前記事で 選手育成のとして他球団の実例を
今回はで落合監督の選手起用の実際を
それぞれ示す事で、エクスキューズしたいと思います。
まず最初に落合中日の育成枠ですが、
ポスト福留後の右翼。
そして中堅です。
右翼は堂上兄、平田、野本が、
中堅は、藤井、大島が起用されています。
2008の傾向ですので、一過性でなく。
上記、5選手を中心に万遍(144/3=4050試合)なく使われていた感じです。
また、内野も、井端が度々、怪我していましたので、その代わりに、堂上弟が実質的なレギュラー(2010年)として起用されてもいます。
若手野手陣を使わなかったわけでなく使ってはいたようです。
というより、使わざる終えなかった面もあるのでしょうが・・・
また、谷繁も休養もかねて大事に、大事に使われています。
(Numberで、そうコメントしていました)
年間110試合程度を目安にして使われていましたので、そ
れなりに他の捕手もチャンスを貰っています。
→アライバや、和田、森野にも休養という形で選手を使っていれば良いのですが、そこは落合監督にも問題ありと思います。
最も、アライバの場合、怪我もあったので、強制、休養の面もありましたけど。
落合監督が実績上、大島以外にレギュラー野手を育てられなかったのは事実ですが、機会は十分あったとは思います。
ベテラン重視と言われているのは、森野と和田が絶不調だった2011年、この二人をなかなか外さなかった事、そして何より、次世代を担う野手が落合時代に出現しなかった事にあると思っています。
ところで、
常に優勝争いをしているチームとは不動のレギュラーがいるから優勝争いを出来るわけで、それを考えると、その不動のレギュラーを乗り越えるのは容易でなく、そのレギュラーの力が抜きんでているほど、そのチームの控え野手の経験不足は否めません。
巨人の場合、阿部選手(35)に代りうる控えが居ませんが、その控えがいない、経験を積ませなかったと声を大に批判する方、居ますでしょうか?
居ないですよね。
そういう事と思います。
*巨人の場合、選手構成的に次世代を担うだろう坂本、長野がいますので、基本、言われ難く、一方、中日は、やや心もとない。
そこが大きく違います。
違いますが、能力の高い選手の後継とは、そう言う面があるという点で紹介しています。
巨人ファンの方が大竹を獲得すると若手が起用されないと嘆いていましたが、生え抜きと言えど、抜きんでた選手が多いと、次世代を鍛える場が、どうしても減ってしまいます。
中日の場合、
谷繁、井端、荒木、森野、和田と控えの差が大きかったんだと思います。
逆に彼らがオールスター級であったからこそ、中日は安定して優勝争いが出来たんだと思います。
2012年に落合監督から高木監督にバトンタッチされましたが、
谷繁が134試合、森野が124、荒木129(怪我)、井端140、和田144試合。
2013年は
谷繁が130試合、森野も134、和田142、荒木105(怪我)、井端100(怪我)です。
谷繁の使い方が、落合時代以上だったことを考えると、落合監督以上にベテランに依存している面もありそうです。
何しろDHで谷繁を起用しているぐらいですので。(^_^;)
今年も井端、荒木が健在なら使われ続けたと思います。
2012年、森野が不調だった事もあり、世代交代をかねて試合出場数減らしていましたが、2013年、荒木の代わりに二塁として50試合も出場しています。
個人的には二塁で使うなよっとは思いますけどね。(^_^;)
尚、その森野が、ルナ(2.6)を除けば、2013年、中日で一番打撃成績がよく、全体でみても11位(RCWIN1.93)。
若手を使えばっと、言いにくい(立派な)成績です。
→全体5位ぐらいなら文句がでないのでしょうが、中日の場合、世代交代が急務なので、ベテランに頼っていると言われてしまいます。
森野を二塁で使った事とかをみますと、
代りとなりそうな人財、中日、少ないのかもしれません。
ファームや編成の方にも問題を感じてしまいます。
まぁ、なんにせよっ、次世代を担う野手が見当たらないのは、監督として8年指揮した以上、責任の一端がないというのは、妥当とは言えないと思います。