戸柱の得点圏打率と、今は課題を覚える配球について

戸柱のホームラン、凄かったですね。

ストレート一本に絞っていたような打ち方でしたが見事でした。

まぁ、相手もストレートしか投げていませんでしたので(前の打者から)、その球で待つこと自体、別に不思議でもなんでもないです。

どちらかと言うと、オリックスバッテリーの若さも覚えた配球でもありました。

リーグが違うので黒木の傾向をあまり知りませんが、データで確認した所、配球の80%がストレートというタイプで、力で押してくるタイプのようです。

コース別被打率を見ますと、高めが凄い(ざらっと見て.050ぐらい)ですね。

逆に低目の方が被打率が高いです。

ストレートの空振り率、13%超えていますが(セで10%を超える投手、今年は居ないかもです。阪神の呉が10%、リーリフ時代の又吉で12%、ヤスアキの新人時代で6.5%です)、高めに浮きあがるようなストレートを、ビシバシ決めるのが、この投手の武器のようです。

一時の三嶋をスケールアップしたような被打率分布です。

このレベルの投手ですと、読んでも打てないかもです。

だから配球の80%がストレートになるわけです。

わかっていても打てない。

戸柱、須田で強気のアウトロー一辺倒(2016年の)と同様、相手を圧したような感じですが、それを打つのですからが大したもんです。

読み切った事に注目しがちですが、パの打者ですら手こずる直球を弾き返せてた事が凄いというか、あのスイングに、あの打球ですからね。

いやはや。

開幕前、故障した影響でスイングの状態が暫く良くなかったですが、あのスイングが出来るのならホームラン二桁打てそうにも感じました。

実に力強いスイングでした。

交流戦と言ますと、相手パワーピッチャー系のストレートに力負けするような自軍の打者のスイングにがっかりするケースが多かったですがスイングランキング(主観)で言いますと、横浜TOP5にランクインしそうな感じです。

統一球以降、当てる技術と同じぐらい力強いスイング(ラビットボール時代と違いボールが詰まり易いです。また、配球も如何に詰まらせるかに重点がおかれるようになってきています)が重要になってきていますが、

昨夜のスイングレベルで評価しますと、戸柱はセの捕手でトップクラスかもです。

横浜のチーム番付で言いますと、

筒香、ロペス、梶谷に次いでかもですね。

宮崎の完成された打撃と違って粗削りですが、スイングの力強さは重要です。

コンタクト技術も打席経験が増えれば上がっていくでしょうしね。

高城は、その面で大きなハンデを背負っていますが、集中的に選手を鍛えようとしているのは監督の起用全般における方針のようなものです。

二人で切磋琢磨して欲しく期待しています。

関連記事 2016年04月21日

他球団と比較した横浜の経験不足について雑感

尚、

筒香、梶谷らが流出せず、

戸柱の総打席数が15002000超えたあたりで、横浜のチーム力がピークを迎える予感がありますが、今回で、暫く記事を書くのをやめるつもりなので、その頃、気が向いたら、記事を書くかもです。

戸柱の総打席数が今、500ぐらいです。

2019年ぐらい、一つの目標になるような気がします。

チーム編成見ても、過剰に二遊間を抱えつつ、即戦力を補強している理由かもですね。

2016年10月23日

横浜 想定外ドラフトと、その意図について その影響の考察

当時書いた記事の想定通り、二軍の育成が、ままならないようですが、

編成もわかっていてやっています。

 

さて、

課題の配球についてですが、

戸柱の高い得点圏打率と裏表のような部分があります。

また、上から目線でとコメント言われるかもしれませんし、管理人さんの思い込みだけでしょっと言われるかもですが(具体的に反論願います。議論は歓迎ですが、具体論に乏しいので議論にならないです。)、

バッテリー側からみますと、守る際は、セフティーに。

打者は、チャレンジャー。

サッカーで言いますと、

GKや、DFがバッテリー。

FWが打者です。

関係性で言いますと、一回のミスが致命傷になり得る可能性があるのがGK・DF(バッテリー)。

一回のミスが致命傷にならず、一回の成功が大きいFW(打者)。

という関係性です。

GKはミスが許されないと揶揄されますが、FWはミスを取り返し易いです。

(捕手は打席に立てますので、ミスを打撃で取り返し易いですがGKは・・・)

得点圏でも10回に7回成功すれば、褒められるのが打者。

バッテリーは、その逆で、10回に7回成功しても、失敗となります。(数字的にも落第になるかと)

打者の場合、最大、3回空ぶる事が出来ます。

バッテリーの場合、2回空振りをとっても、一回当たると、ダメな場合があります。

リスクヘッジ上、打者はチャレンジし易く、バッテリーはし難いわけですね。

そんな当たり前の事を指摘したら、

惨めとコメントされ、そのコメントに多数支持が入っているわけです。

いやはや・・・

バッティングカウントと、ストライク先行では、打率が違いますが、それはチャレンジのし易さも影響しています。

ランナー出ると、多くの投手の被打率が上昇しますが、それはイロイロと制約が入るからです。

梶谷とか、その制約を読んで打つのが上手いですが、戸柱も上手いかもですね。

今年の戸柱を見て感じるのは、

昨年は手探り状態だったのが、今年は慣れもあり、攻守にわたりにチャレンジしているように見えます。

結果、攻めでは、そのチャレンジ精神が活き、守りでは、イタっにつながっています。

若手捕手の誰もが、通る道なのですが、

生来の気質なのか、短い期間に繰り返す。

負けず嫌いなんですかね。

倉本も、見てて、本当に負けず嫌いと感じますが、戸柱も同じ傾向を覚えます。

失敗しても、めげない選手って伸びる場合が多いです。

白崎が、今一つ、伸びないのは、倉本や戸柱に感じる鼻っ柱の強さのようなモノ。

気持ちの強さが足りない事が原因と感じる事はあります。

結果が怖い。

打てないかもしれない、三振するかもしてれない。

かもしれない。

そんな感じに白崎は見えます。

モノは良いのですが、自信がない。

一方、戸柱の場合は迷いのないスイング。思いっきりの良い打撃なわけです。

それに引き替え、守りの場合、

自動車運転ではないですが、

かもしれない運転が推奨され易いです。

思い込みによる運転の危険性 「だろう運転」から「かもしれない運転」へ

「多分、大丈夫だろう」と自分に都合よく考えて、一方的に安全だと思い込み運転することを、一般に「だろう運転」と呼んでいます。その結果、「まさか、そうなるとは思わなかった」というような、思わぬ出来事が起きることがあります。

最近、

戸柱と今永の序盤、球数が増え気味で、私のブログでも、ご不満のコメントを頂いてますが、

かもしれない配球をしますと、球数が増え易いです。

一方、だろう配球をしますと、テンポよく投げれますので、球数を少なめに出来ます。

この辺、一長一短、相手と、自軍投手の出来、試合展開次第なのですが、今の戸柱は「大丈夫だろう」が目立つ場合があります。

(もう既に一部、修正していますので基本的に減るものと予想。予想しているから伸び代として期待していると書いてます。)

戸柱の、思い込みの強い、強気のリードを当プログは批判していますが、普通は、もっと怖がるハズです。

ですが、彼は繰り返しています。

別の言い方で言いますと、かもしれないと思いつつ、チャレンジし続けているわけです。(結果、敗因の原因となる)

一方で、耐える配球もボチボチ、やり始めています。

(球数が多くなりますが)

2017年06月14日

LOB率で見た横浜の課題と、その伸び代について雑感

にて、

横浜のLOB率、このままで推移しないと見ています。

=横浜の伸び代と期待しています。

っと結んでいますが、

試行錯誤と、チャレンジを繰り返していますので、その成果を期待しています。

育成の年と割り切って、チャレンジさせ続けるのもありですが、そう言う年でもないですし、結果を求めつつ、上手く折り合いを付けてくれることを期待しています。

目に見えて成長しているのも知っていますので、だから、

2016年05月07日

こんな仕合せで良いんでしょうか? って思う私(横浜ファン)と、雑感 

っと書くわけですが、

その期待通りに成長しています。

ただ、あまり、やり過ぎないで欲しいですが、二年目の捕手の多くが、あちゃーするので、そう言うモノと言えば、そう言うモノかもしれませんね。

強いて、過去の前任者達と違うとしたら、

繰り返す事でしょうか?

ポジティブに受け取るなら、気持ちの強さを覚えますが、

最下位になるかもしれない戦力で耐える展開が多いにも関わらず、失点するとガッカリするわけです。

サッカーでも、非難轟々になりますが、そんな気持ちに近いですかね。

戸柱成長中です。

ところで、こういう気持ちの強さって、高城、どうなんでしょう?

失った場を、何度も奪い返した所に、気持ちの強さも覚えますが、戸柱や倉本のようなプロ向きな性格にも感じない時があります。

まぁ、二人とも成長していますので、期待したいと思っています。

っと書いていますが(様々な記事で)、

管理人さんが高城推しなのはよくわかりましたが、高城を褒めたいがために対抗馬の戸柱を無理矢理叩くのは惨めとしか言いようがないですよ。

是非、具体的に、どう?無理やり貶めているのか反論コメントを、お待ちしてます。

楽しみに、お待ちしていますよ。

戸柱の課題は時折みせる、だろう配球です。

経験不足の二年目の捕手が、どれだけ素晴らしいのか、ご高説を賜りたく期待してます。

私の野球観も変わるかもしれませんし、楽しみです。

戸柱を批判している、その論拠の何が、無理やりなのか、具体的に反論してください。

惨めと言われてまで、記事を書く気もないですし、バカバカしいですし、ウンザリ気味です。

高城が、どうして、あそこまで批判されるのか、気になって最近、スポナビ以外の記事も読んだのですが愕然としました。

横浜系全般のブログ論調を読んで以来、気持ちが荒んでいます。

そして、

惨めと糾弾されたコメントに多数の支持が入っていたのを見て、

今回の記事で、

ブログ更新は暫く止めます。

次書くとしたら、良化するモノと期待しているLOB率が、どうなったかで書くかもです。

書く気が残っていたらですが。。。

反論には、コメント返しますので大歓迎です。

返信コメント、時間かかるかもですが、是非、ヨロシク、お願いします。

追記

6/17 16:34

加賀と、戸柱の配球、面白かったと言うか、横浜の捕手、全体的にレベル上がっていますよね♪

加賀の状態、先日より良かったように感じましたが、外スラの状態、良くないかもですね。

ほとんど変化しなかったです。

外、いつ投げるのだろう?って感じでしたが、高城も戸柱も成長しています。

因みに、戸柱の配球に私慣れているので、全部読めました。

スライダーの状態も良くなかったですし、

相手の反応が、外を待っているような反応でしたので納得の形です。

打者の反応を見ていて、画面から読みやすい打者と、読みにくい打者いますが(宮崎とか、メンドクサイです。相手バッテリーが気の毒と感じる感じです。)

状態の良くない外スラを封印して、見事、抑えました。

上手く外を意識させて内で見逃し三振モドキ(手が出ないでなく、あって感じな見逃し。手が出ない見逃しは、良くあります。)、達成して居ましたので戸柱の成長もわかっていたのですが

参考記事 2017年05月07日

戸柱、高城の成長に目を細めつつ、野球を語る

戸柱も、良い感じに成長しています。

前回の見逃し三振モドキを達成した時ほど、ほぉーっとは思いませんでしたが、

これほど、充実した捕手陣、いつぐらいでしょ。

先々が楽しみです♪

尚、セですと、私同様、戸柱のリードに慣れていると思われる打者が阪神中心(福留、鳥谷・・・)にいますので、

過信は禁物です。

この辺も含め、成長過程です。

誰か、気が向いたら、その機微を書いてあげてください。

祝、白根、初ホームラン♪