セ・リーグホーム成績と順位相関についての考察と雑感

サッカー程ではないが、一般に野球もホーム側が有利なスポーツではある。

理由として、

球場に慣れ親しんでいる

コンディションを整えやすい

等々考えられる。

MLBの場合、対戦数が少ない為、、両方が効きそうだが、同一リーグ内で対戦数の多いNPBではと言うよりが大きいと考えられる。

に関しては

被ホームランと監督(采配)に関しての雑感

にて説明しているが、コンディションと被ホームランに相関がある以上、他の能力にも影響があるわけで、

阪神が、甲子園開催に伴う死のロードで、大きく成績を下げるのも、止む無き面があるのは間違いない。

長期出張から帰ると、ほっと気が休まるが、

やはり自宅が一番、回復するのである。

以上より、ホームでの成績は被ホームランだけでなく、打率、防御率伴に、home側にアドバンテージがある場合がほとんどである。

以下、ヴィジター勝率と、ホーム勝率と順位の関係性を表したものである。

vsitor勝率と順位

home勝率と順位

ホーム勝率との比較で、ヴィジター勝率と順位はバラつきが大きく、グラフ傾きが緩やかに対し、ホーム成績は順位により直結し易い事で傾きがよりシャープであることが見てとれると思う。

また、home勝率の下限が4割前後にあるのに対し、vsitor勝率の下限は3割まである。

結果、順位でみるとhome勝率は右肩下がりのグラフが徐々になだらかになり、逆にvsitor勝率は順位が下がるほど、グラフの傾きがキツクなるようになっている。

home勝率の下限より、vsitorの下限が低いのは、単純にvsitorで勝ちがたいからであり、

最下位チームのvsitor成績が悪いのはの力が不足しているからである。

本来、より厳しい環境で勝っているのだから、自力上位としてvsitor勝敗の方が順位に、より相関が強くても良さそうなのだが、上位チームほど、vsitor成績との相関がなくなり、home勝率の良いチームが、上位に来ているようである。

これは、

横浜のように地の利を無視し、他の球場で相性の良い采配をしていた

チームの存在。

地力はあるのだが、ケースbyケースで采配が出来ず、負けてしまうチームがあるからである。

個人的に過去の成績をみると、采配云々は別にvsitorで成績が良いチームと言うのは、総合力で上回っているモノと感じている。

昨年のVitor成績で順位付けすると、

巨人vsitor勝率.543

阪神vsitor勝率.521

横浜vsitor勝率.507

中日vsitor勝率.500

広島vsitor勝率.500

ヤクルトvsitor勝率.348

という順位付けになる。

上記、数字を基に考えると、

昨年は、巨人、阪神のAクラスグループ vs CS争いの横浜、中日、広島、ぽっつんと離れてヤクルトという図式だったわけである。

が、実際の順位はホーム成績結果が優先されるので、ホーム成績の良い順に広島、中日、横浜・・・

尚、順位と相関の強いホーム勝率だが、

優勝するには

勝率6割以上

必要なようである。

2001年以降の優勝チームは総てホームで勝率6割以上を達成しており、まずは有利な条件で確実に勝てるチームが優勝しやすいようである。

また、

Aクラス入りするにはホーム勝率5割に準ずる成績が最低条件のようである。

過去5年間で、ホーム勝率5割を下回ってAクラス入りしたのは、去年の広島のみ、

むろん、理由があり、CSを争っていた横浜、中日のホーム成績が、広島のそれより、かなり低いからである。

(順位は絶対評価でなく相対評価であることの好例)

そして、4月21現在の勝敗とホーム成績は以下の通りである。

広島 13勝6敗 home勝敗 8勝2敗

阪神 13勝8敗 home勝敗 10勝2敗

巨人 12勝8敗 home勝敗 6勝3敗

中日 10勝10敗home勝敗 8勝4敗

ヤクルト 6勝13敗home勝敗 4勝4敗

横浜 5勝14敗home勝敗   2勝6敗

こうして見ると、横浜以外、ホームで堅実に戦っているようである。

ただ、ヤクルトに関しては戦力が基本足りないのか、昨年同様、vsitorで大幅負け越しを喫しており、まずは戦力整備がヤクルトの現実的な課題のようである。

セ現況分析総括で記述して通り、守備力の面で横浜、ヤクルトは問題を抱えている為、上位争いは厳しそうな感じでもある。

この守備力低下に伴う守りの破たん。

挽回に時間のかかる部分でもある。

どちらにしろ、上位に関しては、home成績順に順位が決まる傾向が強い為、一つの目安として着目してみると面白いとも思う。