平良と戸柱が組んだ西武二回戦。
えいやっ配球が発動し、平良は今シーズン、2回目の2回、ノックアウトとなっています。
相手が打てる可能性が高い佐野という事もあり、嶺井と平良のような丁寧な配球するモノと期待してましたが、結果はエイヤッを戸柱、平良バッテリーは選択しています。
平良と嶺井の配球分析については、こちら
外一辺倒だった嶺井の配球について雑感
平良と、戸柱が組んで玉砕した広島戦の分析は、こちらです
広島戦、平良×戸柱の化学反応、その予想通りの敗戦について雑感
個人的に不満だったのは、相手が佐野だった事です。
実際、横浜は、その試合、西武を大きく上回る12安打を放っています。
相手が、菊池のような欲張った点を奪えない相手ならわかるのですが、戸柱はリスクのある配球をしてボンっしています。
あまりに打たれ過ぎるので、平良も逃げてしまったようですが、まさに戸柱により平良は潰されてしまったと言って良い状況でした。
勿論、戸柱がぁでなく、
平良に責任が大きいのですが、
戸柱が選択したイン攻めに根拠がないのは見ての通りです。
同系統の中日八木が戸柱のような配球をしたら、平良同様、火だるまになると思いますが、その配球根拠に対し、強い不満があります。
根拠なきイン攻め←インを攻める有効なボールがないのに攻めています。
平良に近いタイプの加賀や、マテオが左打者のインコースを直球で攻めるとシュート回転(特徴としてシュート回転しやすいです)して中に入り易いですが。。。その直球を左打者の内に要求して被弾しています。
インを使うなでなく、その使い方が悪く、また、インを多投し過ぎました。
相手が佐野であり、リスクを負って勝負(失点しない投球でなく)せず我慢の投球で、5回3、4失点を目指すべきだった
以上、2点で、
私は大変不満であり、繰り返される蛮勇に、戸柱の野球IQを疑い始めています。
高城の補助がなければ、どなるのか怖いですが(なぜか?高城と一度も組んだ事がない投手に対し高城がアドバイスしていた談話が流されていましたが・・・)、
これ、戸柱もわかっていたと思います。
わかっていて挑んでいた。
砂田が右打者に苦戦していますが、そのロジックは分かり易いです。
昨年の須田も、左打者を苦戦して居ましたし、昨年のタナケンも右打者は苦手としていました。
明かに平良より、上位である彼らですら苦戦しているシチュエーションでインを攻めたわけですから、戸柱もわかっていたと思います。
にも関わらず攻め込んだのは、
投手コーチの意向もあったようです。
談話で、インコースを上手く使えなかったとコメントしていましたが・・・
因みに、
平良が初勝利を挙げた試合で、
その投手コーチは、両サイドを広く使えていたと(嶺井、平良)褒めていたようですが、
わかっているですかね。
嶺井、平良が上手くインを使っていたのは事実です。
それは外が活きていたからです。
相手が外を意識(外一辺倒ですから当然)してくれた事でインが使いやすくなるわけです。
では、戸柱のは?
外を十分意識してくれるような配球になっていませんでした。
繰り返される蛮勇に、コーチの意向と、それを真っ正直に実行する正捕手。
戸柱も常にインを使うわけではないのですが、
彼ら、もしかして頭が悪いのではないかと思いたくなる気分です。
勿論、彼らもわかっていて(特に投手コーチ)、指示していた可能性が高いですが、
ラミレス流に言うなら平良の見極めをしたと言って良く、この敗戦により、インコースを上手く使えるようになるまで上げないという意向を覚えます。
ですが、
相手は、佐野ですよ。
菊池のような点を奪うのが難しい相手ならわかるのですが・・・
試時、誤っていません?
広島戦でも、中継ぎ過多で疲弊していた時に2回ノックアウトを喰らっていましたが、状況、理解しています?
っと不満を覚える私です。
昨年の平田のような、怒りを覚える起用が少なくなっただけでも良しとしたいですが、投手については試時を間違えたと感じる試合が多いです。
勝ちはしたが、チームの限界、そして、シーズンに大きな影響を与えた試合になったかもしれない
結局、平田は、あの雑な起用の結果、シーズンを棒にふり、二軍ですら精彩を欠きましたが、そんな起用が繰り返されない事を一ファンとして願っています。
昨年より、明らかに?な起用は減っていますので、今後も頑張って欲しいです。