

セイバー上、代替(控え選手との比較)選手以上の数字(WAR)を記録できている野手は、ツツ(+0.2)カジ(+0.3)、ロペス(+1.5)、桑原(+0.4)。

他は、宮崎ぐらいです。

プラスこそ記録していますが、

ツツカジ、桑原の記録している数字はレギュラー野手としては大変、低い部類です。

+0.4の桑原で全体46位/67人中ですから、寂しい状況と考えて下さい。

中日ゲレーロ(+0.7勝)一人で、勝利貢献度上、ツツカジ、クワ、三人分と、ほぼ等価です。

ツツカジ、クワが本調子ではない状態で、

倉本が現在、記録している-1.2勝。

12球団最下位67/67人。

結果が出てなかった開幕当初より数字は良いですが、

2017年04月14日

チームWAR(野手)でみたセ・リーグ順位と、そこから見る横浜浮上の芽

現在倉本が記録している数字は、年間ベースに直しますと-3.0を超えてくる数字で、未だ、未だ厳しい数字となっています。

結果、ツツカジ、クワが記録している利得を総て吐き出して尚、マイナスとなっています。

今の所(強調しておきます)、昨年以上に数字が悪い(全体最下位だった昨年度より倍以上、数字が悪いです。)倉本に拘り続けるのも、どうかと思うのですが、

規定打席をクリアできるという時点で価値があるとも言えますので、最下位と言えど、その解釈には注意願います。

倉本に代わり得る有力な選手が居るかといいますと、白崎か、柴田。

柴田が打率上、結果こそ出していますが、開幕直後の打撃水準(スイング)を見ますと、うんであり、京田のような守備力(これは主観ですが柴田の守備、倉本に近い印象があり推奨し難いです。昨年の低調な守備の印象が強いですかね。)や足もあるわけでもなく、確信をもってすすめにくい感じです。

それより、度々、記事で報告している倉本の、変な打撃センス。

伸び代(.250ぐらいは打てそう?)に期待したい部分があって、何とも言えません。

また、内野の要を、安易に変えますと、2015年(守備が破綻)が再現される可能性も高く、難しい判断になりそうです。

二塁で固定された野手が居ると、試し易いですが、二遊間伴に、固定されてないと、2015年同様な状況になる可能性も高いと思っています。

失策こそ少なかったですが、前年比で大きく失点(数字上、平均以下の守備力の野手が多かったです。守備に問題のあったブランコから、守備力の高いロペスがインしての話なので、かなり残念でした)を増やしてしまった横浜は最下位に沈みますが、あの再来を懸念します。

大幅に戦力を増やせる可能性があるとしたら白崎。

DHで白崎を起用しましたが、昨年のロマックのような扱いで白崎を試すかもです。

白崎に関しては気持ちだけと思っています。

技術問題の場合、解決に時間がかかりますが、メンタルに関しては、何かを切っ掛けに、立ち直るかもです。

桑原の状態が上向き加減ですが、あれもメンタル的な原因(技術的な問題もありますが)もあったと思っています。

失敗を重ねる事で、運動障害を抱えてしまったほど、過去、クワにはメンタルに課題がありました。

今も、大なり、小なり、その課題はあると思っています。

程度の差こそあれ、人は、失敗すると落ち込むわけですので(真剣に悩む人ほど、なり易い)、そう言うモノと思っています。

その失敗を克服できるとしたら結果。

結果こそが良薬と思っています。

白崎にも、同じ傾向を覚えますので、そこに伸び代を感じます。

感じますが、何処まで、底上げできるか。。。、言うほど簡単でない課題なので、難しさも覚えます。

心技体ですかね。

横浜の場合、様々な意味で、

経験のないチーム(実績もない)ですから、

時間(経験)が解決するような話になりそうです。

ポジティブに考えるとしたら、

今を耐える事で後半戦、強いては来季に向けての話になるものと理解しています。

が、戦力読み的には渋い状況ですね。

2017年05月18日

状態が悪いわりに、5割近くな横浜について雑感 このチームは強くなる

にて、

最下位でも構わないと思っています。

っと書いています。

強くなると書きつつ、最下位も、あり得る戦力と思って、当時、記事を書いています。

その当時より、状況が悪化してしまったように感じます。

案外耐えきって(先を見据えたマネージメントをしています)、何かがあるものと期待していますが、苦しい状況です。

気の早いファンが采配批判と、監督更迭を叫びそうですが、個人的には結果に関わらず、ラミレス体制で、継続して来季を見たいとは思っています。

「状態が悪いわりに、5割近くな横浜について雑感 このチームは強くなる」にも書いていますが、今年の結果を、どう活かすのかに興味があります。

しかし、こんな状態でも、あれ?っになるような予感もアリ、不思議なモノなのですね。

我慢です。

今の状態から、何を見出すか?

結果だけで批判するだけなら簡単ですが、

そうでない記事(どうして、その選手を起用したかとかの視点で)を、可能な限り提供したいとは思っています。

ラミレス監督の言う、明日は別の日。

過度に悩み過ぎない為の名言なのですが、

あれを楽天的と取るか、取らないかで、ファンの見方も変わって来そうです。

日本人受けしないですかね。

采配の質、結構、変わるのですが、別に失敗した手法、そのままに、何度も繰り返しているわけではないです。

そう見えるかもですが、そうではないです。

表層(結果)でみるのでなく、why?で観ないと、ストレスを感じやすい監督がラミレス監督と思いますので、その辺は宜しくです。

準備を、くどいほど大事にする監督が、楽観的で無策と言うのも、不思議ですが、

悪い意味で、楽観的と批判される監督采配にも期待したいです。

尚、倉本は、ラミレス監督系ですかね。

頭がいいと思っています。(メンタルも強い)

柴田、

5回の表のプレーをみて、思ったより上半身だけで投げる送球が良い感じでした。

昨年は、アマチュア時代に実績のなかった二塁(プロとアマチュアで打球の質自体が違います。木と金属で打ち方、変わるですよね。打球も当然変わります。)で苦戦していましたが、あの感触ですと、今の一軍の中では

ファーストチョイスになるかもです。

一年経つと変わるもんです(あっ、て思うプレーをみるかなのですが)。

倉本、ボディバランスが悪いのか。。。また、別の機会に。

遊撃と、二塁では求められる肩、投げ方が違うのですが、へぇーって感じました。

こういうのを見る(へぇーって感じる瞬間)のも楽しみですかね。