京山のストレートについて
現在、大活躍中の京山です。
今日は選手個人にフォーカスして記事を書きます。
筒香の打撃でも良いのですが、あれモノになると凄いですよ。
寒気を覚えました。
本日の所持雑感は二本立てです。
さて、京山です。
彼の何が良いのでしょ?って言ったらストレートです。
動画みて違い分かりますかね。
ストレートの伸びが違います。
三上や阪神に移籍した尾中の速球が球速表示程威力がないのは失速気味だからです。
+タイミングを取り易いストレートなんですよね。
大谷の160キロのストレートでも空振り率10%前後です。
当たると飛びます。
ストレートの空振り率は最良で10%程度です。(全盛期の藤川は除外)
当たります。
そして人によっては飛ぶわけです。
それが京山の場合、今は詰まり易いです。
慣れると打たれる心配はありますが詰まり易いストレートでしょうか?
一軍昇格して来た進藤(横手は失速し易いです)と比較すると、えって、感じになるかもです。
球速表示の割に井納がパワーPに分類されないのもストレートの球質によります。
シュート回転して若干失速気味になりますかね。
ストレートは京山にとって武器となっています。
手元で伸びる感じです。
タイミングが合い難いです。
このストレートとスライダー、カット、チェンジアップ(変化球)らを上手く組み合わさる事でズレルわけです。
変化球の被打率が全般的に悪くスライダーとチェンジアップは4割前後打たれていますが代わりにストレートが効いています。
詰まってます。
特に速球系の変化球であるカットボールは詰まっています。
そりゃ、ズラされます。
被出塁率が.300。
WHIPも1.20と、まずまず出塁させながらも相手が打ちあぐねている理由です。
京山の奪三振率4.5と低い方です。
相手が打てると思って振りに行って詰まる。(球数が少ない理由)
そんな感じです。
LOB率90%(ランナーを返さない率)を超えていますが(^_^;)
上手く嶺井が使っています。
このズラス配球が嶺井、上手くなりました。
高城、嶺井らはランナー出しつつも粘り強い配球ができるようになってきています。
京山の場合、巨人上原に近い球質。
この手のストレート少ないです。
初見ですと苦戦し易いでしょうか?
ただ、このストレート、上原のように空振りをとれていません。
空振り率5%。
バットが当たっているのが懸念点でしょうか?
三振を奪いたいときに奪えるかも注目点です。
後はスタミナ。
今は70球ぐらいから怪しくなり始めます。
今後も登板をし続けるか注目です。
まぁ、空振りとれなくてもアウトになれば良いだけなので嶺井に期待します。
つらつらっと書きつらねましたが今の京山を評し捕手次第としている理由です。
なお、現時点で私がローテ級と評価している東の球質はパワーP。
私だけでなく皆さん思っていると思いますw
ランナーが出ること自体が難しいです。
左のパワーP菊池に近いです。
配球次第と東に関して私は評さないです。
力で見下させる力量があります。
この人を単独指名できた僥倖を一ファンとして喜びたい、そんな感じです。
京山との比較で完成度が違い過ぎます。
でも、面白いのは京山です。
未完成品って面白いです。