開幕前最下位予想していました。
より引用すると
三浦監督元年は前向きな最下位になる可能性が高いとみています。
昨年、横浜が記録した数字は勝率5割の目安である+40勝こそ超えられませんでしたが過去最高のチームWAR(勝利5割を約束する数字ではないですが)でした。
戦力的に最下位はなく上位進出も可能ですがAクラスに拘らない気がします。
戦力的にはAクラス争いが出来るだけの戦力があり最下位は考えられなかった横浜。
にも関わらず最下位になると予感していた理由。
横浜一新。
明治維新ならぬ横浜一新。
一心という名で過去5年間を否定し改革に勤しみましたがしたいと出来るの狭間で予想通り苦しんでいます。
野球を取り戻せ運動。
三浦が目指している野球は昭和時代への原点回帰です。
選手居れば出来なくはないですが
三浦が求める野球を表現できる選手がいません。
その技術難度の高さ(横浜二軍が10年間指導し続けて結果を出してないタイプの選手育成が必要)を理解して貰わないと画に書いた餅になり易く2019年の投手コーチ時代同様の結果を招くと予想していました。
そして繰り返されました惨劇。
様々な成績低下。
横浜にだけ継続性が失われハンデを負っています。
必然とも言うべき実につまらない結末に強い憤りと落胆を私は覚えています。
神里が深刻な不振に陥り、細川は伸び悩み(春先右打者がチーム方針により苦しんだ原因、中日と同じ事をやらかしています。)、配球傾向が変わった事で投手防御率も異常値を記録しています。
大活躍しそうな国吉について ロッテファンのみなさんへ期待して下さい - 所持雑感
国吉も予想通りロッテで大活躍しました。
その国吉を苦しめていたのが配球傾向の変更と、タフな選手起用。
ロッテに移籍した国吉がコンディション不良で試合に出れませんでした。
国吉だけでなく選手コンディションに気を使わないタフな起用は息切れを起こす原因になり横浜は急速に、その力を失いつつあります。
選手に体の強さを求める野球。
これはこれで必要ですが現実(出来る)と理想(したい)でギャップがある事でチームが崩壊しています。
ロッテに移籍した国吉をみるまでもなく本来ある選手のポテンシャルを考えるならチームWARは35を超えて行きそうですが戦力に蓋をしてしまっていた三浦横浜。
その蓋をしてしまったチーム戦力でどれだけ勝てたか?でみても落第点。
春先も戦力の割に勝てず苦戦していましたが最後まで戦力の有効活用できませんでした。
横浜一新によりチーム戦力を低下させていても横浜が現在記録しているチームWARは借金10弱のチームです。
その2倍の借金を記録している横浜。
戦力あるにも関わらず開幕前に危惧した通り横浜は最下位に沈みつつあります。
三浦自身は佐々木に何を目指しているのか?わからないと批判される程度には理想(したい野球)でなく現実(勝ちたい)を優先するようですが
投手コーチ時代に優勝を逃す一因を作り、今期もチーム大不振の原因の大きな部分を占めましたが
その経験に見合う変心を期待しています。
一部、勝ちたい寄りの野球をしている三浦です。
変わる予感も覚えています。
かなり厳しい采配を三浦はしています。
闘将と呼ばれた星野を彷彿させる采配を三浦はしています。
現在は投手コーチ時代同様、落第点ですがその可能性を信じたいです。
三浦の良さは投手コーチ時代にもあるのですが(有能な投手コーチとは思う)理想が強すぎる事でチームを壊してしまいました。
経験が備わる事で三浦の持つ良さが全面に出てくることを期待したいです。
現役時代のチーム貢献度によりラミレスと違い三浦の求心力は強いです。
そこに私は期待しています。
2018年オフにて記事で書いていた通りに横浜の育成(巨人野球への憧憬が強すぎて育成方針を誤った)がずっこけ過ぎていて暗黒期の入り口に立っているような錯覚も覚えています。
このまま転げ落ちていくかはわかりませんが
2018年に感じた危惧通り横浜は崩れてきています。
その横浜もかつては育成が順調と感じていた時代がありました。
その順調だった時代に在籍していた大村二軍コーチ、二軍監督時代に貯金していたモノを吐き出しつつある横浜。
その大村コーチを育成が順調でない故に呼び戻した横浜。
大村コーチが主因かわかりませんが二軍にほのかな明かりも覚え始めています。
チーム変革期。
ポジとネガが交差する難しい時期になっていますが
三浦の一新が次につながるよう現首脳陣には頑張って欲しいと考えます。
来期最下位でも交代させるべきではないです。
5年、もしくはもっと任せて欲しいです。
苦しんだ先の栄冠を期待しています。