敢えて難しい優勝を横浜が目指す理由について
このブログの読者ならご存知の通り、横浜は優勝にするには相応しくない状況です。
シーズン前の時点で戦力的に足りない状態でしたから別に驚くような状態ではないですし、その上に主力選手が度々故障離脱したのですから、
今の数字に何ら驚きはありません。
結果、現在、広島さんと生じているゲーム差は8.5となっています。
一般的な知己で言いますと無理と判断されるゲーム差です。
それでも横浜はチームとして優勝を具体的な目標として最後まで戦い続けると見ています。
過去、2年とは様相が違う感じです。
その結果失速するシナリオは十分あり得ます。
中継ぎ、球数や連投間隔を管理していますので一応は温存しているのですが本気でフル回転させるかもです。
次のステージに進むためにも横浜は無理をしないといけない時期に来ているのかもしれません。
その無理をすることでチームとして足りないものが見えてきます。
選手の、チームの総てを出し切る事で見えるもの。
結果、編成が動けます。
(オフに大きなトレードとかあるかもです。 )
中畑さん時代は常に全力でした。
シーズンを通してというより一試合、一試合に集中するワンデートーナメントのような戦い方。
あれは、あれで、あの時代必要な事だったかもしれません。
その全力とは違うシーズン通した形で最上の形を模索し総てを出し切る全力。
一試合でなく優勝するために無理をすることで横浜の課題が浮き彫りになり来季につながるような気がしています。
そんなシーズンと見ています。
二塁ソト起用を監督公表したそうですが一過性に感じません。
今年、ラミレス解任されるかもですが解任されなければ横浜は優勝の最右翼になると見ています。
最下位になっても、それが活きる年があります。
失敗、成功も含む様々な経験を経ることで人は、チームは成長していきます。
数字上、難しいのは理解しつつも、ここまで具体的に優勝へのプランをもって後半に望めているのは何シーズンぶりでしょうか?
その行く末を一ファンとして期待して見守りたいです。
チームとしての完成形は大和が昇格してくる8月中旬以降かもですが、そのチームの頑張りを見届けたいです。
前半戦とは別物のチームになるかもしれません。
そんな予感を抱き始めています。
前半戦の我慢が、後半に花開くことを強く期待したいです。