オープン戦最終戦でのラインアップが8番投手となってしまいました。
監督も止めたいと言っていた打順構成です。
その理由を考えてみましょう。
打順考察記事を書き続けていましたが
より引用。
9番倉本はマニアックな使い方であり回りが打てば他所のチーム同様9番投手になるものと考えています。
でした。
そんな急場の策ともいえる8番投手となってしまいしました。
8番投手自体は横浜の選手層を考えると悪くはない策です。
ですが、その前提が辛い。
打てない野手が多いことで8番投手になります。
理想は、
2番宮崎?それとも桑原でみるチームの期待度・キーマンは桑原だろう - 所持雑感
に書いている通り2番桑原でしたが桑の状態が戻り切ってなく気持ちが沈みやすい桑原を2番で起用するのは難しいようです。
自由に打たせる気なのもしれませんね。
ラミレスの年初構想が実現した事ありません。
っと当時記事で書いてましたが彼の契約最終年であろう今年も初期構想は実現しませんでした。
で、なんで横浜の2番がソトになっちゃったかなんでよね。
①、コア4以外の打力不足
横浜の2番はコア4へと続く連結点に位置します。
大量点を避けたい相手バッテリーは全力で抑えにきます。
四球前提でなくギアを上げストライクゾーンで攻めてくるわけですが。。。
これをコア4以外の打者が実績上打てませんでした。
本来、チャンスなハズなのに打てないわけですね。
特に横浜で横浜の若手野手はボールに当たっても前に飛ばす三振するだけという有様で何もできませんでした。
大和も含むコア4以外の2番打者の数字が散々でしたが酷い状況でした。
こんな状態から急回復するわけもなく漸次で対応されていくとは思いますが時間がかかります。
その中で一番可能性があった打者が桑原と梶谷でした。
梶谷はファーム調整中。
桑はみての通りです。(期待しています)
楽な打順でクワを打たせたいから9番野手になったとも言えます・・・
がっかりしました。
にてクワを9番にした理由を、
ラミレス監督は試合後、「(上位を任せたい)桑原の状態が良くないので9番で楽に打たせたかった」
っと説明していましたが、その延長線上にありそうです。
センターでなくライト9番桑原というのが塩味を加速させています。
②、ソト6番の課題
宮崎2番の良さについての記事は書いている通りです。
監督も、
ラミレス監督、シーズンも「2番宮崎ある」 重量打線が燕小川に先制パンチ|au Webポータルスポーツニュース
クワが不調で次善の策として2番宮崎があると言っていたわけですが2番ソトです。
オープン戦でソトが2番で起用されるのは確認した範囲で二度目でした。
実に様々な選手が1,2番で試されていた横浜です。
そしてソト2番。
二度目のがっかりです。
そんなソトが二番になった理由。
9番桑原に近い理由かもです。
にて、ソトを
2018年の6番実績はいいですがロペスなみにフリースインガーな傾向があり横浜の鬼門である6番を任せにくい特徴があります。
昨年の本塁打王はチームにとらせて貰ったとみています。
っと評していますが実は個として考えた時に難しい特性を持っていたソトでした。
その弱点はボール見極め率。
ストライクゾーンで攻めてくることの多い横浜の2番、3番以外ですと打てなさそうなんですよね。
ソト6番勿体ない、ラミレスはアホとか聞きますが、そうでなくソト6番ですと彼の実力不足で打てなくなりそなわけです。
じゃーロペスと逆で良いじゃんになるのですがロペスも似た特性があり・・・
今日のオープン戦では3番宮崎になっていますが早晩宮崎5番(ソト、ロペス、筒香、宮崎の並び)になりそうな様相もはらんでいます。
宮崎の特性を考えますと彼を2番に配したいのですが、それが出来なくなった横浜です。
実際、昨年の終盤も後ろが弱い事でロペスが不調になり宮崎2番を諦めた過去があります。
ホント難しい打線です。
3/19対阪神オープン戦で久しぶりにフルカウントスタートを成功させていましたが追い込まれると三振率が高くなるソトには命じられません。
宮崎だからフルカウントスタートで三振を喫せずしっかり四球を選び取っています。
あーいう頭のいい野球できる可能性がある打順は走者の足が早く、打者が宮崎のように三振の少ない打者でないと難しいのですが唯一可能性のある並びでした。
イチローの言う『あたまの悪い野球』になりそうです。
大和ですらフルカウントスタート失敗する有様です。
今年もファンからラミレスは糾弾されそうですね。
動かなければノウナシ、煮卵。
動いて失敗すればゴミ。
ヘイト一杯の記事にコメントを読むのは辛くイロイロ思案中です。
こんなにワクワクしない開幕はDeNAになって初めてです。
ラミレスは解任されるべきでしたね。
改めて強く思います。
コア4以外で2番を打てるようになり、ソトがボールを追いかけなくなれば3/19の阪神戦のような頭の良い野球が出来そうですが現状難しそうです。
楠本出塁、宮崎ライト前で1,3塁とか作っていた試合もありましたが。。。
それだけを目的に試合をするなら良いのですが部分最適と全体最適では結論が変わってきます。
クワとソトの状態を戻すためにはこうなるんでしょう。
ホント、絶望感一杯です。
カナロコ記事を読んで以降、終わりを強く覚え始めていますが今から構いませんので三浦監督でやって欲しい状態です。
そして、
この打順は倉本を9番で起用する流れともいえます。
何となくですが9番倉本(大和、柴田)、1番クワ(楠本)への布石なのかもしれないです。
結局、2番が居ない結果、こうなるわけですが・・・
9番柴田なら実績上、問題ないですし十全に機能するハズです(除く横浜球場)。
固定厨と言われていた監督采配と言うより選択肢を増やすことを意識した布陣でしょうか?
ファン荒れそうな様相です・・・
強い不安を覚えるシーズンがもうすぐ始まります。