昨日の記事のトリガーです。
大多数の野球ファンは里崎さん同様の事を考えると思います。
そう言う野球を観たいと言っても良いですかね。
所で里崎さん指摘している通り倉本は慌てて打ちに行ったんでしょうか?
経験の浅い新人で野球IQが低くメンタルフワフワな打者には多いですか倉本は、そんな打者なんでしょうか?
この人は○○に違いないっと決めつけるような解説がプロ野球関係者は多いのは残念です。
もう少し考えて欲しいんですよね。
凄く浅く感じる時があります。
勿体ない。
現象面(初球凡打、併殺をした。慌てて打ちに行った以上)だけで語る解説者が多過ぎます。
プロの解説者には原因面で語って欲しいです。
深みがないです。
がっかりです。
理想は、
に書いている通りです。
引用しますが、
理想は宮本が二塁に盗塁してから倉本が最低限。
ワンアウト、ランナー三塁なんでしょう
そんなの誰だってわかります。
ノーヒットで2点入る可能性があるわけですから。
そんな事がわからない程、ベンチも倉本も?って論調がほとんどです。
そりゃ、幾らなんでも気の毒過ぎます。
理想形がわかっていながらしなかった背景を語って尚、この攻撃がNGなら里崎さんの意見もわかりますが結果論に感じてしまいますでしょうか?
初球絶好球を見逃したら里崎さんらは何と言うのでしょう?
その結果凡退しても盗塁を優先した立派な行為と認めてくれるのでしょうか?
里崎さんらの論調を是認するとなるとアウトカウントを一つ献上してでも2,3塁の形を作るべきろんになりますでしょうか?
上記理論が成り立つなら間違なくベンチの采配はNGとなります。
では、そうなんでしょうか?
そんな事はないですよね。
統計学上ノーアウト1,3塁とワンアウト2,3塁ではワンアウト2,3塁の方が得点確率も得点期待値も下がります。
勿論、次の打者次第で変わって来ますがアウトカウントを与えるのは可能性を潰す行為となっています。
データ重視のラミレスなら知っている事と思います。
ノーアウト1,3塁での得点期待値1.75点(一点が入る可能性は80%)。
一方、ワンアウト2、3塁での得点期待値は1.25点(一点が入る可能性は60%)。
ここで何を望むかです。
カウントを悪くしてまで2塁に進める価値があるかです。
この前提が知られているようで知られてないです。
そしてバッティングカウントか否かでの打率です。
ツーストライクですと打率.200になります。
相手投手、打者によってさらに低くなります。
(バリオスのような決め球のない投手ですと最低限し易いのです。ヤクルトさんにはファールで逃げられてましたね。)
カウント云々の話になりますと、また別の話になりますが盗塁をするまで待つ=リスクとして打者がアウトになり易くなります。
アウトカウントを与えても構わない前提なら盗塁するまで待てます。
ですが得点確率、期待値を考えますと割に合わないです。
ノーアウト1,3塁と2,3塁でみますと得点確率は変わらず期待値が1.75⇒2.00となります。
(カウントを悪くしてのノーアウト2,3塁では別の数字が出てくるので注意を。あくまでスタート時点での確率です)
カウントを悪くせず盗塁成功する前提で考えますと非常に効果的です。
誰もが思い描く絵図面。
理想形。
それを否定するわけではないです。
ですが、その展開を作るのって存外難しいです。
ラミレス同様、スモールベースボールを掲げて野球をし続けた中畑ベイスターズが同じようなシチュエーションで出来ていました?
私自身は記憶にないです。
あったかもですが(如何にもありそうですが)、この理想系を頭に描きつつ出来ない。。。
やれているのって原巨人ぐらいじゃないんですかね。
代走鈴木(原巨人は盗塁優先を盛んにしていました。鈴木もカウントを悪くしないように早めに仕掛けていました。あれは凄かったですね)、ノーヒットで2点とか如何にもありそうです。
ヤクルトのベテラン(畠山クラス)とかなら盗塁するまで待って最低限とか出来るかもですが走者の技量と打者の技量の双方が揃わないと、この理想形できないです。
赤星、金本とか金本が上手くランナーを活かして(金本自身の打撃成績は悪くなりましたが最低限をしてくれています)くれていましたが、
そんな技量を倉本が持っているか?なんです。
持っていたら頭の良い倉本の事です。
また違った選択をしたかもですが・・・
里崎さんの言い分って突っ込みたい事がたくさんあります。
倉本と言う打者がカラシティに対しイロイロできる打者なのか?です。
四球も少なく三振率25%(リーグでも悪い水準です)にもなる選手です。
里崎理論が机上の空論に聞こえてしょうがないんです。
その選手を知っているか否かも関係しますのでしょうがないのですが。。。
上記思想を前提条件に続きます。
要素として、
①、点差
②、8回(終盤)
③、待てが有効なケース
←
これ発散しそうなのでパスしたいです。
早打ちと好球必打のような話で繰り返しになります。個々の打者判断で結果責任で良いでしょうか?
その意味で倉本の併殺と言う結果について、おいおいって言うのはアリです。
その結果にがっかりした。
私も、その一人です。
皆さまと思いを共有しています。
結果責任は問うても良いと思っています。
ですが、初球手を出すと言う結果以前の事を問うのは待って欲しいですかね。
疑問に感じています。
そして、
④、ノーアウト1,3塁で初球ヒッティングしても怒られない選手について
先、④でしょうか?
打者次第では初球ヒッティングありと解されます。
④があるから采配NGとは言い切り難いです。
③と④は補間関係にありますが、
あらゆるシチュエーションで待てでないとダメというなら私も、ここまで書かないです。
結局の所、倉本が④に相応しい打者かというと疑問って事なんでしょうね。
その場合は彼の技量不足が関係してきます。
倉本の技量不足に関しては早打ちと好球必打のような話になって来ています。
前記事にも添付していますが。
昔と違って成長した倉本を非常に未熟な打者とは思いませんが里崎さんが考えるような事を求めるには技量不足に感じます。
高い可能性でアウトになり易いです。
ならないというなら、あんな選球眼が悪くないでしょうし三振率も低くなります。
早打ちで、三振率が高いわけですが一部梶谷(実績上、梶谷は四球出塁も多いので倉本と同じわけでないです)みたいな特性を倉本、備えつつありますね。今です。
個の力が弱いと記事で書いていますが弱いんです。
見ての通りです。
個は弱いけどチームが強い。
もう少し技量が上ればイロイロできますが限界があります。
それはそれで面白味を覚えるのですが。
技量不足かなぁ。
それでも倉本は期待されているわけです。
これを面白いと思って欲しいです。(変な打者と良く表現していますけど)
上手く使おうとラミレスがイロイロ考えていますね。
状況次第で打順変えるかもです。