8/6 ラミレスが先発コンディションに気を使うわけと 反撃の準備が整ったと期待したい

井納、大貫と余力残しつつ降板させている理由です。

 

理由、その①

単純に下で投げている先発候補がいないから。

本来なら東、坂本といて万全な形でいけたはずですが故障でいません。

彼ら故障してなければOJT的に長い回も投げさせることができたかもですが候補不在。

リスクある状態になっています。

 

育成中の20代の投手は一軍で投げるには未だ難しそうです。

中川はともかく京山らの伸び悩み痛いです。

高卒先発の多くは3,4年で出てくることが多くタイムリミットのようなモノを感じてしまいます。

中継ぎは藤川球児のように先発育成から7、8年目に中継ぎとして覚醒する例はありますが野手との比較で先発型の高卒投手は仕上がり早いです。

 

例外として京山らには頑張って欲しいですがかなり層が薄くなっていまいました。

これは先発だけでなく中継ぎもです。

中継ぎに関しては2014年ドラフト組が最後で5年間新規人員補充なしです。

この辺の手薄さは2018年オフ記事でくどいほど書いていたので今更ではありますが改善できませんでした。

 

未だレポートしきれてないですが横浜ファーム実績。

投打に良いとは言えない面あります。

その原因については連載記事で語る予定ですが

ラミレスの動き追い過ぎて手が回りません。

 

即戦力系以外の選手実績がかなり怪しい横浜です。

育成していた中継ぎ向きの投手の多くはリリースしています。

 

 

その対応もあって大村さんをロッテから呼び戻したりしています。

同様に投手側もてこ入れ必死と感じています。

そんな理由で今投げているローテの誰かが故障すると大きな穴が空きそうな横浜です

 

先発を早めに降ろす事で心配される中継ぎですが3連投をMAXにしています。

(因みに球数制限していますが6,7回投げているので投球回数でみると横浜の先発陣は多くの仕事をしています

 

現在、今シーズン3連投した投手はエスコバー一回に三嶋一回。

実質で2連投制限にはなっています。

おそらく3連投が一つの壁で4連投は抑え役以外させないと思われれます。

先発早めに降ろしてはいますが中継ぎも管理しようとする意志を感じてはいます。

 

平田の状態も良いのでミドルセットアッパーにして欲しいです。

平田に関しては先発にしても良いぐらいです。

今の捕手陣なら平田を上手くリードできると考えています。

ここにヤスアキ、パットンが戻って来れれば中継ぎも余裕をもって上手く回せそうな陣容になりそうです。

 

そしてもう一つ

理由、その②

昨年の反省。

昨年の横浜は無理に完投させた影響で徐々に先発コンディションが悪化し先発が試合を作れなくなってしまいました。

 

今永で言いますと徐々に長い回投げられなくなり(球威も低下

3,4月5試合で1.18 38投球回数

5月が1.78     35

6月 4.56                25

7月 4.08                20

とコンディション中々回復しませんでした。

8月に防御率は戻りましたが中継ぎが疲弊し本当に長い回を投げて欲しい時に余力なくなり25回しか投げれませんでした。

9月は26投球回投げて防御率5.88 

 

濱口も完投後に調子を悪くし2戦連続k.おされた後5/19に登録抹消、1か月あまり一軍で投げれなくなっています。

長い回を投げるのは手段であって目的化してはいけない事を昨年の横浜は目的化し負けを重ねる原因となっています。

濱口

3,4月 投球回数 21  防御率1.71

5月   投球回数 11  防御率3.38

6月        8   防御率3.38

7月        29  防御率1.84

8月        13  防御率8.10で8月末登録抹消。

 

こういう過去の反省に基づき先発運用していますからラミレスの意志というより球団の意志として先発のコンディション維持を重視している可能性あります。

手段を目的化すると失敗し易いです。

その手本のような事を昨年の横浜は行っています。

その反省があるのでかなり自重的に先発投手回しそうです。

何より今年はコロナの影響で連戦続きますから先発投手の離脱命とりになり易く余計にコンディションに気を回している感触を覚えます。

横浜は8月巨人との試合がありません。

巨人と対戦の多くなる9月にフォーカスしてそうです。

ゲーム差現在4。

これ以上離されたらキツク安全重視な中継ぎ運用していますが(それでも連投も避ける。。。)もう少し差を縮めて中継ぎのテストしていきたいです。

 

それでも不調のヤスアキ、パットンを使い復調を促し故障上がりの三上ら使って手札を増やす努力をしているラミレス横浜です。

 

やっぱり今期良いです。

指揮系統が一本化できなかった2019年序盤とは様変わりです。

 

2020年、横浜の現状と未来について① 12球団で唯一チームWARで+40勝を超えた事がない横浜について想う - 所持雑感

コメントで要望を受け今期、最初の記事を書いていますが

横浜が昨年と違い指揮系統に混乱がなく(混乱を感じない)、まとまりのようなモノを覚えるというのを記事化しておこうかと。

目まぐるしいのであまりレポートできていません。

ですが予想通り、いやそれ以上に復元力早い横浜です。

矢継ぎ早に手を打っています。

そして本調子になった時、選手固定し始めます。

形が見え始めたら好調です。

ラミレスが今日、連勝宣言していましたがただのポジでなく神里2番と中継ぎ抑えが確立しつつあるからなんでしょうね。

そして先発陣。

この虎の子の先発陣を昨年の反省を活かして最後まで維持する事。

そうすればもしてかしてかもです。

 

忘備録で今のチームWAR

 8/3のWAR

打撃チームWAR

1位 巨人 +8.8勝

2位 広島 +4.5勝

3位 ヤクルト +4.3勝

4位 阪神 +4.0勝

5位 横浜 +3.1勝

6位 中日 -0.1勝

 

投手チームWAR

1位 横浜 +7.8勝

2位 中日 +6.7勝

3位 巨人 +5.7勝

4位 阪神 +5.7勝

5位 広島 +4.9勝

6位 ヤクルト +4.8勝

 

チームWAR

1位 巨人 +14.5勝

2位 横浜 +10.9勝

3位 阪神 +9.7勝

4位 広島 +9.4勝

5位 ヤクルト +9.1勝

6位 中日 +6.6勝

 

巨人と横浜で生じているWAR差は+3.6勝 ゲーム差で7ゲームほどでした。

戦力上の差は相変わらずありますがいよいよ反撃です

 

ついこないだまで貧打の予兆を覚えていたのですが

目まぐるしいです。

それほど神里2番の影響は大きいです。

別のチームを見ているような感覚ありますがコア4の誰かが不調でも落ち着いてみてられます。

今日はロペスを先発から外せましたが野手の方は余裕のようなモノが生じ始めています。

2番決めれば後はホント楽。 

ここがあまりに弱いのでコア4の誰かを使わざる終えなかったのですが後ろに回せることで打線に厚みがでてきます。

 

さらに神里の良さは走攻守期待できる5ツールプレイヤー。

交代要員を考えなくていい選手というのも大きいです。

今日は梶谷に代えて乙坂を9回の守りにつかせましたがこれも神里のお陰です。

コア4のコンディションケアもできる選手運用できそうです。

(その流れでロペスも休ませることができる)

 

佐野と神里は最後まで使う選手として軸に出来れば。

いよいよ打順の固定化が見えてきました。

今年のチームの背骨のようなモノが見え始めています。

 

復元力に期待したいなどと書いていたのはついこないだでしたが本当に早かった。

神里もはじめこんな調子よくなかったんですけどね。

この辺もラミレスがとかと思ってしまう自分がいます。