戦力読みをすると昨年ほどではないです。
参考記事
引用
2018年オフにラミレスを解任しておけばという想いが募りますが
来期以降どうなりますでしょうか?
まさにそんな状況になりつつあります。
後発記事で1番佐野、2番宮崎に関し雑感記事を書きますが今更感が拭えない部分もあり塩味覚えますがOJTするなら2019年からだったかもです。
この辺の知識の継承に関し横浜が後手後手を踏んでるのはキャンプにおける練習強度の迷走にも見てとれ
横浜の難しさを覚えてます。
三浦監督も苦慮(そういう事を言うなとも思う)しているようですが・・・
こういうチーム故に三浦監督に意思決定を集めるのは良い事とは考えます。
そしてこういうチーム故にラミレスでは無理でした。
解任しろと2018年オフに記事を書いてましたが
こういうチーム体質があるので横浜は優勝し難い環境にありました。
その環境をチーム三浦で間違いつつも、正している最中というのが私個人の認識です。
故に三浦には成績低迷しても長期にわたりチームを指導して欲しく安易に辞任して欲しくないと考えていて
最下位だった2021年に明言していた通りです。
三浦は横浜で唯一無二の監督です。
彼、以上の適性をもった監督は居ません。
そんな横浜ですが
MLBから加入したバウアー込みで22年と同程度❔の期待度でしょうか?
高齢化が進んだことで選手構成的に難しい時期になり始めています。
成功確率の高い大社のドラ2吉野に期待していましたが
コンディション不良で都市対抗野球に欠席したあたりから不安を覚え始め今現在の立ち位置をみるとどうもダメなようです。
昨年来のコンディション不良の延長線上に今があるように感じます。
ファーム再調整する事でコンディション戻るかもですが最後のご奉公でもある都市対抗に欠席するような状況です。
時間がかかるように感じています。
横浜DeNAが獲得した大卒社会人経由、ドラ4位以上で開幕一軍に居ない可能性が高いのは2012年指名のドラ4位赤堀、2015年ドラ4福地、2017年ドラ4斎藤以来となります。
引用
横浜DeNA以降の大卒社会人経由は
2012年ドラ3井納
2012年ドラ4赤堀
2012年ドラ5宮崎
2013年ドラ2平田
2013年ドラ4三上
2014年ドラ3倉本
2014年ドラ4福地
2015年ドラ4戸柱
2015年ドラ7野川
2016年ドラ8進藤
2017年ドラ2神里
2017年ドラ4斎藤俊介
2018年ドラ3大貫
2022年ドラ2吉野 4年ぶり
ドラフト3位以上に限ると極めて高い成功率を誇る横浜の大社経由のドラフトですが即戦力が期待されるが故に開幕メンバーに登録されてない場合は成功率が一気に低くなります。
開幕一軍に登録されず大成したのは宮崎ぐらいです。
後の首位打者なので例外事項とも言えますが大卒以上の野手にも言え開幕一軍に残ってる否やはポイントになります。
その点で現在、オープン戦で起用されているドラ3林は期待度も実力も高いんでしょうね。
この吉野が先発ローテから脱落しますとかなり痛い。
バウアーのチーム合流が5月以降のようです。
開幕序盤苦しそうな横浜です。
ドラフト前予想でも書いている通り
先発が手薄になり始めていた横浜です。
これ2019年以来ずっとでして即戦力を補充する必要があった横浜です。
原因は先発として期待されていた投手の総崩れ状態にあり京山、阪口らが現在一軍に居ないわけでして・・・
年齢的に彼らは吉野と同じです。
先発の穴を埋めるような立ち位置になっており厳しさを覚えます。
先発投手の格付けで言うと
今永29歳 A
大貫29歳 B-(肉離れ、復帰時期未定)
石田30歳 C+
濱口28歳 C+
平良27歳 C
東 27歳 C
上茶谷27歳C-
京山、阪口、吉野 D
先発メンバーの多く(ドラ1が上茶谷、ドラ3大貫)が2018年ドラフト以前です。
もう5年も過ぎてしまいました。
中継ぎが2014年ドラフトを最後に2019年伊勢まで一軍に補充されなかったと同様の様相を先発で示しており候補は昔と比べて多いですが
軸として期待しにくい感じです。
例外あるとはいえ一般的な投手の最盛期は25,6歳。
MLBでも活躍できると思う今永を例外とするなら石田も、濱口も難しい投手分類、年齢になり始めており配球で上手く対応している感じです。
昔は今永も、石田、濱口もえいやっ投手(今永の場合、球質も良くなっていてえいやっも出来ますが)でしたが時間とともに円熟味重ねています。
その円熟味の度合いをどう?みるかですが昨今の打者レベルのアップを鑑みるとイロイロ難しさ覚えます。
ゾーンで攻めろなどもあって濱口など四球率が22年に随分減りましたが年齢的な伸びしろは感じにくい状況になりつつあります。
Aがエース級。
沢村賞期待できる投手。
開幕前診断としては2016年山口以来の評価です。久しぶりです。
2017年の東でB+評価(開幕前、開幕後はAへ)でしたので今永の充実度を覚えます。
WARで+5.0勝を期待できます。
Bが一年通してローテを回れ規定投球回数を期待できる投手。WARで+3.0勝。
2016年の今永クラスが3.0~4.0勝。2017年の濱口が3.0勝弱。
C+がローテ級投手。 防御率4.00前後、WARで+2.0勝。
Cが準ずる投手でWARで+1.5勝
Dが+0.5勝ぐらいです。
大雑把に先発投手のみでみると横浜の戦力は+15.0勝ぐらい。
中継ぎで+6.0勝ぐらいとみると+21勝。
野手のWarを+15勝(球場補正の影響でマイナス評価大きいですが横浜球場の改造後の補正を鑑みると15勝ぐらい?)とすると計+36勝。
この+36勝はラミレス時代が記録していた平均的な数字です。
上手く戦力運用すれば勝率.500狙えてAクラスは伺えるけど優勝は。。。っというがバウアーを除く今の戦力評価です。(私個人のですよ)
但し、横浜球場のパーク補正が変化した事で今記録している数字は実態とかけ離れている可能性あります。
個人的に重視している得失点相関が強いチームOPSと被OPSでみた戦力推計でいうとざっくり+37、8勝と予測してはいます。
期待勝率 0.475ぐらいでしょうか?
これにバウアー含めて期待勝率5割を期待できるWAR+40勝ぐらい。
個人的な戦力読みで言うと圧倒的という位置づけではないです。
但し他も弱い。
他チームとの比較で図抜けた戦力を誇った3連覇した広島(WARで+50勝超え)さんや
丸や元横浜の山口などが居た2019年原巨人のようなチームがなく2021年以降戦力的に混戦が続いているセです。
21年以降、+45勝以上を記録したチーム不在なハズです。
そしてチームOPSでみても混戦でした。
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2021年
2022年
2022年引用
チームOPSの差分+0.006でヤクルトさんが優勝しちゃうような状況です。
昨季に引き続き混戦と言って良く新戦力次第でリーグの状況が大きく変わりそうです。
上位と下位で差がなく、かつチーム戦力上上位予想の阪神さんで監督交代があり旧来野球をすると思われる岡田監督が就任しました。
横浜をみて優勝とも言い難いのですが
他チームも順調さを欠いています。
高津監督が21年、22年に記録した戦力運用次第で横浜優勝するかもしれませんね。
その予兆が23年オープン戦で試している1番佐野、2番宮崎に見えます。
1番佐野はありましたが2番宮崎に漸く横浜着手していました。
もっと早くやっても良かったと感じる打順です。
2番は試合を動かす、動かせる打順です。
ここが機能しなかった結果、横浜の得点効率は大いに下がってましたが
平均並み(統計通り上振れなし)になるだけで+43ほどの効果が期待されます。
上振れすれば22年の成績(チームOPS)で+80点ほど増えます。
その為の仕掛けが1番佐野、2番宮崎になる事を期待します。
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