我慢の采配の罪深さにつて 雑感

9/11 横浜ぺトリック 短観(予想)

にて、随分遅いコメント返信(すみませんでした)していて思いましたが、

我慢の采配の罪深さを覚えます。

良かれと思った事が、本人の為にならない場合があるですよね。

各ポジションの層にもよりますが、白崎と高城に関しては中途半端に起用されてしまった感はあります。

良く言う期待の若手使え論なのですが、その多くが失敗しているですよね。

横浜で言いますと、

筒香、梶谷、高城、白崎に関しては失敗だった部分もあったのではないかと評価しています。

起用するのは構いませんが、起用し過ぎでしょうか?

筒香、梶谷が一軍で成績挙げられるようになったのは時系列上、二軍で、その技術課題をクリアして以降です。

広島の堂林(2012年規定打席クリア)と彼らを並べて、その軌跡を説明しますが、

二軍降格が一番遅かった堂林が、今、一軍で活躍出来てない現状を思いますと、一軍の厳しさを覚えます。

期待先行で起用された上記四名の内、二軍降格が早い順に一軍で活躍したのが現実です。

筒香も、あのまま一軍で起用され続けていたら未だに打てなかったかもしれません。

また、一軍に相応しくない状態で高城が一番起用され続けたのですが、その功罪を思いますと、残念で仕方ないです。

戦力として私が認知したのは、2014年の序盤、第二捕手ですら奪われ掛けた状態から、その場を奪取した時です。

要は、それまで、高城は、それほど戦力となっていなかったわけです。

あれほど、一軍で起用(2013年前半戦の正捕手)されていたのにも関わらずにです。

高城の場合、思考が若すぎると言いますか、経験を咀嚼できるだけの力がなかった事(っと思っています)で、2012年、2013年と起用されてもリード面で進歩を覚えませんでしたが(最近は年々、違いを覚えるようにはなって来ています)、

それ以上に、

一軍で研鑽が向かないのは打撃です。

一軍の投手は、打撃を崩しにきます。

打撃技術が未熟過ぎますと、壊れて、直らないです。(瞬間的に活躍する選手)

今年、広島新井の調子を維持させる為に、石井コーチは、打撃を崩される可能性が高いと判断した投手と対戦する際、新井の先発を外したそうです。

勿論、休養も兼ねてでしょうが、

これ大ファインプレーだったかもしれません。

経験豊富で、打撃技術の固まった新井ですら、そういう状態なわけです。

当然、打撃技術が未成熟な選手ですと余計なんですよね。

引き出しがなく、確認も出来ない未成熟な選手ですと、調子が落ちたら、そのままになり易く、いつまでも打撃技術が上らないと錯覚するような選手になります。

守備力が買われ起用され続けている選手に多いですが、一軍は、育成に向かない場所とは思います。

あるレベルに達せられれば、倉本のように出場し続けても対応できるのですが、これが、また難しく、所謂、起用時というのがあるとは見ています。

その起用時を見誤ると思った以上に伸びないでしょうか?

去年、中日は右に課題を抱えていた福田の起用に、細心の注意を払い、大事に大事に起用して居ましたが、そう言う配慮が時に必要だと思っています。

ただ、起用すれば良いわけではないです。

その面で、高城の打撃における伸び悩みと、白崎の、もう一歩感はファン的には忸怩たる思いがありますが、是非、あの経験があったからこそ、今がある的に大成して欲しく、一ファンとして期待し続けたいと思っています。