チームOPSでみたセ 23.04.24 視界良好な横浜に覚える不安、抹消判断が遅かったと感じる森二軍

チームOPS

1位 横浜 .688 得点54

2位 巨人 .651 得点62

3位 広島 .614 得点57

4位 中日 .612 得点44

5位 阪神 .604 得点54

6位 ヤクルト .545 得点48

 

チーム被OPS

1位 阪神 .586 失点55

2位 中日 .592 失点54

3位 横浜 .613 失点50

4位 巨人 .634 失点64

5位 広島 .637 失点53

6位 ヤクルト .666 失点43❔

 

 

 

チームOSP-チーム被OPS

1位 横浜 0.075

軸不同。今期の優勝候補。 

2位 中日 0.019

本当はもっと出来る子、序列不安定なチームありがちな成績。今の所22年に続いての傾向。現在、7勝11敗で単独最下位。

昨年の失敗があるので、このまま沈むとも思えないが今期も短気な采配は健在。

その短気さがいい方向にでると・・・。

 

3位 阪神 0.018

投打に懐かしい野球。

WBCの疲れがある中シーズン95試合ペースで登板していた湯浅はコンディション不良で早々に離脱。

阪神に痛手 守護神・湯浅が登録抹消に「疲労を考慮」 7試合登板で5セーブ、防御率0・00― スポニチ Sponichi Annex 野球

最短で4/26再登録可能だったが 

【阪神】湯浅京己がネットスロー再開「良くなっている」軽めに40球から50球を投球(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

状況的にもう少しかかりそう。(3週間ほどの離脱❔

先発安定している事でヤクルトさんらほど中継ぎ酷使してませんが

結果的に良い時期に抹消された❔

 

 

4位 巨人 0.017

外野が騒がしいですがチームOPS-被OPS自体は悪くない。

一方で伸びしろもあまりあるように感じない。

不調の主力組が復調すれば強いハズですが不思議な印象。

投手陣不安定に感じるのが原因❔

投手陣安定すれば横浜の有力な対抗馬になるかも。

原監督の野手運用は実績上トップレベル。

反面投手陣運用は危うい。

2019年も、その酷な運用で危うく優勝を逃しかけたが最後は戦力で押し切った。

 

 

5位 広島 -0.023

チーム成績の割に昨年に続き良くやっています。

懸念は抑えの栗林の状態が良くない事。

腰の張りの影響でWBC離脱しており影響残っていそうです。

既に救援で3敗戦喫していますが・・・

栗林が3敗喫していて10勝9敗は立派。

チーム戦力薄く感じますが好印象

 

 

6位 ヤクルト -0.121❔ !!

変なチーム。

昨年も最下位に相応しいチーム成績でシーズン序盤リーグ首位に立ってました。

一般には反動で下振れするのですが

高津ヤクルトは過去実績上下振れしれせず、そういうチームとみています。

チーム成績の割に得点を奪うのが上手く、失点少ないチームです。

防御率、リーグで1番の2.16を記録してはいますが中継ぎはフル回転気味。

ブルペンデーを既にしておりいろいろ大変。

奥川復帰すると余裕でる?。。。

即戦力として期待された新人の吉川(22年ドラ1 25歳)がピリッとせず新外国人のピーターも腰痛で抹消されるなどローテを回すのは暫く厳しそう。

打撃もチームOPS.545と全く打ててないが成績悪すぎて今が底な感じだろうか?

打率.235の京田がOPS.551。

ヤクルトさんの場合OPSよりチーム打率.188の方が、その厳しさを実感できるかと。

投打にリーグワーストにも関わらず勝ってる不思議なチーム。

いつも通りと言えばいつも通りですが

その陰で戦力の割に勝てないチームが・・・

統計から外れるチームを埋めるような感じでマイナスで統計から外れるチームが出ます。

 

 

 

横浜が戦力通り単独一位です。

順位

1位、横浜 10勝7敗

2位、ヤクルト 10勝8敗 ❔ 本来は最下位 詳しくみてないですが相変わらずなチーム

3位、阪神 10勝8敗

4位、広島 10勝9敗

5位、巨人 8勝12敗

6位、中日 7勝11敗

 

横浜が記録しているチームOPS-被OPS=+0.075は

 

参考

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

相関係数は0.89

Y=1.376 x(チームOPS-チーム被OPS)+0.501

差分0(原点)で勝率.500となります。

横浜の期待勝率を計算すると期待勝率0.604となり優勝争いできる戦力となっています。

 

横浜は5年ぶり単独首位ですが

news.yahoo.co.jp

 

あの時(2018年)は弱いけど強いと評していた通り数字的には首位相応しくなく、戦力あまりありませんでした。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

その弱さ故に、勝てなくなるかもですが怒らないでね。

編成的に数年後と言っているのは個の力的に数年後のチームと思っているからです。

 

まぁ、それでも優勝しちゃうかもなのですが恐ろしい。

っと単独首位当時のラミレス横浜を評していますが

その予想通り、個の弱さ故に失速しています。

失速はしましたが、あの手、この手と・・・これはシーズン2位となった2019年も同じで個で強かった時期がラミレス時代有りませんでした。

 

その2018年との比較で2023年とは戦力推計で一線を画す状況です。

当時は

その弱さ故に、勝てなくなるかもですが怒らないでね。

っと書いてましたが

2023年の横浜は投手陣があまりに良すぎて・・・

ガゼルマンは懸念ですが彼がローテから外れても問題ないレベルです。

バウアー未だ投げていません。

2018年は先発揃ってなく4/11に平田が先発しているような状態でした。

 

そして

当時との比較で対抗馬が弱い。

これは2023年横浜にも言えますが何処も万全でなく課題があります。

 

2021年以降、チームOPS-被OPSの差分で+0.020を切るチームが優勝していますが

数字的に低いです。

混セといってよい状況が21年以降続いています。

 

22年に至っては+0.007(期待勝率.500そこぞこ)のチームがリーグ2連覇していますが本来あり得ない数字でして。。。

 

そんな試合巧者を21年以降見せつけているのがヤクルトさん。

本来なら最下位です。

 

リーグで被OPS上、最も打たれているヤクルト投手陣ですが

防御率で見るとリーグ最強。

相変わらずのチームというか、この高津ヤクルト登場以降の数字の乖離が激しいです。

 

以前は想定チーム戦力±5%程度の揺らぎでした。

最優秀と評していたラミレスでMAX+5%。

つまり監督采配で勝てても6,7勝が限度だったのですが

 

高津監督以降揺らぎが±10%出ており

21年三浦横浜が想定-10勝記録するなど本来の戦力からかけ離れた結果が出はじています。

野球は投手対打者の一対一が基本の極めて個別性が強いスポーツ故にサッカーのように一対一の局面を作るのが難しいスポーツとの比較で

 

戦術上の監督采配の影響少ないスポーツではあったのですが

 

ここ数年、期待勝率、期待得失点と言い換えても良いですが

その現実との乖離が大きいです。

 

チームOPS、被OPSから期待される得失点から計算される勝率は

→期待と実際の得失点が乖離

→その実際の得失点から期待される勝率との乖離 ピタゴラス勝率

 

以上、二段構成となっています。

野球ファンが認知しているのは実際の得失点迄で

チーム成績の割に得点が多い、少ないを観測、分析する媒体が無い事でわかっていません。

22年の広島さんはチーム成績の割に得失点が良かったですが

その底上げされた得失点の割にチーム勝敗が悪く(22年の広島は8回を投げる投手がダメだった)佐々岡監督批判されています。

 

実際の得失点から期待される勝率(ピタゴラス勝率)と現実が乖離しているケースの多くはブルペンが原因な場合が多く

監督相関と考えるよりブルペン整備度の影響が強いです。

結果、ピタゴラス勝率と監督相関弱いです。

 

監督の影響が出やすい可能性があるのは期待得失点と実際の得失点の乖離。

こちらは相関ありそうなのですが

こちらの揺らぎが21年高津監督以降大きいです。

 

打線を寸断するのが上手いんですよね。

ヤクルト高津さん。

たまたまもあるとは思いますが疑似残塁率とも言われるLOB率で現在85.7%と塁上のランナーのほとんどを返しません。

 

 

ここに奥川が合流しまうと横浜の有力な対抗馬となりそうです。

 

 

横浜の短期展望としては

森の見切りが遅く抹消がずれ込んだ件。

news.ntv.co.jp

開幕2戦目以降、ベンチで死蔵していましたが

これ大×です。

実力的にレギュラー一番手になる可能性が高く、高いからこそオープン戦であれだけ起用していたわけです。

調整で下に早めに落とすべきでこれ大きなマイナスになったかも。

同様にルーキー林が同じ状況になってきており落とすなら早く落として調子を上げさせないと遊撃で大きな穴が生じかねません。

 

中継ぎ投手の坂本も開幕以降出番なく落ちましたが

中継ぎは未だ余裕あり猶予があります。

しかし遊撃は余力ないです。

 

遊撃で大和を先発で起用し始めていますが

ここ横浜の急所となりかねないです。

 

シーズンマネージメント、二遊間でグタグタになり始めています。

林を何処で使いたいのか決めないと

森と林二人とも下に落しすと下で交通渋滞起こしかねません。

先ほど、林落とせばと言いましたが

この時点でグタグタなんですよね。

 

林を遊撃で育てる気があるなら遊撃経験不足の林を早々に二軍に落して調整させるべきで

代りに一軍に森でした。

打撃芳しくない2人とも一軍にいる時点で悪手だったわけです。

 

なので遊撃で6試合も先発起用していた林との比較で森を早々に落すと思っていたのですが

落さず

今更、森を二軍に送っています。

とうなると林を二軍に送りづらい。

 

この面におけるマネージメントには不満あります。

まぁ横浜強いので優勝しちゃうかもですが

 

序列、起用法が唯一、揺らいでいるのが遊撃(序で危ないのが二塁、牧故障時のバックアッパーが弱い。林二塁構想が未だに残ってる理由❔)です。

 

ここで二の矢、三の矢を作る準備をオープン戦でしてないから

こうなります。

森に賭ける気なら、二の矢の準備で林を下に落して遊撃として準備させるべきで

 

森コケタ場合の準備が遅れた、遅れてしまった三浦横浜です。

森、若いので時間かかるかもしれません。

早めに下に落しておけば。。。今期の捕手山本のように戦えたかもしれませんでしたが

迷いを覚える感じです。

知野が試合に出たい、結果を出したいで迷走しているように感じています。

同じ事にならないと良いのですが

2021年に二軍OPS.800程度打てると期待した姿は微塵もなくなった(チーム打撃優先で持ち味消えました)と評した通り

 

知野は22年低迷し23年今の所、さらに拗らせています。

 

迷い。

22年の山下に近い状況なのかもしれませんね。知野。

その知野と同じ状況に森は陥っている可能性があります。

森の場合は守備という立ち位置あるので、知野ほどは迷う必要ないかもですが

森はレギュラー一番手として遇されていた(これが一番ダメだったか?故に今の立ち位置との格差は焦りを呼びかねず心が弱ってるかもです。

 

森を守りに入らせちゃったかもしれませんね。

オフの石井コーチ、仁志二軍監督らの森へのコメント、プロ意識がない、プラスαの努力の欠如なども森に重圧を与えていたと思います。

 

本来、奪い取る立場なハズでしたがポジションを守る方に回してしまったかもです。

総じて心が弱いになるのですが21歳の若者です。

気の毒というか。。。

 

京田は昨年の経験があるのでしぶとく戦えそうです。

戦って欲しい。

迷いあると戦う顔になり難いです。

 

京田の挫折は2022年でした。

中日のチーム事情上、他に遊撃手もいなかったのありましたが

森はギリギリかな。

本来、21年に一軍帯同させたのが間違いで記事でも懸念を書いてましたが

挫折、早い方が良いです。

森にとって塞翁が馬になる事を期待してます。

 

そして森以上に厳しいのが柴田。

本当は二軍に落して自分づくりして欲しいのですが

与えられた打席数1は野手陣の中で最も少ないです。

守備固めなどで7試合(森は4試合、6打席)でていますが宮崎の休養試合で出るのは京田もしくは林。

伊藤光の6試合、森の4試合に序で試合でてなくかつ試合時間も少ない。

2022年まで準レギュラー扱いでしたが一気に立場苦しくなっています。

 

三浦監督、優しいとか聞きますが

21年以来厳しい起用法してまして選手の心を結構平気で折ります。

厳しい差配します。

その厳しさに耐える気概を求めてるかなぁ。

 

21年来闘将星野よりの監督さんと評している理由ですが

厳しさ必要な時期なのも事実なので柴田には頑張って欲しいです。