デジャブ―感じる敗戦だがやってくれるはず 05.11 - 所持雑感
引用
にも関わらず暫く打たれそうに感じるのは
バウアーが日本の野球に納得して頂くまでの経費、時間でしょうか?
能力的にガゼルマンの上位互換がバウアーという位置づけです。
それでも
早晩、7回3失点レベルで落ち着くとは思いますが
現状の期待値が7回投げて3失点ぐらい。
つまり防御率で言うと3.85なわけで無双するという感覚は当初からないです。
試合を作ってくれると期待してはいましたが
試合を支配するような感じではないです。
なってないから防御率4弱期待。
その文脈で言うと
バウアーとの比較でガゼルマンや石田の難しさを覚えます。
正直、彼らで良く試合を作ってるなとは思います。
石田と戸柱とか、あーだこうだ感じる配球します。
ガゼルマンもホント、難しい。
さて、その基準で言うと5/16広島戦のバウアーはどうだったんでしょうか?
過去、3登板を振り返ります。
5/3 広島戦 7回 打者28に対し三振9 被安打7 自責1失点1
5/9 巨人戦 6回 打者28に対し三振8 被安打11 自責6失点5
この試合、巨人さんは狙いを絞り積極打法します。
代りに追い込めれば三振取れていたのですが
5/16 広島戦 2回 打者15に対し三振1 被安打8 自責7失点7
過去、2戦と大きく違うのは追い込んでも三振取れなかった事。
5/16広島戦で対戦した打者15人中12人をツートライクと追い込みながら打たれてしまいました。
過去2戦との違いを見せています。
出来は過去2戦との比較でご本人仰る通り一番よく、あれ?って感じでした。
追い込んで三振を奪えない理由にゾーンからボールゾーンに変化するような配球をしてないのが一点。(横浜のゾーンで攻めろを思い出しますが)
アッパースイングの多いMLB仕様の高めを多く使う傾向がありますが
MLBほどNPBの各打者アッパースイングしないので高めに対応できる打者が多いです。
その高めの速球を打たれました。
低めにストレートをほとんど投げない、かつ低めを意識させるような配球にもなっていませんでした。
ゾーンで積極果敢に攻めているのにゾーンが広くならない感じでしょうか?
ストライクゾーンの上半分で投げてる感じです。
これがストレートだけでなく変化球もでしてヒッティングゾーンを絞って待てる感じです。
NPBのように対戦多いリーグは相手を研究して対応しますので5/16の結果だけみると対応されてしまったようにも感じます。
ただ投げる球は素晴らしいんですよね。
最速157キロです。
ここまで早い球を投げれてコントロール良い投手、そうそういないです。
コントロール悪いと自滅しちゃいますが
未だ対応可能でしょうか?
NPB仕様に変更可能な気がします。
大雑把に先の記事で書いている通り<<現時点>>(慣れれば上方修正する❔かも)で防御率4点弱期待。
存外、私バウアー評価してなかったんですねっと期待数字見て思いました。
文字通りNPB仕様になればもっと良くなるとは思いますが軸になる球が当初からないというか
良い球はあります。
ありますが困ったら、これ投げておけばという球種があるようでない感じなんですよね。
それでも球種豊富である程度期待できるわけです。
で、何が凄いかというと中3ないし中4回れることで(本人希望)。。。
これ中6で防御率3.80だと意味合いが違ってきます。
それでも試合を作ってくれそうな貴重な先発なんですがいやはや
155キロ超える直球が通じないと感じるというのも隔世の感あります。
現在の課題について
①、高めが多いストレート。
元々変化球投手と言われているバウアーですが
重いストレートではなく現在、被打率.462(26打席12安打)。
球質軽そうなので高め使い難いでしょうか?
②、左に極めて弱い
右も打たれていますが+左打者にかなり弱く
左に被打率.452 OPS.1.227です。
③、癖❔
そして広島さんの各打者みて思ったんですがまるで速球が来る、変化球が来るとわかってるようなスイングしており
監督は思案顔だ。「しっかりと捉えられる打球が(前回登板の巨人戦から)2回続いてますから何かある」と投球時の球種の癖を見抜かれている可能性を示唆
バウアーも語っていますが
「きょうは本当に不運。2ストライクから(被打率は)1割7分で7割打たれることなどない。ストレート、カット、カーブ、スプリット、全てをコンタクトされた」
5/16相対した打者15人中12も追い込みながら7割打たれるってなかなかないというか。。。
普通は追い込まれるとストレートのタイミングで変化球待つのでコンタクトされ難いですが
しっかり打たれ過ぎていて違和感じる結果となっています。
明確な技術的課題(ストレートの球質問題ありますがこれは修正し難い)なく下に落して調整するような案件になっていません。
組み立て変える事であるレベル(防御率4弱)で抑えられそうな感じです。
コントロール良いのでコントロールの悪いガゼルマンよりは組み立てし易いでしょうか?
いろいろ慣れると3点切るぐらいになるかもですが先の記事に書いてる通り
バウアーが日本の野球に納得して頂くまでの経費、時間でしょうか?
という理解です。
互いに主導権を握ぎりたがると思われる伊藤とバウアーの組み合わせはイメージで宜しくなく
肩の強い山本とセットに不安のあるバウアーは良い組み合わせと感じます。
ご両人でコミュニケーションとりつう思考錯誤。
他の捕手はアドバイス。
取りまとめは相川バッテリーコーチで暫く様子見で良いと思います。
ソトが打撃を変えて復調❔(変化球に課題があったから石井コーチ主導で打撃改造していましたが引っ張るようになった。スイング弱かったですが逆方向の意識が減った分戻復調気味。ただし課題の外の変化球はくるくるし易い。)気味ですが
不調でも使う選手、使わない選手の切りわけ抜擢に納得感ある事が多いです。
現時点でバウアーが二軍に落ちないというのは見込みがあるモノとみています。
因みに打たれる主因のほとんどは投手。
全体の85~95。(競馬でいう騎手と馬の関係に近い配分❔)
捕手は5~15%ほどと見ていますが
その5~15%が大きいと感じる程微妙な天秤の元、試合をしている感じです。
捕手に着目し過ぎるのは宜しくないのですが
バウアーに関しては改善ポイントが組み立てにありそうなので大変とは思いますが宜しく御願いします。
山本にとってはいい経験になるかもですね。