近年実績で言うと差があり過ぎ戸惑いを覚える横浜ファン多いと思います。
私も、その一人です。
有吉の成績は
2019年 2試合 投球回数7.1 防御率13.5
2020年 3試合 投球回数11 防御率4.91
2021年 0試合
国吉は
2019年 53試合 投球回数69.1 防御率4.80
2020年 42試合 投球回数46 防御率3.13
2021年 21試合 投球回数29.2 防御率5.16
試合実績みて分かります通り起用され続けて来た投手とファームでくすぶり続けた投手となっています。
両者で違いがあるのは奪三振能力と与四球。
国吉がk/9で10超えるに対し有吉は半分以下の4程度。
今期2軍実績では2を切っており
三振奪えません。
現在のトレンドでは三振奪えない投手の多くが苦戦しています。
元巨人の高木(西武にトレード)のようにまとまっているけど三振を奪えない投手でしょうか?
代わりに有吉は高木同様、コントロール良いです。
良いですが。。。う~ん。
三振を奪えなくても打たせとれば良いのですが
打たせてとる投手の多くが近年数字上苦戦しています。
三振奪えるという状況があると相手が早打ちしてくれるので牛耳れ易いです。
問題は奪三振能力ないと元横浜のぺトリック、バリオスらのように追い込んでも粘られて打たれる傾向が強く球数を投げさせられて。。。
横浜が苦手としていた阪神メッセンジャーも奪三振能力が落ちて最後、横浜にも球数を稼がれノックアウトされていますが
奪三振能力がないと手詰まりになり易いです。
それが今の野球トレンドでしょうか?
それでも常に例外ありますが
有吉、先発投手としては近年見なくなったタイプです。
中継ぎでもあまり見かけませんがどうなんでしょうね。
一方、国吉は如何にもラミレスが好きそうな投手でした。
欠点に目をつぶり長所に全振りするような野球。
三浦横浜は欠点を修正する野球。
凸凹な選手を使うのが上手かったラミレス。
相性などいろいろ考えて起用していましたが隙も多く敗因になっており批判も大きかったです。
戦力外選手がラミレス横浜時代に多数活躍していますが(ファームが機能してないので戦力外を獲得する必要がある)
三浦は王道の野球目指しています。
その観点で言うと国吉への評価低くなっていて
まとまっている有吉への評価が高くなったのかもしれませんが
トレンドから外れ過ぎていて気持ちが落ち着きません。
不可解。
しかも横浜球場と相性の悪そうなフライボール投手です。
横浜にとって格差トレードですから横浜が強く有吉を欲したと考える方が自然です。
その見返りで国吉と言うのが分かりやすい図式です。
三浦横浜になってノスタルジー感じる野球観が強くなりましたが
不安を覚えます。
先発で起用するというより中継ぎで使う事を意図した?と考える方が未だマシで。
確かに横浜には有吉のような打たせて取るタイプは少ないです。
四球も少なくまとまっている。
アクセントを付けると言う意味で中継ぎの方が通用しそうな気がしますが
先発でという意見が多いですが案外、有吉中継ぎで起用するかもですね。
国吉が投げていた投球回数29.2を埋められる中継ぎ投手を私は知りません。
救援として29.2回はかなり多いです。
2週間ほど途中登録抹消されていたにも関わらずチーム内では石田、ヤスアキの30回に次いでの数字を国吉は記録しており大穴が空くわけですが
型通りに有吉先発とも思えない状況です。
もし有吉を先発で起用するならかなり有力な投手を中継ぎに回す必要が出てきます。
横浜的にはインパクトのあるトレード、何らかの配置転換が必要そうです。
このままでは一軍戦力に穴が空きます。
ロッテさんの場合、有吉は二軍でしたから痛みはあっても大きな編成は伴いません。
国吉の穴は誰が埋めるんでしょうか?
モヤモヤが募ります。
国吉の穴を埋める目途があっての先発補強ならもう少し落ち着いて見れるのですが
横浜ファーム実績が芳しくないです。
即戦力以外上になかなか上がって来れません。
5/15抹消された2019年ドラ3伊勢でも上げるんですかね。
2014年ドラフト以来久しぶりの中継ぎでしたが
その中継ぎも即戦力ドラフトでした。
ファーム経由の投手が本当にいません。
ラミレス時代のファーム実績は酷かったですが
そろそろ変わって欲しいです。
あるレベルまで育成された平良のような投手の育成実績ありますが投打に実績芳しくないです。